2012/03/24(土) - 01:53
北九州メディアドームで3月22日から行われている高校選抜大会。先のアジア選手権で活躍した選手らが上位で活躍するレースに。とりわけ3km個人追抜きでは、14年間破られなかった内田慶の大会記録が伊藤和輝(東京、昭和第一学園)によって塗り替えられた。
平成23年度最終の全国大会である高校選抜大会。3月22日から25日まで、トラックは北九州メディアドーム(400m)で、ロードは熊本県山鹿市で行われる。
高体連登録の高校1年と2年が参加、そして女子種目もあるのが特徴。昨年は開催されず2年ぶりの大会に。
初日の22日は予選種目が行われ、3km個人追抜きで伊藤和輝(東京、昭和第一学園)が3分33秒659の選抜大会記録を樹立。これは1998年の選抜大会で内田慶(当時作新学院高)が出した3分36秒998を3秒以上縮める好記録だ。 鈴木康平(静岡、星陵)も大会記録を更新して予選2位に。
2日目の23日は決勝5種目が行われた。
スプリントは予選から1/4決勝まで行われ、ベスト4が決まった。予選の200mFTTトップタイム11秒099を出した佐伯亮輔(鳥取、倉吉西)は順調に勝ち進んでいる。
女子2km個人追抜
予選上位4人で順位決定戦が行われ、江藤里佳子(大分、別府商)が優勝。
1位 江藤里佳子(大分、別府商)2分42秒831(予選時)
2位 細田愛未(埼玉、川越工)2分43秒465(予選時)
3位 柳本愛奈(山梨、笛吹)2分43秒886
4位 元砂七夕美(奈良、榛生昇陽)2分43秒733(以下予選時)
5位 山本レナ(京都、北桑田)2分44秒514
男子3km個人追抜
予選トップタイムで大会新を出した伊藤和輝(東京、昭和第一学園)が優勝。
1位 伊藤和輝(東京、昭和第一学園)3分33秒659 (以下すべて予選時)
2位 鈴木康平(静岡、星陵)3分36秒310
3位 渡邊翔太郎(岐阜、岐南工)3分40秒083
4位 今西亮太(奈良、榛生昇陽)3分41秒350
5位 徳田優(京都、北桑田)3分41秒482
6位 廣瀬元輝(福井、春江工)3分42秒057
7位 吉田悠人(栃木、作新学院)3分42秒364
8位 原井博斗(福岡、祐誠)3分43秒408
ポイントレース
予選を勝ち抜いた24名による60周24kmのレース。中盤までは得点が分散。後半に西村大輝(東京、昭和第一学園)と小林泰正(群馬、高崎工)の2人が抜け出して逃げ続け得点を重ねる。この2人はポイント周回では競わず交互に加点し、ゴール勝負で決着をつける意思を見せる。小林1点リードで迎えたゴール、西村の加速に小林が追い上げたがわずかに届かず西村が優勝。
1位 西村大輝(東京、昭和第一学園)25点
2位 小林泰正(群馬、高崎工)24点
3位 岡本隼(和歌山、和歌山北)11点
4位 片桐善也(新潟、吉田)10点
5位 海老本拓也(広島、崇徳)7点
6位 安原大生(奈良、榛生昇陽)7点
7位 小橋勇利(愛媛、松山工)6点
8位 佐々木堅次(福島、白川実)6点
男子スクラッチ
予選を勝ち抜いた20名による8kmのレース。序盤から逃げができるがすべて吸収されて最終周回へ。靏良生(福岡、祐誠)が先行して優勝。
1位 靏良生(福岡、祐誠)11分01秒34
2位 矢羽々正臣(岩手、紫波総合)
3位 小菅裕麻(山梨、笛吹)
4位 児玉勇一(埼玉、小松原)
5位 大坂栄貴(秋田、大曲農)
6位 青野将大(香川、高松工芸)
7位 吉田拓矢(茨城、取手一)
8位 森口寛己(和歌山、和歌山北)
女子スクラッチ
予選を勝ち抜いた12名6kmのレース。中盤から山本レナ(京都、北桑田)と中嶋綺砂(三重、暁)の2人が逃げて周回を重ね、結局逃げ切って山本が優勝。
1位 山本レナ(京都、北桑田)8分44秒86
2位 中嶋綺砂(三重、暁)
3位 小川美咲(静岡、伊豆総合)
