2009/05/30(土) - 09:05
最後の難関山岳ステージ、ヴェスヴィオ山頂ゴールを制したサストレ。その後方ではディルーカとメンショフのマリアローザをかけたバトルが展開されていた。メンショフを振り落とせなかったディルーカだが、ボーナスタイムを獲得したことで18秒差にまで迫った。
笑顔でシャンパンを開けるカルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ) photo:Kei Tsuji
2つ勝てたのは素晴らしい。でも僕のジロのゴールはもっとこれ以上のものだった。
僕はブロックハウス(第17ステージのゴール)でディルーカがアタックしたときに着いていけないというミスを犯した。もう僕はローマの表彰台に上れない。だから今日は「チームの3勝目だ」という思いで走っていた。
チームは2人の重要な仲間を失っていた。ブロックハウスで落車したフィリップ・ダイグナン(アイルランド)と、ヴォロディミール・グストフ(ウクライナ)だ。でもチームにとっての3勝目を挙げられたのはハッピーだ。彼らが僕に力とをくれる。
アタックしたのは限界まで出し尽くしたかったから。バッソを振り落とすのは簡単じゃなかった。今日はレースラジオ(インカム)の調子が良くてタイム差が良く把握できた。僕は40秒差をつけていた。ペッリツォッティも強かったね。
去年のラルプデュエズ('08ツール・ド・フランスでのステージ優勝)のようじゃなかったね。あのときは1km走る毎にライバルたちに数秒差を稼げた。今日はライバルたちの強さを感じていた。上っている間中ずっと苦しかった。
今年の僕の最初の目標はジロ。2番目にツールだ。ジロの後休みをとって回復してツールに向かうよ。ジロでそうしたように。
舌を出して苦しむデニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク) photo:Kei Tsuji
最初のステージからディルーカが勝つ準備ができていたのが明らかだった。(リードを持ってからは)ディルーカについていくことが重要だった。そしてアタックされたとき、ついていくことができた。
状況は今完璧だ。リードを保っているし、いいパフォーマンスが出せることを見せることができた。ナンバーワンのゴールを目指すよ。
ディルーカからタイムを失いたくなかった。ボーナスタイムは重要じゃなかった。ディルーカはリズムを狂わせるのがうまかった。でも幸いなことに僕の身体は彼のアタックに反応することができた。
リラックスしなきゃいけないと思う。でもリラックスできない。落ち着かなきゃ。首位にいるのはいつもいいものだ。調子がいいからいいタイムトライアルができるだろう。落ち着いているし、自信がある。でもまだジロに勝ったとはいえない。終わるまで待ちたい。
ヴェスヴィオ山頂へ向けてテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げるダニーロ・ディルーカ(イタリア、LPRブレークス)とデニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク) photo:CorVos
メンショフは良くやった。とにかく僕は勝つために彼を引き離そうと闘った。彼を苦しめた。でも彼が苦しんだとき、僕も苦しんでいた。メンショフと同じく僕も限界だったんだ。僕らはイコールだった。引き分けだ。
ジロの終盤になると、体力はいつもと同じじゃなくなる。タイムトライアルでは全てを出す。メンショフは有利だろう。でもその日まで分からない。
明日のゴールは上り坂で僕向きだ。明日は勝つ、もしくは前でスプリントできるようにしたいね。
上りでできることはすべてやった。ぼくらは良く守った。表彰台の座は必ず守りたいよ。
落車したランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)/左端 image:RaiTVステージ19が終わった。タフなヴェスヴィオを上る、タフなステージだった。チームは強いしリーヴァイも前にいる。
ちょっと落車した。でもひどくない。お尻と膝の打撲。今度は救急車に乗らずに済んだよ!!!
※Twitter(ツィッター):ネット上に「つぶやき」を投稿し合うコミュニケーション・サービス。携帯電話で書き込む簡易ブログやチャットに似た機能をもつサービス。
アームストロングのログは https://twitter.com/lancearmstrong
text:綾野 真、辻 啓
photo:辻 啓,CorVos
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カルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム)
2つ勝てたのは素晴らしい。でも僕のジロのゴールはもっとこれ以上のものだった。
僕はブロックハウス(第17ステージのゴール)でディルーカがアタックしたときに着いていけないというミスを犯した。もう僕はローマの表彰台に上れない。だから今日は「チームの3勝目だ」という思いで走っていた。
チームは2人の重要な仲間を失っていた。ブロックハウスで落車したフィリップ・ダイグナン(アイルランド)と、ヴォロディミール・グストフ(ウクライナ)だ。でもチームにとっての3勝目を挙げられたのはハッピーだ。彼らが僕に力とをくれる。
アタックしたのは限界まで出し尽くしたかったから。バッソを振り落とすのは簡単じゃなかった。今日はレースラジオ(インカム)の調子が良くてタイム差が良く把握できた。僕は40秒差をつけていた。ペッリツォッティも強かったね。
去年のラルプデュエズ('08ツール・ド・フランスでのステージ優勝)のようじゃなかったね。あのときは1km走る毎にライバルたちに数秒差を稼げた。今日はライバルたちの強さを感じていた。上っている間中ずっと苦しかった。
今年の僕の最初の目標はジロ。2番目にツールだ。ジロの後休みをとって回復してツールに向かうよ。ジロでそうしたように。
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デニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)
最初のステージからディルーカが勝つ準備ができていたのが明らかだった。(リードを持ってからは)ディルーカについていくことが重要だった。そしてアタックされたとき、ついていくことができた。
状況は今完璧だ。リードを保っているし、いいパフォーマンスが出せることを見せることができた。ナンバーワンのゴールを目指すよ。
ディルーカからタイムを失いたくなかった。ボーナスタイムは重要じゃなかった。ディルーカはリズムを狂わせるのがうまかった。でも幸いなことに僕の身体は彼のアタックに反応することができた。
リラックスしなきゃいけないと思う。でもリラックスできない。落ち着かなきゃ。首位にいるのはいつもいいものだ。調子がいいからいいタイムトライアルができるだろう。落ち着いているし、自信がある。でもまだジロに勝ったとはいえない。終わるまで待ちたい。
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ダニーロ・ディルーカ(イタリア、LPRブレークス)
メンショフは良くやった。とにかく僕は勝つために彼を引き離そうと闘った。彼を苦しめた。でも彼が苦しんだとき、僕も苦しんでいた。メンショフと同じく僕も限界だったんだ。僕らはイコールだった。引き分けだ。
ジロの終盤になると、体力はいつもと同じじゃなくなる。タイムトライアルでは全てを出す。メンショフは有利だろう。でもその日まで分からない。
明日のゴールは上り坂で僕向きだ。明日は勝つ、もしくは前でスプリントできるようにしたいね。
フランコ・ペッリツォッティ(イタリア、リクイガス)
上りでできることはすべてやった。ぼくらは良く守った。表彰台の座は必ず守りたいよ。
ランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)on Twitter※
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ちょっと落車した。でもひどくない。お尻と膝の打撲。今度は救急車に乗らずに済んだよ!!!
※Twitter(ツィッター):ネット上に「つぶやき」を投稿し合うコミュニケーション・サービス。携帯電話で書き込む簡易ブログやチャットに似た機能をもつサービス。
アームストロングのログは https://twitter.com/lancearmstrong
text:綾野 真、辻 啓
photo:辻 啓,CorVos