2011/04/15(金) - 10:41
パヴェ(石畳)のクラシック、ロンド・ファン・フラーンデレンとパリ~ルーベで使用されるプロ選手たちのバイクは特別仕様だ。悪路からくる振動を減衰させ、トラブルを防ぐ工夫はメカニシャンたちの腕の見せ所だ。レース前のバイクピットを徹底取材した。(後編)
ブルターニュ・シュレー
フランスのプロコンチーム、ブルターニュ・シュレーが乗るのはKTMのバイク。とくにパヴェ用でなく通常から使用するロードモデルだろう。ホイールはノーマルスポーク組のアンブロシオ・ネメシスを使用し、ミシュランのプロ供給タイヤ「サービスクルス」が使用される。
ブルターニュ・シュレーが乗るのはKTMのバイク (c)Makoto.AYANO
、ミシュランのプロ供給タイヤ「サービスクルス」を使用 (c)Makoto.AYANO
アンブロシオ・ネメシスを使用する (c)Makoto.AYANO
エウスカルテル・エウスカディ
スペインはバスクのチーム エウスカルテル・エウスカディが乗るのはオルベア・オルカの通常のロードモデルと思われるバイクだ。ホイールのみノーマルスポーク組のモデルが使用される。デュラエースのハブを用いるが、リムはマヴィックのリフレックス。しかしスポンサーでないためラベルは剥がされている。タイヤはヴィットリアのスペシャルパヴェだ。
エウスカルテル・エウスカディが乗るのはオルベア・オルカ (c)Makoto.AYANO
タイヤはヴィットリアのスペシャルパヴェ (c)Makoto.AYANO
ノーマルスポーク組ホイールにはデュラエースのハブを用いる (c)Makoto.AYANO
ランプレ・ISD
ランプレ・ISDはウィリエールのスペシャルモデルに乗る。フルカーボンフレームにロングホイールベースとタイヤクリアランスを実現するためのフォーク&バックフォークを装備したワンオフモデルだと思われる。カンパがスポンサーだがロングアームのブレーキを使用するためにシマノ製のブレーキが使用されている。
ランプレ・ISDはウィリエールのスペシャルモデルに乗る (c)Makoto.AYANO
カーボン製チェーンステイには穴がある コフィディス供給時代に使用したモデルだ (c)Makoto.AYANO
スポンサーでないシマノのロングアーチブレーキを使用 (c)Makoto.AYANO
ラボバンク
マーティン・チャリンギ(オランダ)が3位のポディウムを獲得したラボバンクはジャイアントのTCR ADVANCEDに乗る。シマノの電動シフターDi2を使用し、ホイールはノーマルスポーク組のアンブロシオ・ネメシス。ラース・ボーム(オランダ)だけはシクロクロスモデルに乗っていた。
ラボバンクはジャイアントのTCR ADVANCEDに乗る (c)Makoto.AYANO
ヴァカンソレイユ・DCM
ヴァカンソレイユ・DCMが乗るのはパヴェのノウハウがあるベルギーのリドレー・ヘリウム。ホイールはノーマルスポーク組ホイールを使用する。FFWDのステッカーが貼られているが、おそらく社外製のアルミリムだろうと思われる。チェーンホイールにはROTORの楕円モデルが使用され、チェーンウォッチャーが装備されていた。
ヴァカンソレイユ・DCMが乗るリドレー・ヘリウム (c)Makoto.AYANO
チェーンホイールにはROTORの楕円モデルが使用され、チェーンウォッチャーが装備される (c)Makoto.AYANO
ノーマルスポーク組ホイールにはFFWDのステッカーが貼られている (c)Makoto.AYANO
サクソバンク・サンガード
サクソバンク・サンガードが乗るのはスペシャライズドのルーベSL3。振動吸収性に富むゼルツ樹脂をフォークとシートステーにインサートした、まさにパヴェスペシャルモデル。クイックステップ時代にトム・ボーネンがパリ~ルーベを、ステイン・デヴォルデルがロンド・ファン・フラーンデレンを制しているモデルだ。ホイールにはZIPP、タイヤにFMBを使用。バーデン・クックのVENGEが朝のピットに並べられていたが、これは新製品のアピールで、実際には使用されなかった。
