2015/02/04(水) - 08:59
シリコン素材を生かしたさまざまなバイクアクセサリーを展開するTWO WHEEL COOL(トゥーホイールクール)。今回はその中から、この季節にぴったりのトゥーカバーをインプレッション。
シリコン素材を使用したライトやスマートフォンホルダー、バイクプロテクターといった、様々なアイテムをラインナップしているトゥーホイールクール。豊富なカラーバリエーションと、ユニークなプロダクトで人気を集めているオーストラリアのブランドだ。
今回インプレッションするのは、晩秋から春先にかけて活躍するであろうトゥーカバーだ。トゥーホイールクールの製品らしく、シリコン素材で成形されているトゥーカバーのインプレッションをお届けしよう。
一般的なトゥーカバーが防風性能をもった布で出来ているのに対して、シリコンで出来ているこの製品。箱から出すと、しっとりとしつつサラサラした手触りが気持ちいい。厚みは約1㎜ほどとなっており、しっかりと風を防いでくれそうな厚みを持っている。
シューズへの装着は、まずカバーを裏返してから被せていくと大分スムーズに行える。素材が厚すぎないのでシューズの形によくフィットし、カラーが似ているシューズであれば、遠目に見ればカバーを装着しているかわからないほどによく馴染む。布のカバーはどうしても厚ぼったくなってしまうが、このトゥーカバーであれば、すっきりとまとまるので冬場でもスタイルにこだわるサイクリストにとっては外せない逸品になりそうだ。
実走したシチュエーションは気温5度~10度程度の朝晩の通勤時。スニーカーでも少し冷気が通って、寒さを感じるような気温である。夏用レーサーシューズだと、通気口から入ってくる冷気のせいで5分もたたないうちに足先の感覚が無くなってくる程度。
シューズに装着し、いざ走りだしてまず感じたのがステップインのしやすさ。冬場にシューズカバーを着用するとクリート付近までカバーが覆ってしまい、ステップインがしずらくなったことがある人は少なくないはず。しかし、このトゥーカバーは開口部が大きく取られており、ペダルキャッチを邪魔することがない。細かいことではあるが、冬場のライドのストレスを一つ減らしてくれるのは間違いない。
一方で、これはシューズにもよるだろうが、ソール側の通気口を塞ぎきれない場合もある。そういった場合は、ソールの通気孔をビニールテープなどで塞げば完璧だ。対策が必要となる場合でも、ソール側への細工となるので、ルックスを損なうこともない。
テストに使用したシマノ SH-R321もソールの通気孔が露出していたので、穴をふさいで2週間ほど使ってみたところ、冷気の侵入はシャットアウトされており、つま先に冷たさを感じることはなかった。これはやはりシリコン素材の防風性能が高いことに起因するものだろう。一方で、トゥーカバーゆえに蒸れるということもなくシューズ内は非常に快適に保たれていた。
もっと気温が低くなれば、シューズカバーを上からかぶせてもよいだろう。ぴったりと靴にフィットするので、重ね履きしやすいのもメリットの一つだ。とはいえ、東京近郊であれば、よほど山奥に行かない限りこれ1枚で十分実用に耐えられると思われる。
後は気になるのは耐久性だが、1か月ほど使用してみた限りにおいては、ほぼ問題なし。シリコン素材にありがちな温度変化での断裂などといったトラブルも今のところない。ロード用シューズでの歩行距離程度であれば、十分に耐えてくれそうな丈夫さを感じさせてくれる。
見た目もよく、防風性も高く、使い勝手も良いトゥーホイールクールのトゥーカバー。カラー展開が豊富なのも魅力的だ。価格は2,500円(税抜)。ぜひ一度試してみてはいかがだろうか?
