2010/08/12(木) - 20:04
2010年8月11日、ツール・ド・ラン(UCI2.1)第1ステージが行なわれ、山岳で縮小した集団に寄るスプリントでステファヌ・プーリー(フランス、ソール・ソジャサン)が優勝。ステージ2位のロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ)がボーナスタイムにより総合首位に立った。
ラニューからサンヴルバまでの144.4kmで行なわれたツール・ド・ラン第1ステージ。コースは概ね平坦だが、ゴールの25km手前に2級山岳フェイ峠が設定されている。
メイン集団はこの2級山岳で半分ほどに人数を減らし、逃げを封じ込めた70名弱の集団がゴールへ。並みいるプロツアーチームを押しのけたソール・ソジャサンのプーリーが、ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ)やジャンルー・パイアニ(フランス、U23フランスナショナルチーム)を抑え込んで先頭でゴールに飛び込んだ。
プーリーは2006年にアージェードゥーゼルでプロデビューした25歳で、今年からフランスのプロコンチネンタルチーム・ソール・ソジャサンに所属。2007年には若手の登竜門であるアマチュアレースのツール・ド・ラヴニールでステージ優勝を飾っている。これがプロレース初勝利だ。
リーダージャージのアイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック)は集団内の34位でゴール。しかしステージ2位に入り、6秒のボーナスタイムを獲得したフェイユに総合トップの座を奪われてしまった。フェイユは4秒のリードでリーダージャージを獲得。ヴァカンソレイユのイレール・ファンデルシューレン監督はチーム公式サイトの中で「選手たちの走りは素晴らしかった。チームは明日のステージでフェイユのジャージキープに力を尽くす。金曜日と土曜日のステージ(第3ステージと第4ステージ)は厳しい闘いになるだろう」とコメントしている。
日本勢は土井雪広(スキル・シマノ)が49秒遅れの第2集団でゴール。リーダーチームとしてメイン集団のコントロールに徹した別府史之(レディオシャック)が6分57秒遅れの集団でゴールしている。それぞれ総合成績は72位と97位につけている。
フミは自身のTwitterで「2日目は序盤からチームメイトのマルケルとムラビエフと自分の3人で100km以上集団を引き続けた。 山岳の途中で仕事終了してゆっくり走ってゴール。 明日のステージのフィニッシュは家から3kmのところで、家の前を通るステージだから何かしたいと思う」と語っており、その走りに注目が集まる。
レース展開はレース公式サイトより。
ツール・ド・ラン2010第1ステージ結果
1位 ステファヌ・プーリー(フランス、ソール・ソジャサン) 3h22'09"
2位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ)
3位 ジャンルー・パイアニ(フランス、U23フランスナショナルチーム)
4位 ロメン・アルディ(フランス、ブルターニュ・シュレー)
5位 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、オメガファーマ・ロット)
6位 ローラン・マンジェル(フランス、ソール・ソジャサン)
7位 マキシム・ブエ(フランス、アージェードゥーゼル)
8位 ガエル・マラキャルン(フランス、ブルターニュ・シュレー)
9位 カルステン・クローン(オランダ、BMCレーシングチーム)
10位 アルノー・ジャネソン(フランス、ケースデパーニュ)
74位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) +49"
97位 別府史之(日本、レディオシャック) +6'57"
個人総合成績
1位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ) 3h25'43"
2位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック) +04"
3位 ウィルコ・ケルダーマン(オランダ、ラボバンク・コンチネンタル)
4位 ローラン・マンジェル(フランス、ソール・ソジャサン)
5位 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、オメガファーマ・ロット)+05"
6位 マチュー・ブロ(フランス、ルーベ・リール)
7位 トニー・ギャロパン(フランス、コフィディス)
8位 モレノ・ホフラント(オランダ、ラボバンク・コンチネンタル) +06"
9位 ステファヌ・プーリー(フランス、ソール・ソジャサン)
10位 タジェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、チームHTC・コロンビア)
72位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) +1'04"
97位 別府史之(日本、レディオシャック) +7'10"
ポイント賞
ステファヌ・プーリー(フランス、ソール・ソジャサン)
山岳賞
ジェフリー・スープ(フランス、U23フランスナショナルチーム)
