2012/02/08(水) - 19:06
今週末の11日(土曜)、東京・お台場海浜公園でCYCLO CROSS TOKYOが開催される。初開催の大会ながら海外・国内招待選手も充実し、観戦するにも絶好の大会になっている。大会の概要を改めて紹介しよう。
豪華な顔ぶれが揃う海外・国内招待選手たち
CYCLO CROSS TOKYOには世界選手権やワールドカップで活躍する海外招待選手の来日が決まっている。アメリカのスター選手であるティモシー・ジョンソンらキャノンデール・ワールドチームのメンバーを始め、トップクラスの選手が来日。対する国内招待選手も全日本チャンピオンの竹之内 悠をはじめ有力選手が勢ぞろいする。
海外招待選手(男子)
ティモシー・ジョンソン(アメリカ、キャノンデールpbシクロクロスワールド.com)
1977年生まれ、34歳のベテラン選手。99年のU23シクロクロス世界選手権で3位に入り、アメリカへ初のメダルをもたらす。以降、アメリカのシクロクロスシーンを常にリードし続けている。
泥、雪、ウェットなどタフコンディションのコースを得意とし、北米のトップカテゴリーで常に上位に入る。2008年にはアメリカナショナル選手権を制し、ジャージの腕部分にはその証しであるユナイテッドストライプが入る。
エリート、U23、ジュニア3つのカテゴリーで6度の全米チャンピオンに輝く華々しい戦績をもつ全米ナンバーワンのトップライダー。
<主な戦歴>
1999年 世界シクロクロス選手権・U23 3位
2009年 全米シクロクロス選手権・エリート 1位
2010年 世界シクロクロス選手権・エリート 14位
2012年 全米シクロクロス選手権・エリート 5位
クリスチャン・ホイレ(スイス、キャノンデールpbシクロクロスワールド)
スイスでは国内選手権を何度も制しているシクロクロスの第一人者。今年の世界選手権ベルギー・コクサイデ大会では25位相当(トップからマイナス1周回でタイムアウト)と、今回の参加メンバー中最高位で走っている。
2004年にはロード選手として来日しており、ツアー・オブ・ジャパンで総合2位になっている。
<戦歴>
2010年 世界シクロクロス選手権・エリート 7位
2011年 スイス国内選手権・エリート 1位
2011年 世界シクロクロス選手権・エリート 9位
2012年 スイス国内選手権・エリート 3位
ジェイミー・ドリスコル(アメリカ、キャノンデールpbシクロクロスワールド)
1986年11月11日生まれ。2008年には全米選手権のエリートクラスで2位となる。2010年のシクロクロス世界選手権チェコ・タボール大会では19位の成績を残す。
ロードでは2009年にロックレーシングに所属。2010年からはジェイミス・サッターホームで走る。
<戦歴>
2008年 全米シクロクロス選手権・エリート 2位
2010年 世界シクロクロス選手権・エリート 19位
2011年 世界シクロクロス選手権・エリート 27位
2012年 全米シクロクロス選手権・エリート 7位
ベン・ベルデン(ベルギー、Ops Ale-Stoemper)
腕のタトゥーがアイコンのベルギー出身の36歳のベテラン選手。BMXやMTBをルーツとし、93年にシクロクロスに転向。96年にU23ベルギーナショナル選手権を制して以降、14年間に渡って数多くの勝利を収めている。今シーズンはアメリカに活躍の舞台を移して活躍中だ。
<戦歴>
1996年 ベルギー国内選手権・U23 1位
2003年 ベルギー国内選手権・エリート 3位
2011年 シクロクロス・ヘンダーソンビレ 1位
2011年 シクロクロス・ロサンゼルス 2位
バリー・ウィックス(アメリカ、コナシクロクロスチーム)
コナのファクトリーチームに所属するバリー・ウィックスは1981年生まれの30歳。北米を舞台に活躍する選手だ。MTBクロスカントリーのエリートライダーでもある。BMXにも積極的に取り組んでいる。
2008年の関西シクロクロスに来日・出場し、辻浦圭一に次いで2位となる。日本をテーマに世界で販売されたDVD"Cyclo Cross Meeting"に出演。日本人たちと共演した。
<戦歴>
2008年 関西シクロクロス 2位
2010年 全米シクロクロス選手権・エリート 6位
2012年 シクロクロスカップ・シカゴ 5位
