2012/01/23(月) - 21:47
TOHOKU CX Project2012 第3戦が1月22日(日)、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで開催された。当日は高速道路も白河IC~泉ICまでが通行止めとなるほどの大雪に見舞われたが、集まった参加者たちは元気に雪中シクロクロスを楽しんだ。
東北がこの日見舞われた大雪のため、高速道路のICから会場までのアクセスもスタックする車が出るくらいの非常に困難な状況。しかし大会は2時間遅れで何とか開催でき、その状況でもエントリーした約9割の選手が会場に現れ、国内では貴重なスノーシクロクロスレースを楽しんだ。
今シーズンより始まったTOHOKU CX Project。第1・2戦が泉ヶ岳スキー場での開催。そしてこの第3戦目、そして2月の第4戦がスポーツランドSUGOで開催される。
最上位カテゴリーのC1には、小坂光選手(宇都宮ブリッツェン)、池本真也選手(和光機器・AUTHOR)、そして先週アメリカで開催されたマスターズ世界選手権に日本人からただ一人参加して11位となった猪又靖選手(クラブシルベスト)などが出場。
C2に出場した奈良基選手(トレンガヌプロアジア)やジュニアの前田公平選手(ENDLESS/ProRide)などと同時出走で熱いレースが繰り広げられた。
深い新雪のため乗車率が30~40%ほどで、バイクを担いだり押したりと、選手を非常に苦しめるコースになった。
序盤はジュニアの前田選手とC2の奈良選手が先行し、レース中盤にC1の小坂選手がスムーズなバイクコントロールと地力をみせトップに出て、C2+Jの40分時点での順位は、1位C1小坂光、2位C2奈良基、3位J前田公平で、C2とJはフィニッシュ。
そこからC1は終始小坂光がリードを保ち優勝。レース中盤まで全体でも中間あたりを走っていた池本真也が後半追い上げを見せて2位に。3位には今シーズンC3からC1まで昇格してきた佐復真人(Wild Boars 加波一族)が入った。
前日には小坂光選手と池本真也選手のシクロクロススクールも行われ、参加した選手は試走をしながらコースのポイントやバイクの降り乗りや担ぎ方などのシクロクロスのテクニック、トレーニング方法を学ぶなど、内容の濃いものだった。
大会の最後には、東京のサイクルショップFITTE(フィッテ)から「東北のサイクリストを元気にしたい」という主旨で提供された有名ブランドのウィンターウェア(たっぷり30万円ぶん!)を賞品としての小坂選手とのじゃんけん大会が催され、大いに盛り上がった。(FITTEさんありがとうございます!)
シクロクロス不毛の地であった東北でも徐々に地元参加のライダーが増えてきて、盛り上がりをみせてきている。
次回の最終戦は2/19、今回と同じスポーツランドSUGOで開催される。すでに荻島美香選手との辻浦圭一選手の参加も決まって、エントリーも始まっている。
今回は雪になったが、仙台は雪の多い地域ではありません。ぜひご参加下さい。
リザルト
C1
1位 小坂 光(宇都宮ブリッツェン)
2位 池本 真也(和光機器-AUTHOR)
3位 佐復 真人(Wild Boars 加波一族)
4位 伊藤 敦弘(チバポンズ川口農園)
5位 山口 博久(GRUPPO ACQUA TAMA)
6位 猪又 靖(クラブシルベスト)
C2
1位 奈良 基(トレンガヌプロアジア)
2位 佐藤 利英(エルドラード)
3位 有持 真人(Team ARI)
C3
1位 石黒 大樹(ソリーデレ・ベロクラブ福島)
2位 建藤 智紀(針道駆楽部)
3位 霜山 誠一
CJ
1位 前田 公平(ENDLESS/ProRide)
CM
1位 江川 嘉宏(ANIMON with ぺだる小僧)
2位 富田 道夫(シロクマカフェレーシング)
3位 辻田 嘉次(ミヤタ社員ズ)
CL2
