イタリアTT王者フィリッポ・ガンナ(ネットカンパニー・イネオス)が母国で完勝したジロ10日目。「目標を果たせた」と喜ぶガンナや、振るわなかったヴィンゲゴー、マリアローザを守ったエウラリオなど、ジロ10日目を選手たちの言葉で振り返る。
ステージ優勝 フィリッポ・ガンナ(イタリア、ネットカンパニー・イネオス)

2位に1分53秒差をつける、圧巻の勝利を飾ったフィリッポ・ガンナ(イタリア、ネットカンパニー・イネオス) photo:CorVos
この冬、僕らチームは素晴らしい仕事をしたと思う。特に総合系の選手たちに関してはまさにそうだ。それはティレーノ(アドリアティコ)のタイムトライアルと同じく、テイメン(アレンスマン)が区間2位に入ったのを見ても明らかだ。今日はチーム一丸となり、本当に素晴らしい仕事ができたし、とても良い勝利を挙げることができた。今夜はこの勝利を楽しみ、その後は残る11日間に集中していく。
今日は本当に良いTTとなった。距離が長く、自分好みで、しかも登りのないTTだった。この目標に向けて慎重に調整してきた。だからこの後、僕にとっては新しいジロが始まる。目標はロードレースでのステージ優勝で、それがもし(故郷ヴェルバーニアにフィニッシュする)金曜日だったら最高だ。
ステージ11位&総合5位 ベン・オコーナー(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー)
(フィニッシュ時点で)トップ10に入れたのは予想よりも良い結果。第9ステージで調子がよくなかったので、休息日を挟み、通常のコンディションに戻すことができた。総合系の選手ならばTTバイクでの練習時間が長くなるのは当然のこと。ライバルたちに差をつけなければならないからね。
全体を通してスムーズに走れたが、ラスト数kmでスピードが落ちてしまった。結果的には満足の走りだよ。
ステージ13位&総合2位&マリアアッズーラ(山岳賞) ヨナス・ヴィンゲゴーハンセン(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

ステージ13位と振るわなかったヨナス・ヴィンゲゴーハンセン(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
レース直後インタビュー
正直、感覚はとても良かった。だがもちろん、最良のタイムトライアルとはならなかった。でもタイムと総合順位には満足しているよ。目標だったフェリックス・ガルに対し、タイムを稼ぐことができた。もちろんアレンスマンに対しては逆に失ったが、まずまずの順位にいる。
表彰式後インタビュー
─どんなタイムトライアルだったか?
僕にとっては最悪のレイアウトだった。本当に酷いものだった。距離が長く平坦で、僕に適したレイアウトではない。そんなステージでも良い結果で終えることができた。こういうレイアウトはよりパワーのある重量級のTTスペシャリストに有利になるからね。
ステージ33位&総合4位 フェリックス・ガル(オーストリア、デカトロンCMA CGM)

ステージ33位とタイムロスを最小限に抑えたフェリックス・ガル(オーストリア、デカトロンCMA CGM) photo:CorVos
できる限りの走りはしたつもり。後悔はないよ。ヨナスとのタイム差は把握していないが、42kmのTTを楽しむことができたよ。ベストは尽くした。目標としていた数字を上回りながら走ることができた。
─バイザーを外し、サングラスを着用した意図は?
その方がしっくり来たからだ。
マリアローザ アフォンソ・エウラリオ(ポルトガル、バーレーン・ヴィクトリアス)

41位ながら、辛うじてマリアローザを守ったアフォンソ・エウラリオ(ポルトガル、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos
今日はずっと苦しみながら走っていたが、マリアローザを守ることができた。最高の結果だよ。守れるかどうかは聞かされておらず、終盤になってようやくチームカーから「ヨナス(ヴィンゲゴー)のタイムに近い」と伝えられた。でもそれを聞いて僕は「タイムは近いのだろうが、マリアローザを守れるほどではないだろうな」と思っていた。しかし最後に「(総合で)30秒リードしている」と言われ、そのまま全力で踏み続けた。
もちろん、このTTの後もマリアローザを着続けられるなんて思っていなかったよ。翌日からも変わらず、マリアローザのために戦い続ける。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, RCS Sport
ステージ優勝 フィリッポ・ガンナ(イタリア、ネットカンパニー・イネオス)

この冬、僕らチームは素晴らしい仕事をしたと思う。特に総合系の選手たちに関してはまさにそうだ。それはティレーノ(アドリアティコ)のタイムトライアルと同じく、テイメン(アレンスマン)が区間2位に入ったのを見ても明らかだ。今日はチーム一丸となり、本当に素晴らしい仕事ができたし、とても良い勝利を挙げることができた。今夜はこの勝利を楽しみ、その後は残る11日間に集中していく。
今日は本当に良いTTとなった。距離が長く、自分好みで、しかも登りのないTTだった。この目標に向けて慎重に調整してきた。だからこの後、僕にとっては新しいジロが始まる。目標はロードレースでのステージ優勝で、それがもし(故郷ヴェルバーニアにフィニッシュする)金曜日だったら最高だ。
ステージ11位&総合5位 ベン・オコーナー(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー)
(フィニッシュ時点で)トップ10に入れたのは予想よりも良い結果。第9ステージで調子がよくなかったので、休息日を挟み、通常のコンディションに戻すことができた。総合系の選手ならばTTバイクでの練習時間が長くなるのは当然のこと。ライバルたちに差をつけなければならないからね。
全体を通してスムーズに走れたが、ラスト数kmでスピードが落ちてしまった。結果的には満足の走りだよ。
ステージ13位&総合2位&マリアアッズーラ(山岳賞) ヨナス・ヴィンゲゴーハンセン(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

レース直後インタビュー
正直、感覚はとても良かった。だがもちろん、最良のタイムトライアルとはならなかった。でもタイムと総合順位には満足しているよ。目標だったフェリックス・ガルに対し、タイムを稼ぐことができた。もちろんアレンスマンに対しては逆に失ったが、まずまずの順位にいる。
表彰式後インタビュー
─どんなタイムトライアルだったか?
僕にとっては最悪のレイアウトだった。本当に酷いものだった。距離が長く平坦で、僕に適したレイアウトではない。そんなステージでも良い結果で終えることができた。こういうレイアウトはよりパワーのある重量級のTTスペシャリストに有利になるからね。
ステージ33位&総合4位 フェリックス・ガル(オーストリア、デカトロンCMA CGM)

できる限りの走りはしたつもり。後悔はないよ。ヨナスとのタイム差は把握していないが、42kmのTTを楽しむことができたよ。ベストは尽くした。目標としていた数字を上回りながら走ることができた。
─バイザーを外し、サングラスを着用した意図は?
その方がしっくり来たからだ。
マリアローザ アフォンソ・エウラリオ(ポルトガル、バーレーン・ヴィクトリアス)

今日はずっと苦しみながら走っていたが、マリアローザを守ることができた。最高の結果だよ。守れるかどうかは聞かされておらず、終盤になってようやくチームカーから「ヨナス(ヴィンゲゴー)のタイムに近い」と伝えられた。でもそれを聞いて僕は「タイムは近いのだろうが、マリアローザを守れるほどではないだろうな」と思っていた。しかし最後に「(総合で)30秒リードしている」と言われ、そのまま全力で踏み続けた。
もちろん、このTTの後もマリアローザを着続けられるなんて思っていなかったよ。翌日からも変わらず、マリアローザのために戦い続ける。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, RCS Sport