4位 元砂七夕美(奈良、榛生昇陽)
5位 細田愛未(埼玉、川越工)
photo&text:高木秀彰
平成23年度最終の全国大会である高校選抜大会。3月22日から25日まで、トラックは北九州メディアドーム(400m)で、ロードは熊本県山鹿市で行われる。
高体連登録の高校1年と2年が参加、そして女子種目もあるのが特徴。昨年は開催されず2年ぶりの大会に。
初日の22日は予選種目が行われ、3km個人追抜きで伊藤和輝(東京、昭和第一学園)が3分33秒659の選抜大会記録を樹立。これは1998年の選抜大会で内田慶(当時作新学院高)が出した3分36秒998を3秒以上縮める好記録だ。 鈴木康平(静岡、星陵)も大会記録を更新して予選2位に。
2日目の23日は決勝5種目が行われた。
スプリントは予選から1/4決勝まで行われ、ベスト4が決まった。予選の200mFTTトップタイム11秒099を出した佐伯亮輔(鳥取、倉吉西)は順調に勝ち進んでいる。
女子2km個人追抜
予選上位4人で順位決定戦が行われ、江藤里佳子(大分、別府商)が優勝。
1位 江藤里佳子(大分、別府商)2分42秒831(予選時)
2位 細田愛未(埼玉、川越工)2分43秒465(予選時)
3位 柳本愛奈(山梨、笛吹)2分43秒886
4位 元砂七夕美(奈良、榛生昇陽)2分43秒733(以下予選時)
5位 山本レナ(京都、北桑田)2分44秒514
男子3km個人追抜
予選トップタイムで大会新を出した伊藤和輝(東京、昭和第一学園)が優勝。
1位 伊藤和輝(東京、昭和第一学園)3分33秒659 (以下すべて予選時)
2位 鈴木康平(静岡、星陵)3分36秒310
3位 渡邊翔太郎(岐阜、岐南工)3分40秒083
4位 今西亮太(奈良、榛生昇陽)3分41秒350
5位 徳田優(京都、北桑田)3分41秒482
6位 廣瀬元輝(福井、春江工)3分42秒057
7位 吉田悠人(栃木、作新学院)3分42秒364
8位 原井博斗(福岡、祐誠)3分43秒408
ポイントレース
予選を勝ち抜いた24名による60周24kmのレース。中盤までは得点が分散。後半に西村大輝(東京、昭和第一学園)と小林泰正(群馬、高崎工)の2人が抜け出して逃げ続け得点を重ねる。この2人はポイント周回では競わず交互に加点し、ゴール勝負で決着をつける意思を見せる。小林1点リードで迎えたゴール、西村の加速に小林が追い上げたがわずかに届かず西村が優勝。
1位 西村大輝(東京、昭和第一学園)25点
2位 小林泰正(群馬、高崎工)24点
3位 岡本隼(和歌山、和歌山北)11点
4位 片桐善也(新潟、吉田)10点
5位 海老本拓也(広島、崇徳)7点
6位 安原大生(奈良、榛生昇陽)7点
7位 小橋勇利(愛媛、松山工)6点
8位 佐々木堅次(福島、白川実)6点
男子スクラッチ
予選を勝ち抜いた20名による8kmのレース。序盤から逃げができるがすべて吸収されて最終周回へ。靏良生(福岡、祐誠)が先行して優勝。
1位 靏良生(福岡、祐誠)11分01秒34
2位 矢羽々正臣(岩手、紫波総合)
3位 小菅裕麻(山梨、笛吹)
4位 児玉勇一(埼玉、小松原)
5位 大坂栄貴(秋田、大曲農)
6位 青野将大(香川、高松工芸)
7位 吉田拓矢(茨城、取手一)
8位 森口寛己(和歌山、和歌山北)
女子スクラッチ
予選を勝ち抜いた12名6kmのレース。中盤から山本レナ(京都、北桑田)と中嶋綺砂(三重、暁)の2人が逃げて周回を重ね、結局逃げ切って山本が優勝。
1位 山本レナ(京都、北桑田)8分44秒86
2位 中嶋綺砂(三重、暁)
3位 小川美咲(静岡、伊豆総合)
4位 元砂七夕美(奈良、榛生昇陽)
5位 細田愛未(埼玉、川越工)
photo&text:高木秀彰
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