2010年8月4日、スペインで開催されているブエルタ・ア・レオン(UCI2.2)の第2ステージで日本チャンピオンの宮澤崇史(チームNIPPO)が優勝。山岳賞に加えてポイント賞でもトップに立った。

両手を広げてゴールする宮澤崇史(チームNIPPO)両手を広げてゴールする宮澤崇史(チームNIPPO) photo:www.lavueltaleon.netブエルタ・ア・レオンはスペイン北部カスティーリャ・イ・レオン州のレオンを中心に開催される5日間のステージレース。今年で開催10回目を迎え、2007年には清水都貴(当時NIPPOコーポレーション・梅丹本舗)が第1ステージを制し、最終日までリーダージャージを守って総合優勝。当時のチームメイト新城幸也が総合2位&山岳賞を獲得した。

今年はチームNIPPOが参戦。日本からは宮澤崇史、佐野淳哉、中島康晴、菊池誠晃、増田成幸の5名が出場した。初日の第1ステージは佐野淳哉(チームNIPPO)が4位に入る活躍を見せ、52km地点の3級山岳を先頭で通過した宮澤崇史が山岳賞ジャージを獲得。

そして迎えた第2ステージ。この日は中島康晴(チームNIPPO)が逃げて3級山岳を先頭通過し、宮澤が2番手で通過。山岳賞ジャージをキープした宮澤が最終スプリントを制し、ステージ優勝を飾った。

宮澤はステージ優勝、山岳賞ジャージ、ポイント賞ジャージを同時に獲得。初日の第1ステージで35秒遅れたため総合では11位につけている。

宮澤は自身のブログの中で「なによりステージ優勝できたのが良かった!みんなレース終盤でコントロールしてくれたおかげだ。明日もがんばるぞ!!」とコメント。翌第3ステージでは宮澤がポイント賞ジャージ、中島が山岳賞ジャージを着る予定だ。

text:Kei Tsuji
photo:www.lavueltaleon.net

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