2011/09/05(月) - 17:00
スイスで開催されたMTB世界選。男子クロスカントリーに出場の山本幸平は2010年カナダ世界選の28位を上回る、過去最高位の23位。片山梨絵は28位。ダウンヒル女子のエリートで末政実緒が6位になった。
エリート男子クロスカントリーのスタート 右後方に山本 幸平(チームブリヂストン・アンカー) photo:Schmid Maxime/ http://www.bikepark.ch
男子エリートクロスカントリー ヤロスラフ・クルハヴィ(チェコ) を先頭に走る先頭パック photo:Schmid Maxime/ http://www.bikepark.chクロスカントリー(9月3日)
男子エリート
一周5.03kmのコースを7周する36.6kmのレース。日本は山本幸平と平野星矢(チームブリヂストン・アンカー)、山本和弘(キャノンデール)、小野寺健(スペシャライズド)の4名が参戦。
スタートラップからヤロスラフ・クルハヴィ(チェコ)、ニノ・シューターとフローリアン・フォゲール(スイス)、ジュリアン・アブサロンとマキシム・マロー(フランス)が飛び出し、先頭集団を形勢する。
スタートループを終えて10位ほどの好位置で上りセクションに入った山本幸平。徐々に抜かれて25位ほどで1周を終了。
先頭集団でアタックしたアブサロンがコースアウトして大きくタイムロス。先頭争いの戦線を離脱する。次にヘルミダがパンクでタイムをロス。優勝争いはクルハヴィとシューターに絞られる。
上りでアタックするシューターに対し、クルハヴィは平坦セクションでアタック。シューターを振りきった。すでにワールドカップの総合優勝を決めているクルハヴィが、世界チャンピオンの栄冠にも輝いた。
山本はウェットな泥セクションを利用して徐々に順位を上げ、23位という日本人過去最高位でゴール。
小野寺は2周遅れの69位、山本和弘は3周遅れの77位、平野は3周遅れの79位となった。
エリート女子クロスカントリーのスタート photo:Schmid Maxime/ http://www.bikepark.ch女子エリート
女子エリートは6周・31.8kmで行われた。レースは1周目からキャサリン・ペンドレル(カナダ)とディフェンディングチャンピオンのマヤ・ヴウォシュチョヴスカ(ポーランド)のマッチレースに。終盤にヴウォシュチョヴスカがパンクし、約1分のタイムロス。同時にペンドレルがアタックし、そのまま逃げ切った。カナダ人ペンドレルのアルカンシェルはアリソン・サイダー以来15年ぶり。
片山梨絵(スペシャライズド)は1週目に落車し、エンドバーを曲げるトラブルに見舞われる。後半に向けて追い上げたが、昨年の24位には及ばない28位に終わった。
マウンテンバイク&トライアル世界選手権 スイス・シャンペリー大会
リザルトダイジェスト
8月31日 クロスカントリーチームリレー(18.7km)
男女混合の4人で走るクロスカントリーチームリレー。日本チーム(山本幸平、沢田時、片山梨絵、野田拓司)は1時間0分26秒で22チーム中19位だった。優勝はフランスの54分4秒。
男子ジュニアクロスカントリーで54位の沢田時(エンドレス・プロライド) (c)Riccardo Scanferla9月1日 ジュニア・クロスカントリー、トライアル
男子ジュニアクロスカントリー(22.2km)で沢田時(エンドレス・プロライド)が54位。
トライアル男子で18位の飯塚隆太は決勝には残れなかった。
9月2日 ダウンヒル予選 U23クロスカントリー
女子ダウンヒル予選で末政実緒が4分29秒503で6位、男子ダウンヒル予選で清水一輝が4分14秒245で74位となり、ともに4日の決勝に進んだ。
U23男子クロスカントリー(31.8km)で野田拓司が75位。
9月3日 クロスカントリー・オリンピック 男子&女子
女子エリート クロスカントリー・オリンピック(31.8㎞)
1位 キャサリン・ペンドレル(カナダ) 1時間46分14秒
2位 マヤ・ヴウォシュチョヴスカ(ポーランド) + 28秒
3位 エヴァ・レナー(イタリア) + 1分36秒
エリート女子クロスカントリー優勝のキャサリン・ペンドレル(カナダ) photo:Schmid Maxime/ http://www.bikepark.ch28位 片山梨絵(SPECIALIZED) + 11分51秒
男子エリート クロスカントリー・オリンピック(36.6㎞)
1位 ヤロスラフ・クルハヴィ(チェコ) 1時間44分30秒
2位 ニノ・シューター(スイス) + 47秒
3位 ジュリアン・アブサロン(フランス) + 1分26秒
23位 山本 幸平(チームブリヂストン・アンカー) + 8分24秒
69位 小野寺 健(チームスペシャライズド) -2 Laps
77位 山本 和弘(キャノンデールレーシングチーム)-3 Laps
79位 平野 星矢(チームブリヂストン・アンカー) -3 Laps
