2013/08/14(水) - 09:48
8月3日(土)・4日(日)の2日間に渡って、国内トップ選手によるクリテリウムや協賛・出展ブースでの試乗会などビギナーから上級者まで誰もが楽しめるイベント「お台場サイクルフェスティバル」が開催された。両日共に真夏らしくグングンと気温が上がる中、来場者は約35,000人を数えた。
舞台となったのはフジテレビやダイバーシティなどの大型施設の足元、東京都港区台場のお台場海浜公園。お台場サイクルフェスティバルは、フジテレビが開催するお馴染みの屋外イベント「お台場合衆国」のサテライトイベントとして2011年に初めて開催され、今年で3回目の開催となる。都心での開催とあって、各方面からアクセスしやすいため、多くのサイクリストや自転車ファンが集まった。そして普段の自転車イベントとは異なる華やかさを感じることが出来た。
今年のお台場サイクルフェスティバルのテーマは「楽しくなければ自転車じゃない!」だ。これは、お台場合衆国のテーマ「楽しくなければお台場じゃない!冒険しなけりゃ夏じゃない!」に掛けたものだ。そんなコンセプト通り、会場はレースや催し物を楽しむ来場者で埋め尽くされた。
トッププロに強豪大学生、海外チームが火花を散らした「湾岸クリテリウム」
海沿いに位置するシンボルプロムナード公園内に設置された1周800mのコースを駆け抜ける「湾岸クリテリウム」。初日は大学生によるシリーズ戦であるロードレースカップシリーズと、それに付随する国内トップ女子のレースが行われた。
続く2日目はチーム右京や宇都宮ブリッツェンを招いてのエキシビションレースが行われ、他のレースとは一味違うレベルのスピードレースが繰り広げられた。今年Jプロツアーレースから外れてしまった湾岸クリテリウムだが、途中アタック合戦が繰り広げられたりとレース内容は決して見劣りしていなかった。
2020年のオリンピック招致を狙う意味もこめた本イベントには、国際交流の名の下にニュージーランドから6名の選手達が来日。女子選手4名のうち、2名はロンドンオリンピックのトラック競技で入賞している強豪選手。初日の学生クリテリウムから2日目のエキシビション、そしてタイムトライアルにも参加し大きな注目を集めていた。スタッフやチーム監督も含めて全員初来日とあって、レース後にはダイバーシティでショッピングをしたり、ガンダムと記念撮影をしたり東京観光を楽しんでいたようだ。
ガールズケイリン、今中大介、団長、チャリン娘に挑め!「三輪車ケイリングランプリ&ゴールドスプリント」
今年度より新設された三輪車ケイリングランプリは数回に渡って開催。今中大介さんや安田大サーカス団長、女性ユニットの”ちゃりん娘”をガールズケイリンの選手が迎え撃つこのイベントも多くの観客を集めた。使用した三輪車がピストの様にペダルと車輪が直結していたため、参加者の皆さんはその扱いに大苦戦。そんな中実力を見せたガールズケイリンの選手は物凄いケイデンスで各レースで圧勝。その鍛えられた太ももに、今中さんも団長もビックリ!した様子だった。
日本各地のサイクルイベントで開催される「バーチャル自転車体感レース」のゴールドスプリント。3本ローラーに固定されたピストで、仮想の333mバンクを走るこのアトラクションにも多くの観客が集まった。テレビ取材用のデモンストレーションで参加したガールズケイリンの白井選手は驚愕のもがきで17秒台でゴール。この様子を見てた湾岸クリテ参加大学生も「これは絶対に負ける」とポソリ。
サイクルロードレースの実況でおなじみの白戸太朗さんは、一緒に司会を務めたフジテレビ宮澤智アナウンサーと対決した。もちろん、白戸さんがこの勝負を制したものの、タイムは「弟子」の団長に負けるというハプニングの発生に辺りは笑いに包まれた。加えて、CW編集部の山本と磯部も挑戦。二人とも炎天下で会場中を駆け回った状態でもがいた結果は、それぞれ20秒05と19秒00で下剋上ならず、残念っ。
ニューモデル、憧れのバイクとパーツが目白押しのメーカーブースと試乗会
「自転車のお悩み解決コーナー」と題して、自転車やホイール、タイヤ、パーツ、ケミカル、アパレルを取り扱う20以上のメーカーや代理店を集めた出展ブース。憧れの高級ロードバイクや2014年の新モデルがずらり勢揃いしていた。自転車に関する生の情報を聞けるとあって、多くの来場者が足を止めていた。
そして、湾岸クリテリウムの合間にはコースを使用した試乗会を開催。各社のハイエンドモデルやTTバイクなど普段では中々乗る機会が少ないバイクが多く用意されており、試乗した方は思う存分にその性能を体感することが出来たようだ。また、キッズライダー向けの三輪車やランニングバイクのストライダーも用意されており、キッズはもとより親御さんも真剣な表情で購入を検討していた。
試乗会と同時にクリテリウムのコース上ではイオンバイクの主催で、MTBトライアル競技の第1人者である“オカッピー”こと岡村周治さんによるトライアルショーと子供自転車教室が開催された。トライアルショーでは高さ80cmの台にバニーホップで飛び乗るなど、圧巻のパフォーマンスに集まった観客のみなさんもビックリ。
その他、ペダルを漕いで発電する「自家発電カキ氷」などのブース、トークショーや新企画の愛車自慢「俺チャリグランプリ」&ジャージ自慢「お台場チームウェアコレクション」などのステージイベントはどれも大盛り上がり。イベントやクリテリウム目当ての方も、初めて自転車に興味を持った方も思い思いに楽しめたイベントとなったことでしょう。