サクソバンク・サンガードが乗るスペシャライズドのルーベSL3 (c)Makoto.AYANO
バーデン・クックのVENGE しかし使用されることはなかった (c)Makoto.AYANO
マクラーレンとの共同開発モデルであることを示すサイン (c)Makoto.AYANO
バーデンクックのVENGE (c)Makoto.AYANO
FDJ
フランセーズデジュー改めFDJはラピエールのコンフォートモデルSENSIUMWS(センシウム)を使用する。振動吸収性に特化したモデルで、シマノDi2も装備される。ノーマルアルミリムのアンブロシオ・ネメシスを使用するが、ハッチンソンのチューブレスタイヤIntensiveを使用する選手もいた。
FDJはラピエールのコンフォートモデルSENSIUMWS(センシウム)を使用 (c)Makoto.AYANO
コンフォートな設計のラピエールSENSIUMWS(センシウム) (c)Makoto.AYANO
ハッチンソンのチューブレスタイヤIntensiveを使用する選手も (c)Makoto.AYANO
コフィディス
コフィディスはルック695を使用する。ZEDクランクを使用。ホイールにはフルクラム・レーシングスピード0 XLRがセットされ、タイヤはヴィットリア・コルサEVO CXチームプロトタイプの25Cを使用。かなりノーマルに近いセッティングだ。
コフィディスはルック695を使用 (c)Makoto.AYANO
ZEDクランクを使用 (c)Makoto.AYANO
ホイールにはフルクラム・レーシングスピード0 XLRがセットされる (c)Makoto.AYANO
スキル・シマノ
スキル・シマノはKOGAのアルミ製シクロクロスモデルのCOBBLE CROSSERに乗る。カンティブレーキ標準装備モデルで、ケーブルも上回し。当然パーツはシマノ。ホイールはノーマルスポーク組モデルにミシュランのプロトタイプを使用。
スキル・シマノはKOGAのアルミ製シクロクロスモデルのCOBBLE CROSSERに乗る (c)Makoto.AYANO
アルミ製のフレームにケーブルは上部にセットされる (c)Makoto.AYANO
カンティブレーキ仕様の完全シクロクロスモデルだ (c)Makoto.AYANO
アスタナ
アスタナはサクソバンク・サンガード、HTCハイロードと同じくスペシャライズドのルーベSL3に乗る。ホイールはコリマのカーボンディープまたはノーマルハイトリムホイールに、FMB製のパリ~ルーベスペシャルを使用。
アスタナが乗るスペシャライズドのルーベSL3 (c)Makoto.AYANO
コリマ・カーボンホイールにFMBのパリ~ルーベスペシャルタイヤをセット (c)Makoto.AYANO
振動吸収性に富むゼルツ樹脂をフォークとシートステーにインサート (c)Makoto.AYANO
HTC・ハイロード
HTC・ハイロードもスペシャライズドのルーベSL3に乗る。ホイールは選手の好みによりZIPP製やアルミ製を使用する。HTCハイロードはホイールスポンサーをつけず自費購入しているので、みたこともないスペシャル組ホイールが使われている。カヴェンディッシュのシマノPRO製カーボンステムにも注目だ。
HTC・ハイロードはスペシャライズドのルーベSL3に乗る (c)Makoto.AYANO
振動吸収性に富むゼルツ樹脂をフォークとシートステーにインサート (c)Makoto.AYANO
カヴェンディッシュのシマノPRO製カーボンステム (c)Makoto.AYANO
photo&text:Makoto.AYANO
ブルターニュ・シュレー
フランスのプロコンチーム、ブルターニュ・シュレーが乗るのはKTMのバイク。とくにパヴェ用でなく通常から使用するロードモデルだろう。ホイールはノーマルスポーク組のアンブロシオ・ネメシスを使用し、ミシュランのプロ供給タイヤ「サービスクルス」が使用される。