2012年 全米シクロクロス選手権・エリート 15位
海外招待選手(女子)
荻島美香
オランダ在住の荻島美香は、海外枠として来日する。1999年に全日本シクロクロス選手権で優勝。2011年シクロクロス世界選手権の21位は史上最高位。2011年にはシクロクロス・マスターズ世界選手権40~49歳の部で優勝し、ブルーのアルカンシェルを着る2児のママ。
今大会ではライトウェイプロダクツジャパンのサポートを受け、シクロクロス講座も担当してくれる。
<戦歴>
1999年 全日本シクロクロス選手権 1位
2000年 シクロクロス世界選手権 23位
2001年 シクロクロス世界選手権 21位
2011年 UCIシクロクロス世界マスターズ選手権 優勝
国内招待選手
国内招待選手は全日本選手権での上位選手から招待している。
2011-2012シーズンの全日本選手権で辻浦圭一とのデットヒートを制して念願のシクロクロス全日本チャンピオンとなった竹之内悠(Team Eurasia-Fondriest bikes)。そして昨シーズンまでの全日本選手権において9連覇を達成した、日本シクロクロス界の第一人者辻浦圭一(チームブリヂストン・アンカー)。
竹之内と辻浦は今年の世界選手権ベルギー・コクサイデ大会では45・46位相当(トップからマイナス5周回でタイムアウト)だ。リザルト上からは来日メンバーに対して非常に苦戦を強いられると予想される。なお、男女とも3位までの入賞者には賞金(男子優勝25万円・女子優勝10万円)が出る。
<男子>
・竹之内悠 (Team Eurasia-Fondriest bikes)
・辻浦圭一 (チームブリヂストン・アンカー)
・小坂光 (TeamZENKO/ブラウブリッツェン)
・小坂正則 (スワコレーシング)
・山本和弘 (キャノンデール・レーシングチーム)
・丸山厚 (MASSA-FOCUS-SUPER B)
<女子>
・豊岡英子 (パナソニックレディース)
・宮内佐季子 (CLUBviento)
・福本千佳 (クラブシルベスト/同志社大学)
※バリー・ウィックスはパスポート期限切れのため来日取りやめになりました。代わりにポートランドからエリック・トンキンが来日します。福本千佳は大学の都合で出場がキャンセルとなりました。
荻島美香のシクロクロス講座を開催
海外招待選手として来日する荻島美香がシクロクロス講座を開催する。
講座はエンデューロレースの時間に選手招集場所付近で行われ、初級講座と中級講座がそれぞれ30分間行われる。主催はライトウェイプロダクツジャパン。
「"砂地獄"の走りが勝敗を分ける」 コース攻略法
by 須藤大輔(シクロクロス東京実行委員会 コースディレクター)
スタートは舗装路。公園なので道路のアスファルトとは若干違う。グレーチングなどもあり、ウエット時やスタートダッシュ時には十分な注意が必要だ。
スタートレーン道幅は約5メートルほど。150mほどで最初のシケインがある。幅は4メートル、高さは40cmを予定している。
シケイン後は左に曲がりながらすぐに短い階段に入るので、シケイン前から担ぎに入るか、自転車を持ち上げて通過するか、最速かつロスのない方法を選択しよう。
階段を過ぎると、60メートル先に2つめのシケインがある。直線の舗装路上にあるのでバニーホップで超えるのもひとつの手段だがリスクは大きい。このシケインのあとから森の中のシングルトラックとなる。後半に出てくる単調な砂浜と対象的に、小さい登り・降りや迷路のような区間となる。大きな根っこや段差はないが、滑りやすいので注意が必要だ。
森を抜けると視界が開けて公園の広場に出る。広場の出口は40cm程度の登り段差がある。タイミングをはかってスムーズに自転車を持ち上げよう。
段差を超えると、第2シングルトラックへ。段差のあと、再乗車、次は逆バンクの右カーブ。うまくクリアできないとその後の登り区間のスピードに影響する。
傾斜地のスイッチバックを抜けると、砂浜にでる。海に向かって大きめの右カーブ。ここで脚をついてしまうと再乗車は難しい。ただし砂浜区間はかなりの距離があるので、長時間の押しや担ぎはスタミナを奪う。そこで降車したとしても、できるだけ乗車でクリアできるように冷静に再乗車できる硬い路面を探そう。
