2012/02/07(火) - 12:59
2012年2月6日、ツアー・オブ・カタール(UCI2.HC)第2ステージ・チームタイムトライアルでガーミン・バラクーダが優勝。トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)がゴールデンジャージを守った。
真っ平らな直線基調の11.3kmコースで行なわれたチームTT。ノーマルバイク&ノーマルヘルメットという条件の中、平均スピード53.8km/h、12分38秒というタイムを叩き出したガーミン・バラクーダが優勝した。
総合首位のボーネン擁するオメガファーマ・クイックステップも、チーム力を見せつけ2位。タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・バラクーダ)とボーネンが総合同タイムで並んだが、規定によりボーネンがゴールデンジャージを守っている。
全日本ロード&TTダブルチャンピオンの別府史之が所属するグリーンエッジは16秒遅れの7位。レース後フミは「まだフォーメションの連携がいまいち良くなかったけど、いい感じでチーム全員で踏めた。あまり速くは感じなかったけど、シーズンはじめのチームTTとしてはまずまずだったんじゃないでしょうか?」とコメントする。
グリーンエッジのエーススプリンターであるロビー・マキュアン(オーストラリア)やアラン・デーヴィス(オーストラリア)は隊列から脱落してゴール。そのためチームはこの先の平坦コースでステージ優勝を狙っていく。
「僕らにとっては初メンバーの初レース。明日から本格的にレースが始まる感じです。自分にとっては(カタールは)これからのシーズンに向けての調整レースだけど、チーム的にはステージを狙う。タフなレースなので、集中力を切らさず先頭で戦えるように常に備えていたいです(別府史之)」
この日はUCIプロチームが上位11位までを占め、次いでUCIプロコンチネンタルチームのプロジェクト1t4iとファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア、チャンピオンシステム、そしてUCIコンチネンタルチームのチームブリヂストンアンカーとRTSレーシングチームが続く結果に。チームカテゴリーが如実にタイムに現れる結果となった。
チームブリヂストンアンカーのキャプテン井上和郎は、チームブログの中で「十分な練習時間は取れなかったが、上手くローテーションできたと思う。ただペースを上げようと意識した時に、個々で上げに行ったので若干ローテーションが崩れる場面もあった」と語っている。
レース内容はレース公式サイトより。
ツアー・オブ・カタール2012第2ステージ結果
1位 ガーミン・バラクーダ 12'38"
2位 オメガファーマ・クイックステップ +07"
3位 チームスカイ +09"
4位 カチューシャ
5位 リクイガス・キャノンデール +13"
6位 レディオシャック・ニッサン +14"
7位 グリーンエッジ +16"
8位 BMCレーシングチーム
9位 ラボバンク +17"
10位 ロット・ベリソル
11位 FDJ・ビッグマット +23"
12位 プロジェクト1t4i +24"
13位 ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア +31"
14位 チャンピオンシステム +1'03"
15位 チームブリヂストンアンカー +1'11"
16位 RTSレーシングチーム +1'34"
個人総合成績
1位 トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ) 3h24'07"
2位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・バラクーダ)
3位 ヨハン・ファンスーメレン(ベルギー、ガーミン・バラクーダ) +03"
4位 ラムナス・ナヴァルダスカス(リトアニア、ガーミン・バラクーダ)
5位 トーマス・デッケル(オランダ、ガーミン・バラクーダ)
6位 ロバート・ハンター(南アフリカ、ガーミン・バラクーダ)
7位 ダヴィデ・アッポローニオ(イタリア、チームスカイ) +10"
8位 フランチェスコ・キッキ(イタリア、オメガファーマ・クイックステップ)
9位 ヘルト・ステーグマン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
10位 ギヨーム・ファンケイルスブルク(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
44位 別府史之(日本、グリーンエッジ) +19"
93位 清水都貴(日本、チームブリヂストン・アンカー) +1'14"
97位 井上和郎(日本、チームブリヂストン・アンカー)
105位 吉田隼人(日本、チームブリヂストン・アンカー) +1'45"
121位 西薗良太(日本、チームブリヂストン・アンカー) +4'08"
ポイント賞
トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
新人賞
ラムナス・ナヴァルダスカス(リトアニア、ガーミン・バラクーダ)
チーム総合成績
ガーミン・バラクーダ
text:Kei Tsuji
photo:A.S.O.