エウスカルテル・エウスカディ
スペインはバスクのチーム エウスカルテル・エウスカディが乗るのはオルベア・オルカの通常のロードモデルと思われるバイクだ。ホイールのみノーマルスポーク組のモデルが使用される。デュラエースのハブを用いるが、リムはマヴィックのリフレックス。しかしスポンサーでないためラベルは剥がされている。タイヤはヴィットリアのスペシャルパヴェだ。
ランプレ・ISD
ランプレ・ISDはウィリエールのスペシャルモデルに乗る。フルカーボンフレームにロングホイールベースとタイヤクリアランスを実現するためのフォーク&バックフォークを装備したワンオフモデルだと思われる。カンパがスポンサーだがロングアームのブレーキを使用するためにシマノ製のブレーキが使用されている。
ラボバンク
マーティン・チャリンギ(オランダ)が3位のポディウムを獲得したラボバンクはジャイアントのTCR ADVANCEDに乗る。シマノの電動シフターDi2を使用し、ホイールはノーマルスポーク組のアンブロシオ・ネメシス。ラース・ボーム(オランダ)だけはシクロクロスモデルに乗っていた。
ヴァカンソレイユ・DCM
ヴァカンソレイユ・DCMが乗るのはパヴェのノウハウがあるベルギーのリドレー・ヘリウム。ホイールはノーマルスポーク組ホイールを使用する。FFWDのステッカーが貼られているが、おそらく社外製のアルミリムだろうと思われる。チェーンホイールにはROTORの楕円モデルが使用され、チェーンウォッチャーが装備されていた。
サクソバンク・サンガード
サクソバンク・サンガードが乗るのはスペシャライズドのルーベSL3。振動吸収性に富むゼルツ樹脂をフォークとシートステーにインサートした、まさにパヴェスペシャルモデル。クイックステップ時代にトム・ボーネンがパリ~ルーベを、ステイン・デヴォルデルがロンド・ファン・フラーンデレンを制しているモデルだ。ホイールにはZIPP、タイヤにFMBを使用。バーデン・クックのVENGEが朝のピットに並べられていたが、これは新製品のアピールで、実際には使用されなかった。
FDJ
フランセーズデジュー改めFDJはラピエールのコンフォートモデルSENSIUMWS(センシウム)を使用する。振動吸収性に特化したモデルで、シマノDi2も装備される。ノーマルアルミリムのアンブロシオ・ネメシスを使用するが、ハッチンソンのチューブレスタイヤIntensiveを使用する選手もいた。
コフィディス
コフィディスはルック695を使用する。ZEDクランクを使用。ホイールにはフルクラム・レーシングスピード0 XLRがセットされ、タイヤはヴィットリア・コルサEVO CXチームプロトタイプの25Cを使用。かなりノーマルに近いセッティングだ。
スキル・シマノ
スキル・シマノはKOGAのアルミ製シクロクロスモデルのCOBBLE CROSSERに乗る。カンティブレーキ標準装備モデルで、ケーブルも上回し。当然パーツはシマノ。ホイールはノーマルスポーク組モデルにミシュランのプロトタイプを使用。
アスタナ
アスタナはサクソバンク・サンガード、HTCハイロードと同じくスペシャライズドのルーベSL3に乗る。ホイールはコリマのカーボンディープまたはノーマルハイトリムホイールに、FMB製のパリ~ルーベスペシャルを使用。
HTC・ハイロード
HTC・ハイロードもスペシャライズドのルーベSL3に乗る。ホイールは選手の好みによりZIPP製やアルミ製を使用する。HTCハイロードはホイールスポンサーをつけず自費購入しているので、みたこともないスペシャル組ホイールが使われている。カヴェンディッシュのシマノPRO製カーボンステムにも注目だ。
photo&text:Makoto.AYANO
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