1位 佐復 亜都奈(Wild Boars 加波一族)
2位 渡邊 華史(W.V.OTA)
text:菅田純也 photo:大山智
TOHOKU CX Project
東北がこの日見舞われた大雪のため、高速道路のICから会場までのアクセスもスタックする車が出るくらいの非常に困難な状況。しかし大会は2時間遅れで何とか開催でき、その状況でもエントリーした約9割の選手が会場に現れ、国内では貴重なスノーシクロクロスレースを楽しんだ。
今シーズンより始まったTOHOKU CX Project。第1・2戦が泉ヶ岳スキー場での開催。そしてこの第3戦目、そして2月の第4戦がスポーツランドSUGOで開催される。
最上位カテゴリーのC1には、小坂光選手(宇都宮ブリッツェン)、池本真也選手(和光機器・AUTHOR)、そして先週アメリカで開催されたマスターズ世界選手権に日本人からただ一人参加して11位となった猪又靖選手(クラブシルベスト)などが出場。
C2に出場した奈良基選手(トレンガヌプロアジア)やジュニアの前田公平選手(ENDLESS/ProRide)などと同時出走で熱いレースが繰り広げられた。
深い新雪のため乗車率が30~40%ほどで、バイクを担いだり押したりと、選手を非常に苦しめるコースになった。
序盤はジュニアの前田選手とC2の奈良選手が先行し、レース中盤にC1の小坂選手がスムーズなバイクコントロールと地力をみせトップに出て、C2+Jの40分時点での順位は、1位C1小坂光、2位C2奈良基、3位J前田公平で、C2とJはフィニッシュ。
そこからC1は終始小坂光がリードを保ち優勝。レース中盤まで全体でも中間あたりを走っていた池本真也が後半追い上げを見せて2位に。3位には今シーズンC3からC1まで昇格してきた佐復真人(Wild Boars 加波一族)が入った。
前日には小坂光選手と池本真也選手のシクロクロススクールも行われ、参加した選手は試走をしながらコースのポイントやバイクの降り乗りや担ぎ方などのシクロクロスのテクニック、トレーニング方法を学ぶなど、内容の濃いものだった。
大会の最後には、東京のサイクルショップFITTE(フィッテ)から「東北のサイクリストを元気にしたい」という主旨で提供された有名ブランドのウィンターウェア(たっぷり30万円ぶん!)を賞品としての小坂選手とのじゃんけん大会が催され、大いに盛り上がった。(FITTEさんありがとうございます!)
シクロクロス不毛の地であった東北でも徐々に地元参加のライダーが増えてきて、盛り上がりをみせてきている。
次回の最終戦は2/19、今回と同じスポーツランドSUGOで開催される。すでに荻島美香選手との辻浦圭一選手の参加も決まって、エントリーも始まっている。
今回は雪になったが、仙台は雪の多い地域ではありません。ぜひご参加下さい。
リザルト
C1
1位 小坂 光(宇都宮ブリッツェン)
2位 池本 真也(和光機器-AUTHOR)
3位 佐復 真人(Wild Boars 加波一族)
4位 伊藤 敦弘(チバポンズ川口農園)
5位 山口 博久(GRUPPO ACQUA TAMA)
6位 猪又 靖(クラブシルベスト)
C2
1位 奈良 基(トレンガヌプロアジア)
2位 佐藤 利英(エルドラード)
3位 有持 真人(Team ARI)
C3
1位 石黒 大樹(ソリーデレ・ベロクラブ福島)
2位 建藤 智紀(針道駆楽部)
3位 霜山 誠一
CJ
1位 前田 公平(ENDLESS/ProRide)
CM
1位 江川 嘉宏(ANIMON with ぺだる小僧)
2位 富田 道夫(シロクマカフェレーシング)
3位 辻田 嘉次(ミヤタ社員ズ)
CL2
1位 佐復 亜都奈(Wild Boars 加波一族)
2位 渡邊 華史(W.V.OTA)
text:菅田純也 photo:大山智
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