2013/07/18(木) - 09:53
今年も10月5、6日の2日間、岩手県陸前高田市周辺を舞台にした三陸エリアの復興支援サイクリングイベント「ツール・ド・三陸 サイクリングチャレンジ 2013 in りくぜんたかた」が開催される。都内で行われた発表会の模様と合わせ、大会の概要をお伝えする。
かつて20年に渡って「南三陸サイクルロード・りくぜんたかた」が開催されていた地、岩手県の陸前高田市。2011年の3月11日に起こった東日本大震災で、大きな被害を受けたこの地を舞台とするサイクリングイベント、「ツール・ド・三陸 サイクリングチャレンジ2013 in りくぜんたかた」の開催が発表された。
本イベントの開催は昨年に続いて2年連続2回目のこと(昨年参加レポートはこちら)。東日本大震災によって甚大な被害を被った東北地方・三陸エリアの復興町づくりを環境に優しい自転車イベントを開催することで応援し、地域振興と広域観光の推進をサポートしていく目的を持つ。陸前高田になお残る豊かな自然と復興中のまちを感じることが最大の目的であり、ロードレーサーなどのスポーツサイクルのみならず、折りたたみ自転車やシティサイクルなどでも気軽に参加ができる。
コースは約40kmを走る「健脚コース」と約18kmを走る「ファミリーコース」の2つが用意され、それぞれサイクリングリーダーが案内役を務めるグループごとに青い海と緑豊かな自然が魅力の三陸の地を走る。健脚コースの途中にある「黒崎温泉」にはエイドステーションが設けられ、三陸の海と山の幸を楽しむことができるという。リアス式海岸に突き出たアップダウンに富む広田半島のコースも魅力的だ。5日土曜日は前日受付や前日際が行われる。
7月8日に東京都内で行われた記者発表会には陸前高田市の戸羽太市長や、グッド・チャリズム宣言プロジェクトリーダーで元F1ドライバーの片山右京さん、当日はホストライダーを務めるモデルの日向涼子さんらが出席し、参加への呼びかけを行った。
第1回開催となった昨年は、北海道から九州まで、全国から老若男女合わせ約400名が参加。今年も多くの企業や団体、著名人が大会をサポートすることが発表され、日向さんや片山右京氏をはじめ、フリーキャスターでタレントの山田玲奈さん、そして特別名誉ライダーとしてツール・ド・フランス3勝を飾ったグレッグ・レモン氏の来日が決定しているという。そして当日はサポートライダーとしてTeam UKYOの選手たちが伴走を努めてくれる。
グレッグ・レモン氏からの応援メッセージ
東日本大震災で被災された皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
私は、アメリカでTV番組を通してこの震災を知り、非常に驚き、そして心を痛めていました。
そんな中、甚大な被害がでた陸前高田市において、復興間もない公道をコースにした「ツールド三陸」があるのを知りました。日本中からサイクリストが三陸に集まり、毎年の復興を応援するというこのサイクルイベントに非常に共感し、大会の参加を決意しました。
私の出場が、被災地の方々を勇気づけ、「ツールド三陸」が日本はもとより、世界中のサイクリストに知られる大会になることを切に願っています。
今年は昨年から大会規模をよりパワーアップさせ、募集人数は計800名を予定している。大会へのエントリーは既に開始されており、スポーツエントリーから申し込みができる。ファミリーコースは3,000円、健脚コースは8,000円。ツール・ド・三陸のオフィシャルツアーはホノルルセンチュリーライドなどのサイクリングイベント参加ツアーを多く手がけるトップツアーが担当する。ツアーの発売開始は7月23日からの予定だ。
ツール・ド・三陸 サイクリングチャレンジ 2013 in りくぜんたかた
開催日程:2013年10月5日(土)~6日(日)
5日(土):大会受付、前日祭
6日(日):走行イベント 、子供自転車教室
開催場所:岩手県陸前高田市内及び周辺 コース
スタート&ゴール会場:陸前高田市立第一中学校 仮設グランド (陸前高田市高田町大石1-1他3筆)
→会場までのアクセスはこちらをご覧ください。
参加種目 「健脚コース」(約40km)、「ファミリーコース」(約18km)※コースは延長の可能性あり。
参加者数 800名予定(健脚コース 700名、ファミリーコース100名)
※上記以外にサイクリングリーダーなどスタッフ約200名