TWO WHEEL COOL トゥーキャップ
素 材:シリコーン
サイズ:S(23~25.5cm)、L(26~29cm)
カラー:ブラック、レッド、チェレステ、ローザ(ピンク)、ミスト(半透明)
※Sサイズはブラックとローザ(ピンク)のみ
価 格:2,500円(税抜)
text:Naoki.Yasuoka
シリコン素材を使用したライトやスマートフォンホルダー、バイクプロテクターといった、様々なアイテムをラインナップしているトゥーホイールクール。豊富なカラーバリエーションと、ユニークなプロダクトで人気を集めているオーストラリアのブランドだ。
今回インプレッションするのは、晩秋から春先にかけて活躍するであろうトゥーカバーだ。トゥーホイールクールの製品らしく、シリコン素材で成形されているトゥーカバーのインプレッションをお届けしよう。
一般的なトゥーカバーが防風性能をもった布で出来ているのに対して、シリコンで出来ているこの製品。箱から出すと、しっとりとしつつサラサラした手触りが気持ちいい。厚みは約1㎜ほどとなっており、しっかりと風を防いでくれそうな厚みを持っている。
シューズへの装着は、まずカバーを裏返してから被せていくと大分スムーズに行える。素材が厚すぎないのでシューズの形によくフィットし、カラーが似ているシューズであれば、遠目に見ればカバーを装着しているかわからないほどによく馴染む。布のカバーはどうしても厚ぼったくなってしまうが、このトゥーカバーであれば、すっきりとまとまるので冬場でもスタイルにこだわるサイクリストにとっては外せない逸品になりそうだ。
実走したシチュエーションは気温5度~10度程度の朝晩の通勤時。スニーカーでも少し冷気が通って、寒さを感じるような気温である。夏用レーサーシューズだと、通気口から入ってくる冷気のせいで5分もたたないうちに足先の感覚が無くなってくる程度。
シューズに装着し、いざ走りだしてまず感じたのがステップインのしやすさ。冬場にシューズカバーを着用するとクリート付近までカバーが覆ってしまい、ステップインがしずらくなったことがある人は少なくないはず。しかし、このトゥーカバーは開口部が大きく取られており、ペダルキャッチを邪魔することがない。細かいことではあるが、冬場のライドのストレスを一つ減らしてくれるのは間違いない。
一方で、これはシューズにもよるだろうが、ソール側の通気口を塞ぎきれない場合もある。そういった場合は、ソールの通気孔をビニールテープなどで塞げば完璧だ。対策が必要となる場合でも、ソール側への細工となるので、ルックスを損なうこともない。
テストに使用したシマノ SH-R321もソールの通気孔が露出していたので、穴をふさいで2週間ほど使ってみたところ、冷気の侵入はシャットアウトされており、つま先に冷たさを感じることはなかった。これはやはりシリコン素材の防風性能が高いことに起因するものだろう。一方で、トゥーカバーゆえに蒸れるということもなくシューズ内は非常に快適に保たれていた。
もっと気温が低くなれば、シューズカバーを上からかぶせてもよいだろう。ぴったりと靴にフィットするので、重ね履きしやすいのもメリットの一つだ。とはいえ、東京近郊であれば、よほど山奥に行かない限りこれ1枚で十分実用に耐えられると思われる。
後は気になるのは耐久性だが、1か月ほど使用してみた限りにおいては、ほぼ問題なし。シリコン素材にありがちな温度変化での断裂などといったトラブルも今のところない。ロード用シューズでの歩行距離程度であれば、十分に耐えてくれそうな丈夫さを感じさせてくれる。
見た目もよく、防風性も高く、使い勝手も良いトゥーホイールクールのトゥーカバー。カラー展開が豊富なのも魅力的だ。価格は2,500円(税抜)。ぜひ一度試してみてはいかがだろうか?
TWO WHEEL COOL トゥーキャップ
素 材:シリコーン
サイズ:S(23~25.5cm)、L(26~29cm)
カラー:ブラック、レッド、チェレステ、ローザ(ピンク)、ミスト(半透明)
※Sサイズはブラックとローザ(ピンク)のみ
価 格:2,500円(税抜)
text:Naoki.Yasuoka
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