「言葉にならないぐらい嬉しい」とグランツール初勝利を喜んだトビアス・ヨハンネセン。総合優勝のマスをはじめ、ファンアールト、ブイトラゴ、オンリーら各賞受賞者が3週間の激闘を振り返った。
ステージ優勝 トビアス・ヨハンネセン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)

グランツールで自身初となる勝利を飾ったトビアス・ヨハンネセン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) photo:CorVos
今日は本当に予想していなかった。マグナス・コルトにとって(グランツール)最後の日だったので、彼にとって特別な1日にしたいと思っていた。でも最終周回で僕が先頭グループに入り、コルトが戻ってくる可能性もあったので、なるべく先頭を引かないようにした。ただ最後は、僕らに十分な差がついていることが分かった。
そこからはすごく集中した。この勝利をずっと追い求めてきたからね。前回の勝利から3年以上が経っていた。言葉にならないぐらい嬉しい。
コルトをどう(集団スプリントで)勝たせるかを事前に話し合っていて、彼を最終コーナーに先頭で送り込むことがプランだった。ミーティングでその話をしたことを覚えていたから、「まずは最終コーナーを先頭で入ること。それまでは何もしない」と自分に言い聞かせていた。そして、そこから全開で踏んだ。本当に最高の気分だよ。
僕らは本当に強いチームだったと思う。もちろん良い時も悪い時もあったけれど、毎日できる限り全力で戦ってきた。第7ステージのアンドレアス(レックネスン)の勝利は嬉しかった。(自身が2位になった)昨日もチームにとって特別な1日だったし、そこから大きな自信を得ることができた。今日、チームに勝利を届けられたことが本当に嬉しい。昨日もみんなは勝利に値する走りをしていたと思うし、僕自身、それに応えられなかったことが本当に悔しかった。だからこそ、今日こうして勝てたことは特別だ。
ステージ2位 アレッサンドロ・ロメレ(イタリア、XDSアスタナ)

ロメレを退け、勝利したトビアス・ヨハンネセン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) photo:CorVos
今日の目標は勝つことで、それだけに集中していた。チームも僕を信じてくれていたし、自分自身もまだとても良いコンディションにあると分かっていた。だからスタートから積極的にレースを進め、2周目に抜け出したグループに入ることができた。
もちろん、勝利でブエルタを締めくくることができれば最高だった。でもこの結果にはとても満足している。今回は僕にとって初めてのグランツールだった。信頼し、支えてくれたチームのみんなに感謝しているし、自分自身の走りにも満足している。
マイヨロホ エンリク・マス(スペイン、モビスター)

マイヨロホ:エンリク・マス(スペイン、モビスター) photo:CorVos
忘れられない1日になった。本当に素晴らしい大会だったと思う。何が起こるか分からないという緊張感は常にあった。でも見ての通り、今日はすべてが順調に進んだ。だから本当に嬉しいし、今日は1km、1kmを楽しみながら走ることができた。
ここまで本当に長く待ったし、今日にたどり着くまでの道のりも長かった。でも正直に言えば、これまでのブエルタもすべて特別だった。その中でも、今回のブエルタが一番特別なものになったと思う。
マイヨプントス ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)

マイヨプントス:ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
正直に言うと、今日は思っていたような脚ではなかった。最初の登りですでに、少しきつすぎると感じていた。3週間走ってきた疲労は間違いなく残っているし、今日は前方で勝負できるだけの力がなかった。
でも、ある意味これでやり残していたことを成し遂げられたと思う。2024年はマイヨプントスを着ながら落車でリタイアしてしまったからね。2022年のツール・ド・フランスでマイヨヴェールを獲得した後、ブエルタのポイント賞もいつか手に入れたいとずっと思っていた。
2年前はあと一歩のところで逃し、その後には大きな怪我もあっただけに、とても悔しかった。だからこそ、今回はこうして最後まで走り切り、この美しいジャージを着てここに立てていることが、より特別に感じられる。
マイヨモンターニャ サンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア、バーレーン・ヴィクトリアス)

マイヨモンターニャ:サンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos
まず何より、マイヨモンターニャを守り切ってグラナダまでたどり着けたことが本当に嬉しい。このジャージを持ち帰れることを誇りに思うし、母国のみんなにも、僕と同じくらい楽しんでもらえていたら嬉しい。
かなり苦しんだ。いや、本当にたくさん苦しんだよ。でも、毎日の戦いの中で得たものや、このブエルタを共に戦った素晴らしいチームのことを考えれば、ポジティブなものをたくさん持ち帰ることができる。美しい思い出もたくさんできた。また必ず戻ってくるよ。このレースが大好きだし、ファンも本当に素晴らしいからね。
マイヨブランコ オスカー・オンリー(イギリス、ネットカンパニー・イネオス)

マイヨブランコ:オスカー・オンリー(イギリス、ネットカンパニー・イネオス) photo:CorVos
長い3週間だったと思う。レースには常に緊張感やストレスが付きまとうし、特に総合成績を狙っているとそれはなおさらだ。だから、こうして無事に走り終えられて嬉しいし、少しほっとしている。
後悔していることは特にない。いくつかうまくいかないことはあったけれど、それは自分ではどうしようもないことだった。第1週には少し体調を崩したし、その後は何度か落車もした。もちろん理想的なことではない。
それでも、本来の状態に戻るためにチームと一緒にどうプランを立てていったかという点では、多くのことを学べたと思う。今シーズンが自分にとって良いシーズンではなかったことは認めざるを得ない。だから、まずブエルタを完走できたこと自体がひとつの成功だと思う。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
ステージ優勝 トビアス・ヨハンネセン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)

