2015/05/19(火) - 09:15
安心と安全という2点からプロダクトの開発を行うドイツのABUS。ロックで広く知られている同社より、アーバンライドに似合うデザインの「Hyban」と「Urban-I v.2」という2種類のヘルメットが登場した。ドイツクオリティーの高い安全性と品質を持つヘルメットを紹介しよう。
ABUS Hyban
「安心と安全」をサイクリストに提供するABUSはロックのみならず、シティーライドにおいても安全性を確保して欲しいという想いからヘルメットもリリースしているブランドである。特に、アーバンライド用はヨーロッパにおいて高いシェアを獲得するほどの人気があるという。そんなヘルメットラインアップの中から2種類をピックアップして紹介する。
「Hyban」はカジュアルウェアに似合う有機的なデザインを採用するアーバンライド用のヘルメット。後頭部まで覆う衝撃吸収ライナーとアウターシェルによって構成される帽体は、欧州の厳格な安全基準CE EN1078をパスするほどの高いプロテクション性能を備えている。
落車時のダメージを最小限に抑えることに加えて、落車や交通事故を未然に防ぐための工夫が採用されていることも特徴である。後頭部に埋め込まれた赤色LEDライトとリフレクターによって、高い被視認性が確保され、夜間走行時の安全性が大幅に向上している。LEDライトの電源はコンビニなどで入手できるCR2032ボタン電池が採用されているため、電池切れの際に対処しやすい。
開口部が大きく取られたベンチレーションホールと風通しを向上させる溝によって通気性を確保。シェルとアジャスター、バックルに配されたパッドとあわせて、アーバンライドに適した快適性を備えた。乗車中でも操作を容易に行える大径ダイヤルを採用したアジャスターによって使い勝手も向上している。
ラインアップはPETROL、GREEN、 CONRETE GRAY、POLAR MATT、VELVET BLACKという5カラーだ。サイズはM(52~58cm)とL(58~62cm)2種類が揃い、PETROL、GREENにはMサイズのみが用意され、他3カラーは全てのサイズが用意されている。
帽体はやや楕円形状とされているが、丸型の典型的な日本人型の頭にもフィットする程のゆとりが確保されている。後頭部まで覆うシェルの形状をいざという時に後頭部をしっかりと守ってくれるはず。重量はMサイズで380gだが、ホールド力とフィット感に優れているため数値ほどの重さを感じられないという印象だ。価格は7,140円(税抜)だ。
ABUS Hyban
安全規格:CE EN1078
カラー(サイズ):CONRETE GRAY、POLAR MATT、VELVET BLACK(M、L)、PETROL、GREEN(M)
重量:380g(Mサイズ)
価格:7,140円(税抜)
ABUS Urban-I v.2
ABUSのヘルメットラインアップのなかで最も人気が高いUrban-Iに改良を施した「Urban-I V.2」。アウターシェルと内部の衝撃吸収ライナーを一体成型するインモールド構造とすることで、ヨーロッパの厳格な安全基準CE EN1078をクリアする保護性能を実現しているヘルメットだ。
上述したHyban同様、後頭部に赤色LEDライトとリフレクターを配すことで、被視認性を向上。夜間走行時に事故に巻き込まれる危険を低減している。電源もHybanと同じくコンビニなどで入手できるCR2032ボタン電池だ。
大型のダイヤルを備えるフィッティングアジャスターは乗車中も操作しやすく、ストラップに備え付けられたマグネット式のバックルは着脱が一般的なものよりも行いやすい。木の枝や日差しから顔を守るバイザーや虫の侵入を防ぐシェル一体式のフロントネットなども装備されている。
インナーシェルにはもちろん、アジャスター、バックルなど、ヘルメットと頭が接する箇所にパッドが備えられているため、ピッタリとしたフィット感を得られるつけ心地となる。パッドは全て取り外して洗濯可能となっており、ヘルメット内を清潔に保つことができるのもポイント。また、前後合わせて17つのベンチレーションホールと額部分の溝によって、常に新鮮な空気が取り込まれるため、ムレも少ないはずだ。
