2010/09/02(木) - 13:34
75カ国、総計4万人に及ぶ自転車トレーダーが訪れる世界最大の自転車ショー"EUROBIKE(ユーロバイク)"が8月31日から開幕された。初日のイベントはDEMO DAY(デモデイ)と呼ばれる屋外試乗イベントだ。その模様をフォトレポートでお伝えしよう。
本格的な試乗会 DEMO DAY
ユーロバイク開催初日の「デモ・デイ」は、最新モデルの試乗ができる一日だ。各国のジャーナリストやトレーダー達にとって、発表されたばかりのニューモデルを自ら試すことの出来る絶好の機会とあって、数多くの来場者で賑わった。
開催は今年で4回目。試乗コースが設けられるのは、展示会場からクルマで40分ほど郊外へ向かったドイツアルプスの村、アルゲンビュールの屋外特設コース。抜群のロケーションのなか、世界の35カ国から来たジャーナリストと各国のトレーダー合わせ2,000人を超える来場者が、ロード&MTBのニュ-モデルの試乗を楽しんだ。
デモ・デイの会場までは、ユーロバイクが行われるメッセ会場から専用のシャトルバスに乗って40分。メッセ会場周辺にも広い敷地が広がっているにも関わらず、わざわざ郊外に試乗コースを設けるには訳がある。そこには広大な牧草地帯が一面に広がり、しかも適度なアップダウンがどこまでも続くので、ニューモデルを試すには絶好の場所だ。
コースはオフロード&オンロードとも本格的なもので、アルプスの麓に5つのルートが設定される。バイクメーカーの92社、109ブランドが参加。ロード&MTBだけに留まらず、ドイツで人気のトレッキングバイクやE-BIKEと呼ばれる電動自転車、リカンベントまで、徹底的なテストライドに応えてくれる。
デモデイ前夜、激しい雨が降り、オフロードはマッドの究極のコンディションになった。シクロワイアードもこのデモデイに参加。最新ロードバイクとシマノの新型XTR装備のマウンテンバイクで試走を楽しんだ。
試乗に出てみると、一応入り口だけには5つのコースへの矢印があるものの、いざコースへ向かうと詳しい標識も道案内の係員もいなし、特に交通規制などもしていないので、もちろん一般車も通る。もし枝道に入ったとしても誰も警告などしない。同じような景色が続く中で迷っては大変と思ったが、この辺の“各自の責任に任せる”的な雰囲気は、いかにもヨーロッパ的だ。
その分、気になるモデルは徹底的にテスト出来ることも、このデモ・デイの魅力のひとつと言えるだろう。
ユーロバイクの模様は引き続き現地からのレポートでお届けします。お楽しみに。
photo&text : Takashi.KAYABA
本格的な試乗会 DEMO DAY
ユーロバイク開催初日の「デモ・デイ」は、最新モデルの試乗ができる一日だ。各国のジャーナリストやトレーダー達にとって、発表されたばかりのニューモデルを自ら試すことの出来る絶好の機会とあって、数多くの来場者で賑わった。
開催は今年で4回目。試乗コースが設けられるのは、展示会場からクルマで40分ほど郊外へ向かったドイツアルプスの村、アルゲンビュールの屋外特設コース。抜群のロケーションのなか、世界の35カ国から来たジャーナリストと各国のトレーダー合わせ2,000人を超える来場者が、ロード&MTBのニュ-モデルの試乗を楽しんだ。
デモ・デイの会場までは、ユーロバイクが行われるメッセ会場から専用のシャトルバスに乗って40分。メッセ会場周辺にも広い敷地が広がっているにも関わらず、わざわざ郊外に試乗コースを設けるには訳がある。そこには広大な牧草地帯が一面に広がり、しかも適度なアップダウンがどこまでも続くので、ニューモデルを試すには絶好の場所だ。
コースはオフロード&オンロードとも本格的なもので、アルプスの麓に5つのルートが設定される。バイクメーカーの92社、109ブランドが参加。ロード&MTBだけに留まらず、ドイツで人気のトレッキングバイクやE-BIKEと呼ばれる電動自転車、リカンベントまで、徹底的なテストライドに応えてくれる。
デモデイ前夜、激しい雨が降り、オフロードはマッドの究極のコンディションになった。シクロワイアードもこのデモデイに参加。最新ロードバイクとシマノの新型XTR装備のマウンテンバイクで試走を楽しんだ。
試乗に出てみると、一応入り口だけには5つのコースへの矢印があるものの、いざコースへ向かうと詳しい標識も道案内の係員もいなし、特に交通規制などもしていないので、もちろん一般車も通る。もし枝道に入ったとしても誰も警告などしない。同じような景色が続く中で迷っては大変と思ったが、この辺の“各自の責任に任せる”的な雰囲気は、いかにもヨーロッパ的だ。
その分、気になるモデルは徹底的にテスト出来ることも、このデモ・デイの魅力のひとつと言えるだろう。
ユーロバイクの模様は引き続き現地からのレポートでお届けします。お楽しみに。
photo&text : Takashi.KAYABA
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