真っ平らな直線基調の11.3kmコースで行なわれたチームTT。ノーマルバイク&ノーマルヘルメットという条件の中、平均スピード53.8km/h、12分38秒というタイムを叩き出したガーミン・バラクーダが優勝した。
総合首位のボーネン擁するオメガファーマ・クイックステップも、チーム力を見せつけ2位。タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・バラクーダ)とボーネンが総合同タイムで並んだが、規定によりボーネンがゴールデンジャージを守っている。
全日本ロード&TTダブルチャンピオンの別府史之が所属するグリーンエッジは16秒遅れの7位。レース後フミは「まだフォーメションの連携がいまいち良くなかったけど、いい感じでチーム全員で踏めた。あまり速くは感じなかったけど、シーズンはじめのチームTTとしてはまずまずだったんじゃないでしょうか?」とコメントする。
グリーンエッジのエーススプリンターであるロビー・マキュアン(オーストラリア)やアラン・デーヴィス(オーストラリア)は隊列から脱落してゴール。そのためチームはこの先の平坦コースでステージ優勝を狙っていく。
「僕らにとっては初メンバーの初レース。明日から本格的にレースが始まる感じです。自分にとっては(カタールは)これからのシーズンに向けての調整レースだけど、チーム的にはステージを狙う。タフなレースなので、集中力を切らさず先頭で戦えるように常に備えていたいです(別府史之)」
この日はUCIプロチームが上位11位までを占め、次いでUCIプロコンチネンタルチームのプロジェクト1t4iとファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア、チャンピオンシステム、そしてUCIコンチネンタルチームのチームブリヂストンアンカーとRTSレーシングチームが続く結果に。チームカテゴリーが如実にタイムに現れる結果となった。
チームブリヂストンアンカーのキャプテン井上和郎は、チームブログの中で「十分な練習時間は取れなかったが、上手くローテーションできたと思う。ただペースを上げようと意識した時に、個々で上げに行ったので若干ローテーションが崩れる場面もあった」と語っている。
レース内容はレース公式サイトより。
ツアー・オブ・カタール2012第2ステージ結果
1位 ガーミン・バラクーダ 12'38"
2位 オメガファーマ・クイックステップ +07"
3位 チームスカイ +09"
4位 カチューシャ
5位 リクイガス・キャノンデール +13"
6位 レディオシャック・ニッサン +14"
7位 グリーンエッジ +16"
8位 BMCレーシングチーム
9位 ラボバンク +17"
10位 ロット・ベリソル
11位 FDJ・ビッグマット +23"
12位 プロジェクト1t4i +24"
13位 ファルネーゼヴィーニ・セッレイタリア +31"
14位 チャンピオンシステム +1'03"
15位 チームブリヂストンアンカー +1'11"
16位 RTSレーシングチーム +1'34"
個人総合成績
1位 トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ) 3h24'07"
2位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・バラクーダ)
3位 ヨハン・ファンスーメレン(ベルギー、ガーミン・バラクーダ) +03"
4位 ラムナス・ナヴァルダスカス(リトアニア、ガーミン・バラクーダ)
5位 トーマス・デッケル(オランダ、ガーミン・バラクーダ)
6位 ロバート・ハンター(南アフリカ、ガーミン・バラクーダ)
7位 ダヴィデ・アッポローニオ(イタリア、チームスカイ) +10"
8位 フランチェスコ・キッキ(イタリア、オメガファーマ・クイックステップ)
9位 ヘルト・ステーグマン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
10位 ギヨーム・ファンケイルスブルク(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
44位 別府史之(日本、グリーンエッジ) +19"
93位 清水都貴(日本、チームブリヂストン・アンカー) +1'14"
97位 井上和郎(日本、チームブリヂストン・アンカー)
105位 吉田隼人(日本、チームブリヂストン・アンカー) +1'45"
121位 西薗良太(日本、チームブリヂストン・アンカー) +4'08"
ポイント賞
トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
新人賞
ラムナス・ナヴァルダスカス(リトアニア、ガーミン・バラクーダ)
チーム総合成績
ガーミン・バラクーダ
text:Kei Tsuji
photo:A.S.O.
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