今日は本当に予想していなかった。マグナス・コルトにとって(グランツール)最後の日だったので、彼にとって特別な1日にしたいと思っていた。でも最終周回で僕が先頭グループに入り、コルトが戻ってくる可能性もあったので、なるべく先頭を引かないようにした。ただ最後は、僕らに十分な差がついていることが分かった。
そこからはすごく集中した。この勝利をずっと追い求めてきたからね。前回の勝利から3年以上が経っていた。言葉にならないぐらい嬉しい。
コルトをどう(集団スプリントで)勝たせるかを事前に話し合っていて、彼を最終コーナーに先頭で送り込むことがプランだった。ミーティングでその話をしたことを覚えていたから、「まずは最終コーナーを先頭で入ること。それまでは何もしない」と自分に言い聞かせていた。そして、そこから全開で踏んだ。本当に最高の気分だよ。
僕らは本当に強いチームだったと思う。もちろん良い時も悪い時もあったけれど、毎日できる限り全力で戦ってきた。第7ステージのアンドレアス(レックネスン)の勝利は嬉しかった。(自身が2位になった)昨日もチームにとって特別な1日だったし、そこから大きな自信を得ることができた。今日、チームに勝利を届けられたことが本当に嬉しい。昨日もみんなは勝利に値する走りをしていたと思うし、僕自身、それに応えられなかったことが本当に悔しかった。だからこそ、今日こうして勝てたことは特別だ。
ステージ2位 アレッサンドロ・ロメレ(イタリア、XDSアスタナ)

今日の目標は勝つことで、それだけに集中していた。チームも僕を信じてくれていたし、自分自身もまだとても良いコンディションにあると分かっていた。だからスタートから積極的にレースを進め、2周目に抜け出したグループに入ることができた。
もちろん、勝利でブエルタを締めくくることができれば最高だった。でもこの結果にはとても満足している。今回は僕にとって初めてのグランツールだった。信頼し、支えてくれたチームのみんなに感謝しているし、自分自身の走りにも満足している。
マイヨロホ エンリク・マス(スペイン、モビスター)

忘れられない1日になった。本当に素晴らしい大会だったと思う。何が起こるか分からないという緊張感は常にあった。でも見ての通り、今日はすべてが順調に進んだ。だから本当に嬉しいし、今日は1km、1kmを楽しみながら走ることができた。
ここまで本当に長く待ったし、今日にたどり着くまでの道のりも長かった。でも正直に言えば、これまでのブエルタもすべて特別だった。その中でも、今回のブエルタが一番特別なものになったと思う。
マイヨプントス ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)

正直に言うと、今日は思っていたような脚ではなかった。最初の登りですでに、少しきつすぎると感じていた。3週間走ってきた疲労は間違いなく残っているし、今日は前方で勝負できるだけの力がなかった。
でも、ある意味これでやり残していたことを成し遂げられたと思う。2024年はマイヨプントスを着ながら落車でリタイアしてしまったからね。2022年のツール・ド・フランスでマイヨヴェールを獲得した後、ブエルタのポイント賞もいつか手に入れたいとずっと思っていた。
2年前はあと一歩のところで逃し、その後には大きな怪我もあっただけに、とても悔しかった。だからこそ、今回はこうして最後まで走り切り、この美しいジャージを着てここに立てていることが、より特別に感じられる。
マイヨモンターニャ サンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア、バーレーン・ヴィクトリアス)

まず何より、マイヨモンターニャを守り切ってグラナダまでたどり着けたことが本当に嬉しい。このジャージを持ち帰れることを誇りに思うし、母国のみんなにも、僕と同じくらい楽しんでもらえていたら嬉しい。
かなり苦しんだ。いや、本当にたくさん苦しんだよ。でも、毎日の戦いの中で得たものや、このブエルタを共に戦った素晴らしいチームのことを考えれば、ポジティブなものをたくさん持ち帰ることができる。美しい思い出もたくさんできた。また必ず戻ってくるよ。このレースが大好きだし、ファンも本当に素晴らしいからね。
マイヨブランコ オスカー・オンリー(イギリス、ネットカンパニー・イネオス)

長い3週間だったと思う。レースには常に緊張感やストレスが付きまとうし、特に総合成績を狙っているとそれはなおさらだ。だから、こうして無事に走り終えられて嬉しいし、少しほっとしている。
後悔していることは特にない。いくつかうまくいかないことはあったけれど、それは自分ではどうしようもないことだった。第1週には少し体調を崩したし、その後は何度か落車もした。もちろん理想的なことではない。
それでも、本来の状態に戻るためにチームと一緒にどうプランを立てていったかという点では、多くのことを学べたと思う。今シーズンが自分にとって良いシーズンではなかったことは認めざるを得ない。だから、まずブエルタを完走できたこと自体がひとつの成功だと思う。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
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