2010/09/30(木) - 08:07
2010年9月29日、UCI(国際自転車競技連合)は現在開催中のロード世界選手権メルボルン大会で記者会見を開き、3年後の2013年、ロード世界選手権をイタリア・トスカーナ州のフィレンツェで開催することを発表した。
現在オーストラリア・メルボルンで開催中のロード世界選手権。2011年のデンマーク・コペンハーゲン、2012年のオランダ・ファルケンブルフに続く開催地が発表された。
候補地に挙がっていたスペインのポンフェラーダとベルギーのホーフレーデ・ヒツを抑え、2013年のロード世界選手権の開催地を勝ち取ったのは、イタリア中部のトスカーナ州の州都フィレンツェ。「花の都」として世界的に知られている観光都市だ。「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)」など、日本人観光客にとってもお馴染み。
イタリアでの世界選手権開催はこれが12回目。最近では2008年にヴァレーゼで開催されている。トスカーナ州でのロード世界選手権開催は初めて。ガゼッタ・デッロ・スポルト紙によると、全てのレースはフィレンツェにゴールする。近郊のルッカやピストイア、モンテカティーニ・テルメがスタート地点や通過地点に名乗りを上げている。
現在開催中のロード世界選手権は6種目だが、2011年からジュニア男子/女子のロードレースと個人タイムトライアルが追加され、更に2012年からエリート男子/女子のチームタイムトライアルが追加されるため、開催種目は全12種目に。
FCI(イタリア自転車競技連盟)のレナート・ディロッコ会長(UCIの副会長を兼任)は「これはイタリアのロードレース界における一つの成功だ。故フランコ・バッレリーニ監督や、アルフレード・マルティーニ元代表監督を始めとするトスカーナ出身の偉大な人物に捧げる大会になる。地元の自治体と協力してプロジェクトを進めたい」とコメントしている。
text:Kei Tsuji in Geelong, Australia
現在オーストラリア・メルボルンで開催中のロード世界選手権。2011年のデンマーク・コペンハーゲン、2012年のオランダ・ファルケンブルフに続く開催地が発表された。
候補地に挙がっていたスペインのポンフェラーダとベルギーのホーフレーデ・ヒツを抑え、2013年のロード世界選手権の開催地を勝ち取ったのは、イタリア中部のトスカーナ州の州都フィレンツェ。「花の都」として世界的に知られている観光都市だ。「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)」など、日本人観光客にとってもお馴染み。
イタリアでの世界選手権開催はこれが12回目。最近では2008年にヴァレーゼで開催されている。トスカーナ州でのロード世界選手権開催は初めて。ガゼッタ・デッロ・スポルト紙によると、全てのレースはフィレンツェにゴールする。近郊のルッカやピストイア、モンテカティーニ・テルメがスタート地点や通過地点に名乗りを上げている。
現在開催中のロード世界選手権は6種目だが、2011年からジュニア男子/女子のロードレースと個人タイムトライアルが追加され、更に2012年からエリート男子/女子のチームタイムトライアルが追加されるため、開催種目は全12種目に。
FCI(イタリア自転車競技連盟)のレナート・ディロッコ会長(UCIの副会長を兼任)は「これはイタリアのロードレース界における一つの成功だ。故フランコ・バッレリーニ監督や、アルフレード・マルティーニ元代表監督を始めとするトスカーナ出身の偉大な人物に捧げる大会になる。地元の自治体と協力してプロジェクトを進めたい」とコメントしている。
text:Kei Tsuji in Geelong, Australia