コースの突き当たりを進み、砂浜上でUターンする。復路の砂浜は、波打ち際の砂の締まったラインを狙えれば100パーセント乗車できるはずだ。脚力自慢のパワー系ライダーはここでタイムアップを図るとよい。
ピット前は砂浜の登りとなる。自転車を交換する選手はピットレーンへ進もう。ピットを過ぎると、再び公園の広場に出る。短い階段と段差をこえるとゴールまでは約100メートル。道幅も狭いのでスプリントは先行有利となるだろう。
・機材のポイント
アウターギヤは46T以下が使いやすいと思う。ダブルなら44T×32など。シングルなら42Tくらいが使いやすい。
舗装路は短いので、50Tなどの大きいアウターは不要だと考える。大きな登りはないので、インナーを使わずに走れるようなフリーのギヤを選択するとよいだろう。そのためリアは12~30T、もしくは12~34Tあたりとなるだろう。
タイヤはできるだけ太いものを低圧で使うと良いだろう。クロスチューブラーなら2気圧~3気圧で、技術と体重に応じて調整しよう。クリンチャーなら少し空気圧を高めにして、リム打ちパンクを防ごう。
なお、ピットは1ケ所なのでパンクなどのトラブルは致命的。しっかり試走してベストの空気圧を調整しよう。
観戦はもちろん無料 音楽を聞きながらビールやワイン片手にスポーツショーを楽しもう!
シクロクロス東京の観戦はもちろん無料だ。当日はDJブースが登場し、3人のDJたちが音楽で会場を盛り上げる。
シクロクロスの本場ベルギーや、この大会がモデルとしたアメリカのクロスベガスではビールを飲みながら観戦するのがスタイル。
当日はスポンサーの日本ビール株式会社による出店があり、ミラービールをはじめ、ベルギーやオランダのビール、そして国産のノンアルコールビールまで購入することができる。
お台場海浜公園内のマリンハウス1階のカフェ『ODAIBA EHUKAI BEACH(外部リンク)』では、大会用に特別に用意されたホットワインを楽しむことができる。
また、大会ロゴをあしらったカウベルやジャケット、キャップなどの大会オリジナルグッズは会場ブースにて販売される。いずれも数量限定なので手に入れたい人は会場についたらまず購入したい。
豪華な顔ぶれが揃う海外・国内招待選手たち
CYCLO CROSS TOKYOには世界選手権やワールドカップで活躍する海外招待選手の来日が決まっている。アメリカのスター選手であるティモシー・ジョンソンらキャノンデール・ワールドチームのメンバーを始め、トップクラスの選手が来日。対する国内招待選手も全日本チャンピオンの竹之内 悠をはじめ有力選手が勢ぞろいする。
海外招待選手(男子)
ティモシー・ジョンソン(アメリカ、キャノンデールpbシクロクロスワールド.com)
1977年生まれ、34歳のベテラン選手。99年のU23シクロクロス世界選手権で3位に入り、アメリカへ初のメダルをもたらす。以降、アメリカのシクロクロスシーンを常にリードし続けている。
泥、雪、ウェットなどタフコンディションのコースを得意とし、北米のトップカテゴリーで常に上位に入る。2008年にはアメリカナショナル選手権を制し、ジャージの腕部分にはその証しであるユナイテッドストライプが入る。
エリート、U23、ジュニア3つのカテゴリーで6度の全米チャンピオンに輝く華々しい戦績をもつ全米ナンバーワンのトップライダー。
<主な戦歴>
1999年 世界シクロクロス選手権・U23 3位
2009年 全米シクロクロス選手権・エリート 1位
2010年 世界シクロクロス選手権・エリート 14位
2012年 全米シクロクロス選手権・エリート 5位
クリスチャン・ホイレ(スイス、キャノンデールpbシクロクロスワールド)
スイスでは国内選手権を何度も制しているシクロクロスの第一人者。今年の世界選手権ベルギー・コクサイデ大会では25位相当(トップからマイナス1周回でタイムアウト)と、今回の参加メンバー中最高位で走っている。
2004年にはロード選手として来日しており、ツアー・オブ・ジャパンで総合2位になっている。
<戦歴>
2010年 世界シクロクロス選手権・エリート 7位
2011年 スイス国内選手権・エリート 1位
2011年 世界シクロクロス選手権・エリート 9位
2012年 スイス国内選手権・エリート 3位
ジェイミー・ドリスコル(アメリカ、キャノンデールpbシクロクロスワールド)