新人賞
ウィルコ・ケルダーマン(オランダ、ラボバンク・コンチネンタル)
チーム総合成績
チームHTC・コロンビア
text:Kei Tsuji
photo:www.tourdelain.com
ラニューからサンヴルバまでの144.4kmで行なわれたツール・ド・ラン第1ステージ。コースは概ね平坦だが、ゴールの25km手前に2級山岳フェイ峠が設定されている。
メイン集団はこの2級山岳で半分ほどに人数を減らし、逃げを封じ込めた70名弱の集団がゴールへ。並みいるプロツアーチームを押しのけたソール・ソジャサンのプーリーが、ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ)やジャンルー・パイアニ(フランス、U23フランスナショナルチーム)を抑え込んで先頭でゴールに飛び込んだ。
プーリーは2006年にアージェードゥーゼルでプロデビューした25歳で、今年からフランスのプロコンチネンタルチーム・ソール・ソジャサンに所属。2007年には若手の登竜門であるアマチュアレースのツール・ド・ラヴニールでステージ優勝を飾っている。これがプロレース初勝利だ。
リーダージャージのアイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック)は集団内の34位でゴール。しかしステージ2位に入り、6秒のボーナスタイムを獲得したフェイユに総合トップの座を奪われてしまった。フェイユは4秒のリードでリーダージャージを獲得。ヴァカンソレイユのイレール・ファンデルシューレン監督はチーム公式サイトの中で「選手たちの走りは素晴らしかった。チームは明日のステージでフェイユのジャージキープに力を尽くす。金曜日と土曜日のステージ(第3ステージと第4ステージ)は厳しい闘いになるだろう」とコメントしている。
日本勢は土井雪広(スキル・シマノ)が49秒遅れの第2集団でゴール。リーダーチームとしてメイン集団のコントロールに徹した別府史之(レディオシャック)が6分57秒遅れの集団でゴールしている。それぞれ総合成績は72位と97位につけている。
フミは自身のTwitterで「2日目は序盤からチームメイトのマルケルとムラビエフと自分の3人で100km以上集団を引き続けた。 山岳の途中で仕事終了してゆっくり走ってゴール。 明日のステージのフィニッシュは家から3kmのところで、家の前を通るステージだから何かしたいと思う」と語っており、その走りに注目が集まる。
レース展開はレース公式サイトより。
ツール・ド・ラン2010第1ステージ結果
1位 ステファヌ・プーリー(フランス、ソール・ソジャサン) 3h22'09"
2位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ)
3位 ジャンルー・パイアニ(フランス、U23フランスナショナルチーム)
4位 ロメン・アルディ(フランス、ブルターニュ・シュレー)
5位 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、オメガファーマ・ロット)
6位 ローラン・マンジェル(フランス、ソール・ソジャサン)
7位 マキシム・ブエ(フランス、アージェードゥーゼル)
8位 ガエル・マラキャルン(フランス、ブルターニュ・シュレー)
9位 カルステン・クローン(オランダ、BMCレーシングチーム)
10位 アルノー・ジャネソン(フランス、ケースデパーニュ)
74位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) +49"
97位 別府史之(日本、レディオシャック) +6'57"
個人総合成績
1位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ) 3h25'43"
2位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック) +04"
3位 ウィルコ・ケルダーマン(オランダ、ラボバンク・コンチネンタル)
4位 ローラン・マンジェル(フランス、ソール・ソジャサン)
5位 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、オメガファーマ・ロット)+05"
6位 マチュー・ブロ(フランス、ルーベ・リール)
7位 トニー・ギャロパン(フランス、コフィディス)
8位 モレノ・ホフラント(オランダ、ラボバンク・コンチネンタル) +06"
9位 ステファヌ・プーリー(フランス、ソール・ソジャサン)
10位 タジェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、チームHTC・コロンビア)
72位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) +1'04"
97位 別府史之(日本、レディオシャック) +7'10"
ポイント賞
ステファヌ・プーリー(フランス、ソール・ソジャサン)
山岳賞
ジェフリー・スープ(フランス、U23フランスナショナルチーム)
新人賞
ウィルコ・ケルダーマン(オランダ、ラボバンク・コンチネンタル)
チーム総合成績
チームHTC・コロンビア
text:Kei Tsuji
photo:www.tourdelain.com