2010/09/16(木) - 20:35
ツール・ド・北海道で初めての競輪場を使用した0.8kmのプロローグは西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)が優勝。辻善光(宇都宮ブリッツェン)は健闘して3位、宮澤崇史(TEAM NIPPO)は1.38秒差の7位に。
9月16日(木)、函館市営函館競輪場でツール・ド・北海道が幕開けした。初日のプロローグは、400mバンクを2周する0.8km。コースは特別に設定されたもので、400mの計測ラインよりも内側を1周目、2周目はさらに内側のコースを走る。実際は700mと少しの距離だ。
1周目こそバンク角がややついているが、2周目は完全にフラット。そのためコーナーでペダルをこぐ・こがないの差や突っ込みのスピード、立ち上がりの加速など、大変に難しいコースになった。
また、当日はやや強めの風が断続的に吹き、その強弱も明暗を分けた。
選手は全員が1分ごとにスタート。3番目にスタートした木守望(京都産業大学)がしばらくトップタイム。結局10位に。後半スタートの盛一大(愛三工業レーシングチーム)がトップタイムで首位に躍り出る。そして西谷がトップタイムを塗り替えると、最終走者の宮澤もそれを上回れず、西谷が優勝。
3位には辻が入り健闘、4位は盛、5位には吉田隼人(鹿屋体育大学)が入ってU23で首位になった。
個人総合の有力候補の中では、宮澤が7位、福島が9位、畑中が24位、内間64位、狩野74位など。それぞれ6秒程度までの差だが、集団ゴールが続くならばこの差が生きる。この秒差が大きいのか小さいのか、翌日から始まるステージの展開しだいだ。
優勝の西谷のコメント
「北海道はプロローグが大事。自分自身アジア大会のトラックに選ばれているので表彰台は最低乗らないとという気持ちだった。チームとしては盛、福田といいタイムなのでまずまずのスタートです」
3位の辻のコメント
「まずまずだが、正直優勝を狙っていたので悔しい。最低限の仕事はできてほっとしている。トラックの経験が生きた。このプロローグのために肉体改造をしてきた。普段はしないウェイトトレーニングも少しした。本当にこの700mのための練習をしてきた」
「チームとしてはどのステージでも表彰台を狙います。総合力は上がっていますよ」
結果
プロローグ 個人タイムトライアル 0.8km
1位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)53秒01
2位 シャオ・シーシン(アクションサイクリングチーム)+0秒08
3位 辻善光(宇都宮ブリッツェン)+0秒22
4位 盛一大(愛三工業レーシングチーム)+0秒61
5位 吉田隼人(鹿屋体育大学)+0秒97
6位 パク・スンベク(大韓民国チーム)+01秒29
7位 宮澤崇史(TEAM NIPPO)+01秒38
8位 福田真平(愛三工業レーシングチーム)+01秒66
9位 福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)+01秒72
10位 木守望(京都産業大学)+01秒81
個人総合ポイント賞
1位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)10点
U23
1位 吉田隼人(鹿屋体育大学)53秒
団体総合
1位 愛三工業レーシングチーム 2分40秒
2位 鹿屋体育大学 +03秒
3位 宇都宮ブリッツェン +04秒
photo&text:高木秀彰
9月16日(木)、函館市営函館競輪場でツール・ド・北海道が幕開けした。初日のプロローグは、400mバンクを2周する0.8km。コースは特別に設定されたもので、400mの計測ラインよりも内側を1周目、2周目はさらに内側のコースを走る。実際は700mと少しの距離だ。
1周目こそバンク角がややついているが、2周目は完全にフラット。そのためコーナーでペダルをこぐ・こがないの差や突っ込みのスピード、立ち上がりの加速など、大変に難しいコースになった。
また、当日はやや強めの風が断続的に吹き、その強弱も明暗を分けた。
選手は全員が1分ごとにスタート。3番目にスタートした木守望(京都産業大学)がしばらくトップタイム。結局10位に。後半スタートの盛一大(愛三工業レーシングチーム)がトップタイムで首位に躍り出る。そして西谷がトップタイムを塗り替えると、最終走者の宮澤もそれを上回れず、西谷が優勝。
3位には辻が入り健闘、4位は盛、5位には吉田隼人(鹿屋体育大学)が入ってU23で首位になった。
個人総合の有力候補の中では、宮澤が7位、福島が9位、畑中が24位、内間64位、狩野74位など。それぞれ6秒程度までの差だが、集団ゴールが続くならばこの差が生きる。この秒差が大きいのか小さいのか、翌日から始まるステージの展開しだいだ。
優勝の西谷のコメント
「北海道はプロローグが大事。自分自身アジア大会のトラックに選ばれているので表彰台は最低乗らないとという気持ちだった。チームとしては盛、福田といいタイムなのでまずまずのスタートです」
3位の辻のコメント
「まずまずだが、正直優勝を狙っていたので悔しい。最低限の仕事はできてほっとしている。トラックの経験が生きた。このプロローグのために肉体改造をしてきた。普段はしないウェイトトレーニングも少しした。本当にこの700mのための練習をしてきた」
「チームとしてはどのステージでも表彰台を狙います。総合力は上がっていますよ」
結果
プロローグ 個人タイムトライアル 0.8km
1位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)53秒01
2位 シャオ・シーシン(アクションサイクリングチーム)+0秒08
3位 辻善光(宇都宮ブリッツェン)+0秒22
4位 盛一大(愛三工業レーシングチーム)+0秒61
5位 吉田隼人(鹿屋体育大学)+0秒97
6位 パク・スンベク(大韓民国チーム)+01秒29
7位 宮澤崇史(TEAM NIPPO)+01秒38
8位 福田真平(愛三工業レーシングチーム)+01秒66
9位 福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)+01秒72
10位 木守望(京都産業大学)+01秒81
個人総合ポイント賞
1位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)10点
U23
1位 吉田隼人(鹿屋体育大学)53秒
団体総合
1位 愛三工業レーシングチーム 2分40秒
2位 鹿屋体育大学 +03秒
3位 宇都宮ブリッツェン +04秒
photo&text:高木秀彰
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