1986年11月11日生まれ。2008年には全米選手権のエリートクラスで2位となる。2010年のシクロクロス世界選手権チェコ・タボール大会では19位の成績を残す。
ロードでは2009年にロックレーシングに所属。2010年からはジェイミス・サッターホームで走る。
<戦歴>
2008年 全米シクロクロス選手権・エリート 2位
2010年 世界シクロクロス選手権・エリート 19位
2011年 世界シクロクロス選手権・エリート 27位
2012年 全米シクロクロス選手権・エリート 7位
ベン・ベルデン(ベルギー、Ops Ale-Stoemper)
腕のタトゥーがアイコンのベルギー出身の36歳のベテラン選手。BMXやMTBをルーツとし、93年にシクロクロスに転向。96年にU23ベルギーナショナル選手権を制して以降、14年間に渡って数多くの勝利を収めている。今シーズンはアメリカに活躍の舞台を移して活躍中だ。
<戦歴>
1996年 ベルギー国内選手権・U23 1位
2003年 ベルギー国内選手権・エリート 3位
2011年 シクロクロス・ヘンダーソンビレ 1位
2011年 シクロクロス・ロサンゼルス 2位
バリー・ウィックス(アメリカ、コナシクロクロスチーム)
コナのファクトリーチームに所属するバリー・ウィックスは1981年生まれの30歳。北米を舞台に活躍する選手だ。MTBクロスカントリーのエリートライダーでもある。BMXにも積極的に取り組んでいる。
2008年の関西シクロクロスに来日・出場し、辻浦圭一に次いで2位となる。日本をテーマに世界で販売されたDVD"Cyclo Cross Meeting"に出演。日本人たちと共演した。
<戦歴>
2008年 関西シクロクロス 2位
2010年 全米シクロクロス選手権・エリート 6位
2012年 シクロクロスカップ・シカゴ 5位
2012年 全米シクロクロス選手権・エリート 15位
海外招待選手(女子)
荻島美香
オランダ在住の荻島美香は、海外枠として来日する。1999年に全日本シクロクロス選手権で優勝。2011年シクロクロス世界選手権の21位は史上最高位。2011年にはシクロクロス・マスターズ世界選手権40~49歳の部で優勝し、ブルーのアルカンシェルを着る2児のママ。
今大会ではライトウェイプロダクツジャパンのサポートを受け、シクロクロス講座も担当してくれる。
<戦歴>
1999年 全日本シクロクロス選手権 1位
2000年 シクロクロス世界選手権 23位
2001年 シクロクロス世界選手権 21位
2011年 UCIシクロクロス世界マスターズ選手権 優勝
国内招待選手
国内招待選手は全日本選手権での上位選手から招待している。
2011-2012シーズンの全日本選手権で辻浦圭一とのデットヒートを制して念願のシクロクロス全日本チャンピオンとなった竹之内悠(Team Eurasia-Fondriest bikes)。そして昨シーズンまでの全日本選手権において9連覇を達成した、日本シクロクロス界の第一人者辻浦圭一(チームブリヂストン・アンカー)。
竹之内と辻浦は今年の世界選手権ベルギー・コクサイデ大会では45・46位相当(トップからマイナス5周回でタイムアウト)だ。リザルト上からは来日メンバーに対して非常に苦戦を強いられると予想される。なお、男女とも3位までの入賞者には賞金(男子優勝25万円・女子優勝10万円)が出る。
<男子>
・竹之内悠 (Team Eurasia-Fondriest bikes)
・辻浦圭一 (チームブリヂストン・アンカー)
・小坂光 (TeamZENKO/ブラウブリッツェン)
・小坂正則 (スワコレーシング)
・山本和弘 (キャノンデール・レーシングチーム)
・丸山厚 (MASSA-FOCUS-SUPER B)
<女子>
・豊岡英子 (パナソニックレディース)
・宮内佐季子 (CLUBviento)
・福本千佳 (クラブシルベスト/同志社大学)
※バリー・ウィックスはパスポート期限切れのため来日取りやめになりました。代わりにポートランドからエリック・トンキンが来日します。福本千佳は大学の都合で出場がキャンセルとなりました。
荻島美香のシクロクロス講座を開催
海外招待選手として来日する荻島美香がシクロクロス講座を開催する。
講座はエンデューロレースの時間に選手招集場所付近で行われ、初級講座と中級講座がそれぞれ30分間行われる。主催はライトウェイプロダクツジャパン。