サイクルウェアから普段着まで様々な衣服との相性が良い丸みがかったデザインを採用するUrban-I V.2。カラーバリエーションは通勤通学でフォーマルな格好をするときに似合うシックなVELVET BLACK、CONRETE GRAY、PETROLという3種類。
加えてUrban-I V.2にはカジュアルな普段着やカラフルなサイクルウェアにぴったりなネオンカラーモデルもラインアップされている。バリエーションはNEON GREEN、NEON BLUE、NEON PINKという3種類で、ノーマルモデルとあわせて6色と豊富なラインアップだ。
サイズはM(52~58cm)、L(58~62cm)、XL(61~65cm)という3種類が揃うが、カラーによって用意されるサイズが異なっている。VELVET BLACKは3サイズ全て、NEON GREENとNEON BLUEはMとLの2サイズ、PETROLはLのみ、CONRETE GRAYとNEON PINKはMのみだ。
帽体は典型的な日本人頭にピタリとフィットする丸型とされている。特にアジアンフィットとされてはいないが、カブトのヘルメットが最適な編集部員が試着してみたところ額もパッドにしっかりと接触した。
肉厚なシェル、大型アジャスターを採用しているがMサイズの重量は250gと軽量に仕上げられている。また、実際に試着してみても、ホールド力とフィット感に優れているためか、全く重量を感じられなかった。アーバンライドでの使用はもちろん、本格的な長距離サイクリングにも充分に対応してくれるだろう。
ABUS Urban-I v.2
シェル:インモールド
安全規格:CE EN1078
カラー(サイズ):VELVET BLACK(M、L、XL)、CONRETE GRAY(M)、PETROL(L)
重量:250g(Mサイズ)、312g(Lサイズ、実測値)
価格:9,030円(税別)
ABUS Urban-I v.2 Neon
シェル:インモールド
安全規格:CE EN1078
カラー(サイズ):NEON GREEN、NEON BLUE(M、L)、NEON PINK(M)
重量:250g(Mサイズ)、312g(Lサイズ、実測値)
価格:9,030円(税別)
ABUS Hyban
「安心と安全」をサイクリストに提供するABUSはロックのみならず、シティーライドにおいても安全性を確保して欲しいという想いからヘルメットもリリースしているブランドである。特に、アーバンライド用はヨーロッパにおいて高いシェアを獲得するほどの人気があるという。そんなヘルメットラインアップの中から2種類をピックアップして紹介する。
「Hyban」はカジュアルウェアに似合う有機的なデザインを採用するアーバンライド用のヘルメット。後頭部まで覆う衝撃吸収ライナーとアウターシェルによって構成される帽体は、欧州の厳格な安全基準CE EN1078をパスするほどの高いプロテクション性能を備えている。
落車時のダメージを最小限に抑えることに加えて、落車や交通事故を未然に防ぐための工夫が採用されていることも特徴である。後頭部に埋め込まれた赤色LEDライトとリフレクターによって、高い被視認性が確保され、夜間走行時の安全性が大幅に向上している。LEDライトの電源はコンビニなどで入手できるCR2032ボタン電池が採用されているため、電池切れの際に対処しやすい。
開口部が大きく取られたベンチレーションホールと風通しを向上させる溝によって通気性を確保。シェルとアジャスター、バックルに配されたパッドとあわせて、アーバンライドに適した快適性を備えた。乗車中でも操作を容易に行える大径ダイヤルを採用したアジャスターによって使い勝手も向上している。
ラインアップはPETROL、GREEN、 CONRETE GRAY、POLAR MATT、VELVET BLACKという5カラーだ。サイズはM(52~58cm)とL(58~62cm)2種類が揃い、PETROL、GREENにはMサイズのみが用意され、他3カラーは全てのサイズが用意されている。
