2010/08/17(火) - 16:16
2010年8月15日、フランスデ第67回クリテリウムアンテルナシオナル・キアンが開催され、新城幸也(Bboxブイグテレコム)が優勝を飾った。UCIレースではなく、興行レース的な意味合いが強いが、出場している選手やファンらの認知度が低ければ優勝は許されない。プロレースでの勝利にはカウントされないが、ブイグジャージでの記念すべき1勝目だ。
ツール・ド・フランス終了後、毎年フランス国内では「プロクリテ」と呼ばれる興行的なクリテリウムが多数開催される。今年で67回目の開催を迎えるクリテリウムアンテルナシオナル・キアンもその一つ。UCI(国際自転車競技連盟)ではなくフランス自転車競技連盟の管轄レースで、過去にはカルロス・サストレ(スペイン)を始めとするツール覇者や、Bboxブイグテレコムの現監督であるジャンルネ・ベルノドー(フランス)が優勝を飾っている。
今年も主催者が独断で選出した選手がスタートラインに並んだ。今年で5回目の出場となる新城幸也もその一人。UCIレースではないため、ツールで獲得したジャージをそのまま着て出場するのが通例で、山岳賞に輝いたアントニー・シャルトー(フランス、Bboxブイグテレコム)はマイヨアポワを着てスタートした。
レースは終盤にユキヤとトマ・ヴォクレール(フランス、Bboxブイグテレコム)が抜け出し、最後は手をつないでゴール。先着したユキヤが67代目のチャンピオンに輝いた。UCIレースでないためプロ勝利にはカウントされない。しかしフランス人選手が多数出場するフランスのクリテリウムレースでの優勝は、ユキヤの活躍がフランスで認められているという確固たる証拠だ。
ユキヤはフランスのウェブサイトvelo-clubの取材に対し「最終コーナーを曲がって、トマ(ヴォクレール)と手をつないでゴールしようと決めたんです。毎年出場しているのでキアンはよく知っていて、好きな街です」とコメントしている。
喜びの勝利を手にしたユキヤは、8月17日に開幕するツール・デュ・リムザン(UCI2.1)に出場する。4日間に渡って開催されるリムザンはユキヤに馴染みのあるレースであり、エキップアサダ時代の2006年には総合3位。2008年大会ではステージ優勝を飾り、再び総合3位に入っている。ユキヤはその後、8月29日のシャトールー・クラシック(UCI1.1)に出場する予定だ。
レース内容や選手コメントはwww.velo-club.netより。
text&photo:Kei Tsuji
ツール・ド・フランス終了後、毎年フランス国内では「プロクリテ」と呼ばれる興行的なクリテリウムが多数開催される。今年で67回目の開催を迎えるクリテリウムアンテルナシオナル・キアンもその一つ。UCI(国際自転車競技連盟)ではなくフランス自転車競技連盟の管轄レースで、過去にはカルロス・サストレ(スペイン)を始めとするツール覇者や、Bboxブイグテレコムの現監督であるジャンルネ・ベルノドー(フランス)が優勝を飾っている。
今年も主催者が独断で選出した選手がスタートラインに並んだ。今年で5回目の出場となる新城幸也もその一人。UCIレースではないため、ツールで獲得したジャージをそのまま着て出場するのが通例で、山岳賞に輝いたアントニー・シャルトー(フランス、Bboxブイグテレコム)はマイヨアポワを着てスタートした。
レースは終盤にユキヤとトマ・ヴォクレール(フランス、Bboxブイグテレコム)が抜け出し、最後は手をつないでゴール。先着したユキヤが67代目のチャンピオンに輝いた。UCIレースでないためプロ勝利にはカウントされない。しかしフランス人選手が多数出場するフランスのクリテリウムレースでの優勝は、ユキヤの活躍がフランスで認められているという確固たる証拠だ。
ユキヤはフランスのウェブサイトvelo-clubの取材に対し「最終コーナーを曲がって、トマ(ヴォクレール)と手をつないでゴールしようと決めたんです。毎年出場しているのでキアンはよく知っていて、好きな街です」とコメントしている。
喜びの勝利を手にしたユキヤは、8月17日に開幕するツール・デュ・リムザン(UCI2.1)に出場する。4日間に渡って開催されるリムザンはユキヤに馴染みのあるレースであり、エキップアサダ時代の2006年には総合3位。2008年大会ではステージ優勝を飾り、再び総合3位に入っている。ユキヤはその後、8月29日のシャトールー・クラシック(UCI1.1)に出場する予定だ。
レース内容や選手コメントはwww.velo-club.netより。
text&photo:Kei Tsuji
Amazon.co.jp