「"砂地獄"の走りが勝敗を分ける」 コース攻略法
by 須藤大輔(シクロクロス東京実行委員会 コースディレクター)
スタートは舗装路。公園なので道路のアスファルトとは若干違う。グレーチングなどもあり、ウエット時やスタートダッシュ時には十分な注意が必要だ。
スタートレーン道幅は約5メートルほど。150mほどで最初のシケインがある。幅は4メートル、高さは40cmを予定している。
シケイン後は左に曲がりながらすぐに短い階段に入るので、シケイン前から担ぎに入るか、自転車を持ち上げて通過するか、最速かつロスのない方法を選択しよう。
階段を過ぎると、60メートル先に2つめのシケインがある。直線の舗装路上にあるのでバニーホップで超えるのもひとつの手段だがリスクは大きい。このシケインのあとから森の中のシングルトラックとなる。後半に出てくる単調な砂浜と対象的に、小さい登り・降りや迷路のような区間となる。大きな根っこや段差はないが、滑りやすいので注意が必要だ。
森を抜けると視界が開けて公園の広場に出る。広場の出口は40cm程度の登り段差がある。タイミングをはかってスムーズに自転車を持ち上げよう。
段差を超えると、第2シングルトラックへ。段差のあと、再乗車、次は逆バンクの右カーブ。うまくクリアできないとその後の登り区間のスピードに影響する。
傾斜地のスイッチバックを抜けると、砂浜にでる。海に向かって大きめの右カーブ。ここで脚をついてしまうと再乗車は難しい。ただし砂浜区間はかなりの距離があるので、長時間の押しや担ぎはスタミナを奪う。そこで降車したとしても、できるだけ乗車でクリアできるように冷静に再乗車できる硬い路面を探そう。
コースの突き当たりを進み、砂浜上でUターンする。復路の砂浜は、波打ち際の砂の締まったラインを狙えれば100パーセント乗車できるはずだ。脚力自慢のパワー系ライダーはここでタイムアップを図るとよい。
ピット前は砂浜の登りとなる。自転車を交換する選手はピットレーンへ進もう。ピットを過ぎると、再び公園の広場に出る。短い階段と段差をこえるとゴールまでは約100メートル。道幅も狭いのでスプリントは先行有利となるだろう。
・機材のポイント
アウターギヤは46T以下が使いやすいと思う。ダブルなら44T×32など。シングルなら42Tくらいが使いやすい。
舗装路は短いので、50Tなどの大きいアウターは不要だと考える。大きな登りはないので、インナーを使わずに走れるようなフリーのギヤを選択するとよいだろう。そのためリアは12~30T、もしくは12~34Tあたりとなるだろう。
タイヤはできるだけ太いものを低圧で使うと良いだろう。クロスチューブラーなら2気圧~3気圧で、技術と体重に応じて調整しよう。クリンチャーなら少し空気圧を高めにして、リム打ちパンクを防ごう。
なお、ピットは1ケ所なのでパンクなどのトラブルは致命的。しっかり試走してベストの空気圧を調整しよう。
観戦はもちろん無料 音楽を聞きながらビールやワイン片手にスポーツショーを楽しもう!
シクロクロス東京の観戦はもちろん無料だ。当日はDJブースが登場し、3人のDJたちが音楽で会場を盛り上げる。
シクロクロスの本場ベルギーや、この大会がモデルとしたアメリカのクロスベガスではビールを飲みながら観戦するのがスタイル。
当日はスポンサーの日本ビール株式会社による出店があり、ミラービールをはじめ、ベルギーやオランダのビール、そして国産のノンアルコールビールまで購入することができる。
お台場海浜公園内のマリンハウス1階のカフェ『ODAIBA EHUKAI BEACH(外部リンク)』では、大会用に特別に用意されたホットワインを楽しむことができる。
また、大会ロゴをあしらったカウベルやジャケット、キャップなどの大会オリジナルグッズは会場ブースにて販売される。いずれも数量限定なので手に入れたい人は会場についたらまず購入したい。
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[ドイター] deuter Ultra Ride
deuter(ドイター)
[ドイター] deuter Race EXP Air
deuter(ドイター)
[ドイター] deuter Cross Air 20 EXP
deuter(ドイター)