ここまで2度の2位に甘んじたロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)が、ブエルタ・エスパーニャ・フェメニーナ第4ステージで勝利。元世界王者が、集団スプリントでファンデルブレッヘンとのワンツーフィニッシュを達成した。

モンフォルテ・デ・レモスがスタート地点となったブエルタ女子第4ステージ photo:A.S.O.
全7日間で争われるブエルタ・エスパーニャ・フェメニーナ(UCIワールドツアー)は、5月6日に大会中日の4日目を迎えた。この日は序盤とコース後半に3級山岳が設定された丘陵ステージ。今年のパリ〜ルーベでキャリアハイとなる優勝を飾ったドイツ王者、フランシスカ・コッホ(FDJユナイテッド・スエズ)がマイヨロホを着るレースは、序盤から2名が飛び出し逃げ集団を作った。
その後4名に増えた逃げに対し、メイン集団はFDJユナイテッド・スエズの21歳、エグランティーヌ・レイエ(フランス)を中心に牽引される。最初の3級山岳は逃げに乗ったマリーヌ・アリオーヌ(フランス、マイエンヌ・モンバナ・マイパイ)が最大6ポイントを獲得。レース後半でも逃げはタイム差を維持し、アリオーヌはもう一つの3級山岳もトップ通過。これによりアシュリー・モールマン(南アフリカ、AGインシュランス・スーダル)から山岳賞ジャージを奪い取ることに成功した。

ローレッタ・ハンソン(オーストラリア、リドル・トレック)ら4名による逃げ集団 photo:A.S.O.

SDワークス・プロタイムを中心に逃げを追走するプロトン photo:A.S.O.
その後、昨年限りで解散したアルケア・B&Bホテルズから新加入のヴァレンティナ・カヴァラー(オーストリア、SDワークス・プロタイム)も集団牽引に協力。徐々にタイム差を縮められた逃げからはマルタ・ジャスクルスカ(ポーランド、ヒューマンパワードヘルス)がアタック。これにローレッタ・ハンソン(オーストラリア、リドル・トレック)だけが反応し、逃げは2名に絞られたが、残り2.6km地点でプロトンに引き戻された。
その後は先導がSDワークスからモビスターに代わり、リドル・トレックも集団先頭に選手を送る。ラスト2つのコーナーをリアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター)が先頭通過し、そのままリッパートがスプリントを開始する。しかしその背後についていたロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)が踏み込むと、誰も横に並ぶことはできなかった。

スプリント勝利したロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム) photo:CorVos

総合でも首位に浮上したロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム) photo:A.S.O.
背後についたチームメイトのアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ)とのワンツーフィニッシュを達成したコペッキー。「ここまで2度の2位に入り、勝利はいずれ訪れると信じていた。最後は先頭のリッパートの背後という完璧な位置につき、スプリントを開始した。そしてマイヨロホを着ることができたのは、この勝利を特別なものにする」と、大会初日と3日目に区間2位に入っていたコペッキーは語り、マイヨロホに袖を通した。
区間3位にはレティツィア・パテルノステル(イタリア、リブ・アルウラー・ジェイコ)が入り、フランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ)は5位。優勝ボーナスタイムを獲得したコペッキーがコッホを抜き、総合首位に立っている。

全7日間で争われるブエルタ・エスパーニャ・フェメニーナ(UCIワールドツアー)は、5月6日に大会中日の4日目を迎えた。この日は序盤とコース後半に3級山岳が設定された丘陵ステージ。今年のパリ〜ルーベでキャリアハイとなる優勝を飾ったドイツ王者、フランシスカ・コッホ(FDJユナイテッド・スエズ)がマイヨロホを着るレースは、序盤から2名が飛び出し逃げ集団を作った。
その後4名に増えた逃げに対し、メイン集団はFDJユナイテッド・スエズの21歳、エグランティーヌ・レイエ(フランス)を中心に牽引される。最初の3級山岳は逃げに乗ったマリーヌ・アリオーヌ(フランス、マイエンヌ・モンバナ・マイパイ)が最大6ポイントを獲得。レース後半でも逃げはタイム差を維持し、アリオーヌはもう一つの3級山岳もトップ通過。これによりアシュリー・モールマン(南アフリカ、AGインシュランス・スーダル)から山岳賞ジャージを奪い取ることに成功した。


その後、昨年限りで解散したアルケア・B&Bホテルズから新加入のヴァレンティナ・カヴァラー(オーストリア、SDワークス・プロタイム)も集団牽引に協力。徐々にタイム差を縮められた逃げからはマルタ・ジャスクルスカ(ポーランド、ヒューマンパワードヘルス)がアタック。これにローレッタ・ハンソン(オーストラリア、リドル・トレック)だけが反応し、逃げは2名に絞られたが、残り2.6km地点でプロトンに引き戻された。
その後は先導がSDワークスからモビスターに代わり、リドル・トレックも集団先頭に選手を送る。ラスト2つのコーナーをリアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター)が先頭通過し、そのままリッパートがスプリントを開始する。しかしその背後についていたロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)が踏み込むと、誰も横に並ぶことはできなかった。


背後についたチームメイトのアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ)とのワンツーフィニッシュを達成したコペッキー。「ここまで2度の2位に入り、勝利はいずれ訪れると信じていた。最後は先頭のリッパートの背後という完璧な位置につき、スプリントを開始した。そしてマイヨロホを着ることができたのは、この勝利を特別なものにする」と、大会初日と3日目に区間2位に入っていたコペッキーは語り、マイヨロホに袖を通した。
区間3位にはレティツィア・パテルノステル(イタリア、リブ・アルウラー・ジェイコ)が入り、フランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ)は5位。優勝ボーナスタイムを獲得したコペッキーがコッホを抜き、総合首位に立っている。
ブエルタ・エスパーニャ・フェメニーナ2026第4ステージ結果
| 1位 | ロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム) | |
| 2位 | アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス・プロタイム) | |
| 3位 | レティツィア・パテルノステル(イタリア、リブ・アルウラー・ジェイコ) | |
| 4位 | シャリ・ボシュイト(ベルギー、AGインシュランス・スーダル) | |
| 5位 | フランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 6位 | サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 7位 | リアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター) | |
| 8位 | アルレニス・シエラ(キューバ、モビスター) | |
| 9位 | アグニエシュカ・スカルニアク=ソイカ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 10位 | カーリーン・スウィンケルス(オランダ、UAEチームADQ) |
個人総合成績
| 1位 | ロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム) | 12:10:46 |
| 2位 | フランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ) | +0:06 |
| 3位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | +0:12 |
| 4位 | アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス・プロタイム) | +0:20 |
| 5位 | サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク) | +0:22 |
| 6位 | エヴィータ・ムジック(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 7位 | ルース・アドヘースツ(オランダ、リドル・トレック) | +0:24 |
| 8位 | リアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター) | +0:26 |
| 9位 | ポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 10位 | パウラ・ブラジ(スペイン、UAEチームADQ) |
その他の特別賞
| ポイント賞 | フランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ) |
| 山岳賞 | マリーヌ・アリオーヌ(フランス、マイエンヌ・モンバナ・マイパイ) |
| ヤングライダー賞 | ローレ・デスペッヘル(ベルギー、AGインシュランス・スーダル) |
| チーム総合成績 | UAEチームADQ |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
photo:CorVos, A.S.O.
Amazon.co.jp