9月4日
ダウンヒル女子で末政実緒(ファンファンシー・インテンス)が5分31秒736で6位。ダウンヒル男子で清水一輝(アキファクトリー)が4分25秒302で37位。
photo:Riccardo Scanferla, Schmid.Maxime/ http://www.bikepark.ch/
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男子エリート
一周5.03kmのコースを7周する36.6kmのレース。日本は山本幸平と平野星矢(チームブリヂストン・アンカー)、山本和弘(キャノンデール)、小野寺健(スペシャライズド)の4名が参戦。
スタートラップからヤロスラフ・クルハヴィ(チェコ)、ニノ・シューターとフローリアン・フォゲール(スイス)、ジュリアン・アブサロンとマキシム・マロー(フランス)が飛び出し、先頭集団を形勢する。
スタートループを終えて10位ほどの好位置で上りセクションに入った山本幸平。徐々に抜かれて25位ほどで1周を終了。
先頭集団でアタックしたアブサロンがコースアウトして大きくタイムロス。先頭争いの戦線を離脱する。次にヘルミダがパンクでタイムをロス。優勝争いはクルハヴィとシューターに絞られる。
上りでアタックするシューターに対し、クルハヴィは平坦セクションでアタック。シューターを振りきった。すでにワールドカップの総合優勝を決めているクルハヴィが、世界チャンピオンの栄冠にも輝いた。
山本はウェットな泥セクションを利用して徐々に順位を上げ、23位という日本人過去最高位でゴール。
小野寺は2周遅れの69位、山本和弘は3周遅れの77位、平野は3周遅れの79位となった。
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女子エリートは6周・31.8kmで行われた。レースは1周目からキャサリン・ペンドレル(カナダ)とディフェンディングチャンピオンのマヤ・ヴウォシュチョヴスカ(ポーランド)のマッチレースに。終盤にヴウォシュチョヴスカがパンクし、約1分のタイムロス。同時にペンドレルがアタックし、そのまま逃げ切った。カナダ人ペンドレルのアルカンシェルはアリソン・サイダー以来15年ぶり。
片山梨絵(スペシャライズド)は1週目に落車し、エンドバーを曲げるトラブルに見舞われる。後半に向けて追い上げたが、昨年の24位には及ばない28位に終わった。
マウンテンバイク&トライアル世界選手権 スイス・シャンペリー大会
リザルトダイジェスト
8月31日 クロスカントリーチームリレー(18.7km)
男女混合の4人で走るクロスカントリーチームリレー。日本チーム(山本幸平、沢田時、片山梨絵、野田拓司)は1時間0分26秒で22チーム中19位だった。優勝はフランスの54分4秒。
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男子ジュニアクロスカントリー(22.2km)で沢田時(エンドレス・プロライド)が54位。
トライアル男子で18位の飯塚隆太は決勝には残れなかった。
9月2日 ダウンヒル予選 U23クロスカントリー
女子ダウンヒル予選で末政実緒が4分29秒503で6位、男子ダウンヒル予選で清水一輝が4分14秒245で74位となり、ともに4日の決勝に進んだ。
U23男子クロスカントリー(31.8km)で野田拓司が75位。
9月3日 クロスカントリー・オリンピック 男子&女子
女子エリート クロスカントリー・オリンピック(31.8㎞)
1位 キャサリン・ペンドレル(カナダ) 1時間46分14秒
2位 マヤ・ヴウォシュチョヴスカ(ポーランド) + 28秒
3位 エヴァ・レナー(イタリア) + 1分36秒
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男子エリート クロスカントリー・オリンピック(36.6㎞)
1位 ヤロスラフ・クルハヴィ(チェコ) 1時間44分30秒
2位 ニノ・シューター(スイス) + 47秒
3位 ジュリアン・アブサロン(フランス) + 1分26秒
23位 山本 幸平(チームブリヂストン・アンカー) + 8分24秒
69位 小野寺 健(チームスペシャライズド) -2 Laps
77位 山本 和弘(キャノンデールレーシングチーム)-3 Laps
79位 平野 星矢(チームブリヂストン・アンカー) -3 Laps
9月4日
ダウンヒル女子で末政実緒(ファンファンシー・インテンス)が5分31秒736で6位。ダウンヒル男子で清水一輝(アキファクトリー)が4分25秒302で37位。
photo:Riccardo Scanferla, Schmid.Maxime/ http://www.bikepark.ch/
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