2012/01/31(火) - 13:22
2012年1月29日、ツール・ド・サンルイス(UCI2.1)最終ステージでトム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)がスプリント勝利。オメガファーマ・クイックステップはステージ4勝目を飾るとともに、リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ)を総合優勝に導くことに成功した。
1週間の日程で開催されたツール・ド・サンルイス最終日は、サンルイスを起点とした167.1kmで開催。気温38度いう暑さの中、レース序盤からアタックが繰り返された。
前日の第6ステージを終えた時点で、総合3位のダニエル・ディアス(アルゼンチン、サンルイス・ソモストドス)と総合4位ステファン・シューマッハー(ドイツ、クリスティーナウォッチズ)のタイム差は4秒。この2人は23km地点のスプリントポイントでボーナスタイムを懸けたスプリントを繰り広げる。結果はディアスに軍配。シューマッハーの総合表彰台獲得はならなかった。
その後に形成された逃げグループは、ゴールまで20kmを残して吸収。サンルイスの周回コースでチームメイトに発射されたボーネンが、アンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ)らを下した。
「久々の勝利の味は格別だ」。ボーネンは今シーズン初勝利をそう表現する。ボーネンの勝利は昨年4月のヘント〜ウェベルヘム以来実に9ヶ月ぶり。
「今日は何としても勝ちたかった。ラスト15kmからチームとしての動きをスタートさせ、ライプハイマーを含めたメンバー全員が僕のために力を尽くしてくれたんだ。最後はキッキが僕をリードしてくれた。かなりハイスピードなスプリントになったけど、上手く勝負に持ち込めた」。
オメガファーマ・クイックステップとしては、キッキのスプリント2勝、ライプハイマーの個人タイムトライアル勝利に続くステージ4勝目。同時にライプハイマーを総合優勝に導くことに成功した。
レース内容と選手コメントはレース公式サイト(www.tour-sanluis.com.ar)ならびにオメガファーマ・クイックステップ公式サイトより。
ツール・ド・サンルイス2012第7ステージ結果
1位 トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ) 3h54'37"
2位 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ)
3位 マキシミリアーノ・リケーゼ(アルゼンチン、アルゼンチンチーム)
4位 ジミー・カスペール(フランス、アージェードゥーゼル)
5位 ジェイコブ・キーオ(アメリカ、ユナイテッドヘルスケア)
6位 ミゲール・ルビアーノチャベス(コロンビア、アンドローニ・ジョカトリ)
7位 ルーカスセバスティアン・アエド(アルゼンチン、チームサクソバンク)
8位 ソニー・コルブレッリ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス)
9位 ヤスマニ・マルティネス(キューバ、キューバチーム)
10位 エクトル・フィゲイラス(ウルグアイ、ファンビク)
個人総合成績
1位 リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、オメガファーマ・クイックステップ)26h32'55"
2位 アルベルト・コンタドール(スペイン、チームサクソバンク) +46"
3位 ダニエル・ディアス(アルゼンチン、サンルイス・ソモストドス) +1'29"
4位 ステファン・シューマッハー(ドイツ、クリスティーナウォッチズ) +1'34"
5位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +1'50"
6位 ホセ・セルパ(コロンビア、アンドローニ・ジョカトリ) +2'13"
7位 マグノ・ナザレー(ブラジル、ファンビク) +2'39"
8位 ルイス・マンシーリャ(チリ、チリチーム) +3'24"
9位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、オメガファーマ・クイックステップ) +3'44"
10位 アンドレイ・アマドール(コスタリカ、モビスター) +4'46"
山岳賞
ミゲール・ルビアーノチャベス(コロンビア、アンドローニ・ジョカトリ)
スプリント賞
エマヌエル・ゲバラ(アルゼンチン、サンルイス・ソモストドス)
チーム総合成績
アンドローニ・ジョカトリ
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos
1週間の日程で開催されたツール・ド・サンルイス最終日は、サンルイスを起点とした167.1kmで開催。気温38度いう暑さの中、レース序盤からアタックが繰り返された。
前日の第6ステージを終えた時点で、総合3位のダニエル・ディアス(アルゼンチン、サンルイス・ソモストドス)と総合4位ステファン・シューマッハー(ドイツ、クリスティーナウォッチズ)のタイム差は4秒。この2人は23km地点のスプリントポイントでボーナスタイムを懸けたスプリントを繰り広げる。結果はディアスに軍配。シューマッハーの総合表彰台獲得はならなかった。
その後に形成された逃げグループは、ゴールまで20kmを残して吸収。サンルイスの周回コースでチームメイトに発射されたボーネンが、アンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ)らを下した。
「久々の勝利の味は格別だ」。ボーネンは今シーズン初勝利をそう表現する。ボーネンの勝利は昨年4月のヘント〜ウェベルヘム以来実に9ヶ月ぶり。
「今日は何としても勝ちたかった。ラスト15kmからチームとしての動きをスタートさせ、ライプハイマーを含めたメンバー全員が僕のために力を尽くしてくれたんだ。最後はキッキが僕をリードしてくれた。かなりハイスピードなスプリントになったけど、上手く勝負に持ち込めた」。
オメガファーマ・クイックステップとしては、キッキのスプリント2勝、ライプハイマーの個人タイムトライアル勝利に続くステージ4勝目。同時にライプハイマーを総合優勝に導くことに成功した。
レース内容と選手コメントはレース公式サイト(www.tour-sanluis.com.ar)ならびにオメガファーマ・クイックステップ公式サイトより。
ツール・ド・サンルイス2012第7ステージ結果
1位 トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ) 3h54'37"
2位 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ)
3位 マキシミリアーノ・リケーゼ(アルゼンチン、アルゼンチンチーム)
4位 ジミー・カスペール(フランス、アージェードゥーゼル)
5位 ジェイコブ・キーオ(アメリカ、ユナイテッドヘルスケア)
6位 ミゲール・ルビアーノチャベス(コロンビア、アンドローニ・ジョカトリ)
7位 ルーカスセバスティアン・アエド(アルゼンチン、チームサクソバンク)
8位 ソニー・コルブレッリ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス)
9位 ヤスマニ・マルティネス(キューバ、キューバチーム)
10位 エクトル・フィゲイラス(ウルグアイ、ファンビク)
個人総合成績
1位 リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、オメガファーマ・クイックステップ)26h32'55"
2位 アルベルト・コンタドール(スペイン、チームサクソバンク) +46"
3位 ダニエル・ディアス(アルゼンチン、サンルイス・ソモストドス) +1'29"
4位 ステファン・シューマッハー(ドイツ、クリスティーナウォッチズ) +1'34"
5位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +1'50"
6位 ホセ・セルパ(コロンビア、アンドローニ・ジョカトリ) +2'13"
7位 マグノ・ナザレー(ブラジル、ファンビク) +2'39"
8位 ルイス・マンシーリャ(チリ、チリチーム) +3'24"
9位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、オメガファーマ・クイックステップ) +3'44"
10位 アンドレイ・アマドール(コスタリカ、モビスター) +4'46"
山岳賞
ミゲール・ルビアーノチャベス(コロンビア、アンドローニ・ジョカトリ)
スプリント賞
エマヌエル・ゲバラ(アルゼンチン、サンルイス・ソモストドス)
チーム総合成績
アンドローニ・ジョカトリ
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos
フォトギャラリー
Amazon.co.jp