参加費用 健脚コース 8,000円、 ファミリーコース 3,000円
※エントリー手数料別途(健脚400円、ファミリー200円)
かつて20年に渡って「南三陸サイクルロード・りくぜんたかた」が開催されていた地、岩手県の陸前高田市。2011年の3月11日に起こった東日本大震災で、大きな被害を受けたこの地を舞台とするサイクリングイベント、「ツール・ド・三陸 サイクリングチャレンジ2013 in りくぜんたかた」の開催が発表された。
本イベントの開催は昨年に続いて2年連続2回目のこと(昨年参加レポートはこちら)。東日本大震災によって甚大な被害を被った東北地方・三陸エリアの復興町づくりを環境に優しい自転車イベントを開催することで応援し、地域振興と広域観光の推進をサポートしていく目的を持つ。陸前高田になお残る豊かな自然と復興中のまちを感じることが最大の目的であり、ロードレーサーなどのスポーツサイクルのみならず、折りたたみ自転車やシティサイクルなどでも気軽に参加ができる。
コースは約40kmを走る「健脚コース」と約18kmを走る「ファミリーコース」の2つが用意され、それぞれサイクリングリーダーが案内役を務めるグループごとに青い海と緑豊かな自然が魅力の三陸の地を走る。健脚コースの途中にある「黒崎温泉」にはエイドステーションが設けられ、三陸の海と山の幸を楽しむことができるという。リアス式海岸に突き出たアップダウンに富む広田半島のコースも魅力的だ。5日土曜日は前日受付や前日際が行われる。
7月8日に東京都内で行われた記者発表会には陸前高田市の戸羽太市長や、グッド・チャリズム宣言プロジェクトリーダーで元F1ドライバーの片山右京さん、当日はホストライダーを務めるモデルの日向涼子さんらが出席し、参加への呼びかけを行った。
第1回開催となった昨年は、北海道から九州まで、全国から老若男女合わせ約400名が参加。今年も多くの企業や団体、著名人が大会をサポートすることが発表され、日向さんや片山右京氏をはじめ、フリーキャスターでタレントの山田玲奈さん、そして特別名誉ライダーとしてツール・ド・フランス3勝を飾ったグレッグ・レモン氏の来日が決定しているという。そして当日はサポートライダーとしてTeam UKYOの選手たちが伴走を努めてくれる。
グレッグ・レモン氏からの応援メッセージ
東日本大震災で被災された皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
私は、アメリカでTV番組を通してこの震災を知り、非常に驚き、そして心を痛めていました。
そんな中、甚大な被害がでた陸前高田市において、復興間もない公道をコースにした「ツールド三陸」があるのを知りました。日本中からサイクリストが三陸に集まり、毎年の復興を応援するというこのサイクルイベントに非常に共感し、大会の参加を決意しました。
私の出場が、被災地の方々を勇気づけ、「ツールド三陸」が日本はもとより、世界中のサイクリストに知られる大会になることを切に願っています。
今年は昨年から大会規模をよりパワーアップさせ、募集人数は計800名を予定している。大会へのエントリーは既に開始されており、スポーツエントリーから申し込みができる。ファミリーコースは3,000円、健脚コースは8,000円。ツール・ド・三陸のオフィシャルツアーはホノルルセンチュリーライドなどのサイクリングイベント参加ツアーを多く手がけるトップツアーが担当する。ツアーの発売開始は7月23日からの予定だ。
ツール・ド・三陸 サイクリングチャレンジ 2013 in りくぜんたかた
開催日程:2013年10月5日(土)~6日(日)
5日(土):大会受付、前日祭
6日(日):走行イベント 、子供自転車教室
開催場所:岩手県陸前高田市内及び周辺 コース
スタート&ゴール会場:陸前高田市立第一中学校 仮設グランド (陸前高田市高田町大石1-1他3筆)
→会場までのアクセスはこちらをご覧ください。
参加種目 「健脚コース」(約40km)、「ファミリーコース」(約18km)※コースは延長の可能性あり。
参加者数 800名予定(健脚コース 700名、ファミリーコース100名)
※上記以外にサイクリングリーダーなどスタッフ約200名
参加費用 健脚コース 8,000円、 ファミリーコース 3,000円
※エントリー手数料別途(健脚400円、ファミリー200円)
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