帽体はやや楕円形状とされているが、丸型の典型的な日本人型の頭にもフィットする程のゆとりが確保されている。後頭部まで覆うシェルの形状をいざという時に後頭部をしっかりと守ってくれるはず。重量はMサイズで380gだが、ホールド力とフィット感に優れているため数値ほどの重さを感じられないという印象だ。価格は7,140円(税抜)だ。
ABUS Hyban
安全規格:CE EN1078
カラー(サイズ):CONRETE GRAY、POLAR MATT、VELVET BLACK(M、L)、PETROL、GREEN(M)
重量:380g(Mサイズ)
価格:7,140円(税抜)
ABUS Urban-I v.2
ABUSのヘルメットラインアップのなかで最も人気が高いUrban-Iに改良を施した「Urban-I V.2」。アウターシェルと内部の衝撃吸収ライナーを一体成型するインモールド構造とすることで、ヨーロッパの厳格な安全基準CE EN1078をクリアする保護性能を実現しているヘルメットだ。
上述したHyban同様、後頭部に赤色LEDライトとリフレクターを配すことで、被視認性を向上。夜間走行時に事故に巻き込まれる危険を低減している。電源もHybanと同じくコンビニなどで入手できるCR2032ボタン電池だ。
大型のダイヤルを備えるフィッティングアジャスターは乗車中も操作しやすく、ストラップに備え付けられたマグネット式のバックルは着脱が一般的なものよりも行いやすい。木の枝や日差しから顔を守るバイザーや虫の侵入を防ぐシェル一体式のフロントネットなども装備されている。
インナーシェルにはもちろん、アジャスター、バックルなど、ヘルメットと頭が接する箇所にパッドが備えられているため、ピッタリとしたフィット感を得られるつけ心地となる。パッドは全て取り外して洗濯可能となっており、ヘルメット内を清潔に保つことができるのもポイント。また、前後合わせて17つのベンチレーションホールと額部分の溝によって、常に新鮮な空気が取り込まれるため、ムレも少ないはずだ。
サイクルウェアから普段着まで様々な衣服との相性が良い丸みがかったデザインを採用するUrban-I V.2。カラーバリエーションは通勤通学でフォーマルな格好をするときに似合うシックなVELVET BLACK、CONRETE GRAY、PETROLという3種類。
加えてUrban-I V.2にはカジュアルな普段着やカラフルなサイクルウェアにぴったりなネオンカラーモデルもラインアップされている。バリエーションはNEON GREEN、NEON BLUE、NEON PINKという3種類で、ノーマルモデルとあわせて6色と豊富なラインアップだ。
サイズはM(52~58cm)、L(58~62cm)、XL(61~65cm)という3種類が揃うが、カラーによって用意されるサイズが異なっている。VELVET BLACKは3サイズ全て、NEON GREENとNEON BLUEはMとLの2サイズ、PETROLはLのみ、CONRETE GRAYとNEON PINKはMのみだ。
帽体は典型的な日本人頭にピタリとフィットする丸型とされている。特にアジアンフィットとされてはいないが、カブトのヘルメットが最適な編集部員が試着してみたところ額もパッドにしっかりと接触した。
肉厚なシェル、大型アジャスターを採用しているがMサイズの重量は250gと軽量に仕上げられている。また、実際に試着してみても、ホールド力とフィット感に優れているためか、全く重量を感じられなかった。アーバンライドでの使用はもちろん、本格的な長距離サイクリングにも充分に対応してくれるだろう。
ABUS Urban-I v.2
シェル:インモールド
安全規格:CE EN1078
カラー(サイズ):VELVET BLACK(M、L、XL)、CONRETE GRAY(M)、PETROL(L)
重量:250g(Mサイズ)、312g(Lサイズ、実測値)
価格:9,030円(税別)
ABUS Urban-I v.2 Neon
シェル:インモールド
安全規格:CE EN1078
カラー(サイズ):NEON GREEN、NEON BLUE(M、L)、NEON PINK(M)
重量:250g(Mサイズ)、312g(Lサイズ、実測値)
価格:9,030円(税別)
リンク
Amazon.co.jp