text&photo:Yuya.Yamamoto, So.Isobe
舞台となったのはフジテレビやダイバーシティなどの大型施設の足元、東京都港区台場のお台場海浜公園。お台場サイクルフェスティバルは、フジテレビが開催するお馴染みの屋外イベント「お台場合衆国」のサテライトイベントとして2011年に初めて開催され、今年で3回目の開催となる。都心での開催とあって、各方面からアクセスしやすいため、多くのサイクリストや自転車ファンが集まった。そして普段の自転車イベントとは異なる華やかさを感じることが出来た。
今年のお台場サイクルフェスティバルのテーマは「楽しくなければ自転車じゃない!」だ。これは、お台場合衆国のテーマ「楽しくなければお台場じゃない!冒険しなけりゃ夏じゃない!」に掛けたものだ。そんなコンセプト通り、会場はレースや催し物を楽しむ来場者で埋め尽くされた。
トッププロに強豪大学生、海外チームが火花を散らした「湾岸クリテリウム」
海沿いに位置するシンボルプロムナード公園内に設置された1周800mのコースを駆け抜ける「湾岸クリテリウム」。初日は大学生によるシリーズ戦であるロードレースカップシリーズと、それに付随する国内トップ女子のレースが行われた。
続く2日目はチーム右京や宇都宮ブリッツェンを招いてのエキシビションレースが行われ、他のレースとは一味違うレベルのスピードレースが繰り広げられた。今年Jプロツアーレースから外れてしまった湾岸クリテリウムだが、途中アタック合戦が繰り広げられたりとレース内容は決して見劣りしていなかった。
2020年のオリンピック招致を狙う意味もこめた本イベントには、国際交流の名の下にニュージーランドから6名の選手達が来日。女子選手4名のうち、2名はロンドンオリンピックのトラック競技で入賞している強豪選手。初日の学生クリテリウムから2日目のエキシビション、そしてタイムトライアルにも参加し大きな注目を集めていた。スタッフやチーム監督も含めて全員初来日とあって、レース後にはダイバーシティでショッピングをしたり、ガンダムと記念撮影をしたり東京観光を楽しんでいたようだ。
ガールズケイリン、今中大介、団長、チャリン娘に挑め!「三輪車ケイリングランプリ&ゴールドスプリント」
今年度より新設された三輪車ケイリングランプリは数回に渡って開催。今中大介さんや安田大サーカス団長、女性ユニットの”ちゃりん娘”をガールズケイリンの選手が迎え撃つこのイベントも多くの観客を集めた。使用した三輪車がピストの様にペダルと車輪が直結していたため、参加者の皆さんはその扱いに大苦戦。そんな中実力を見せたガールズケイリンの選手は物凄いケイデンスで各レースで圧勝。その鍛えられた太ももに、今中さんも団長もビックリ!した様子だった。
日本各地のサイクルイベントで開催される「バーチャル自転車体感レース」のゴールドスプリント。3本ローラーに固定されたピストで、仮想の333mバンクを走るこのアトラクションにも多くの観客が集まった。テレビ取材用のデモンストレーションで参加したガールズケイリンの白井選手は驚愕のもがきで17秒台でゴール。この様子を見てた湾岸クリテ参加大学生も「これは絶対に負ける」とポソリ。
サイクルロードレースの実況でおなじみの白戸太朗さんは、一緒に司会を務めたフジテレビ宮澤智アナウンサーと対決した。もちろん、白戸さんがこの勝負を制したものの、タイムは「弟子」の団長に負けるというハプニングの発生に辺りは笑いに包まれた。加えて、CW編集部の山本と磯部も挑戦。二人とも炎天下で会場中を駆け回った状態でもがいた結果は、それぞれ20秒05と19秒00で下剋上ならず、残念っ。
ニューモデル、憧れのバイクとパーツが目白押しのメーカーブースと試乗会
「自転車のお悩み解決コーナー」と題して、自転車やホイール、タイヤ、パーツ、ケミカル、アパレルを取り扱う20以上のメーカーや代理店を集めた出展ブース。憧れの高級ロードバイクや2014年の新モデルがずらり勢揃いしていた。自転車に関する生の情報を聞けるとあって、多くの来場者が足を止めていた。
そして、湾岸クリテリウムの合間にはコースを使用した試乗会を開催。各社のハイエンドモデルやTTバイクなど普段では中々乗る機会が少ないバイクが多く用意されており、試乗した方は思う存分にその性能を体感することが出来たようだ。また、キッズライダー向けの三輪車やランニングバイクのストライダーも用意されており、キッズはもとより親御さんも真剣な表情で購入を検討していた。
試乗会と同時にクリテリウムのコース上ではイオンバイクの主催で、MTBトライアル競技の第1人者である“オカッピー”こと岡村周治さんによるトライアルショーと子供自転車教室が開催された。トライアルショーでは高さ80cmの台にバニーホップで飛び乗るなど、圧巻のパフォーマンスに集まった観客のみなさんもビックリ。
その他、ペダルを漕いで発電する「自家発電カキ氷」などのブース、トークショーや新企画の愛車自慢「俺チャリグランプリ」&ジャージ自慢「お台場チームウェアコレクション」などのステージイベントはどれも大盛り上がり。イベントやクリテリウム目当ての方も、初めて自転車に興味を持った方も思い思いに楽しめたイベントとなったことでしょう。
text&photo:Yuya.Yamamoto, So.Isobe
Amazon.co.jp