全国数あるジャイアントストアの旗艦店が、大阪府箕面市にある「ジャイアントストア大阪」。圧倒的な商品ボリュームと、月に2度も開催される初心者ウェルカムのライドイベント。全てのサイクリストにとって最も頼もしく、そして最も敷居の低い遊びの入り口です。



国道171号沿いにそびえ立つ真っ白で巨大な建物が目印。ジャイアントストア大阪に到着だ photo:So Isobe

全国に展開するジャイアントストアの中でも、ジャイアント・ジャパン直営のフラッグシップとして君臨するのが、大阪府箕面市にある「ジャイアントストア大阪」。国道171号沿いにそびえ立つ真っ白で巨大な建物は、多くのサイクリストが抱く「自転車店」のイメージを遥かに上回る。ヒルクライムスポットとして名高い箕面ドライブウェイの入り口までわずか2km。走りの拠点としても絶好のロケーションだ。

大きなガラス張り店内は、とにかく明るい綺麗な空間が広がる。ラインナップは圧倒的で、人気クロスバイク「エスケープ」シリーズはもちろん、キッズバイクからMTB、グラベル、そしてロードバイクに至ってはエントリーからハイエンドまで完全にフルラインナップを常時展示。女性専用ブランド「Liv」も、小柄な人(140cm台〜)が乗れるXXSサイズまで含め潤沢にストックされている。全国多数のジャイアントストアの中でも、ここまでの在庫量を誇るお店は他にない。

ロードバイク・クロスバイクはフルラインナップが揃う。カタログのように実車を見比べることができる photo:So Isobe

MTBも多数在庫。すぐ遊べるラインナップが揃う photo:So Isobe
キッズモデルもほぼ全車種を用意する。カーボン製プッシュバイクも photo:So Isobe


こちらは女性モデル、Livコーナー。これだけのスペースを割いているのは全国でもここだけ photo:So Isobe

ラインナップの豊富さはバイクだけではなく、ウェアやシューズ、ヘルメットにはじまり、携帯ツールといったライドの必需品や工具、ポンプまで、自転車ライフに必要なアイテムが全てこの場所で揃う。ハイエンド層に人気を集める「カデックス」のホイールやハンドルも在庫されているし、本格展開をスタートしたカスタムペイントの専用コーナーも。先に別記事で紹介したDCF(ダイナミック・サイクリング・フィット)をフルサービスで展開するのも大阪店の特徴だ。

1階の端には最大3台の同時進行が可能なメカニックスペースが用意され、取材時も若きメカニックたちが忙しなく修理に当たっていた。面白いのは、数多いという飛び込みのクロスバイク修理需要のためにシティ系コンポーネントのディレイラーやシフター、ブレーキの交換品を多く準備していること。基本は予約とのことだが、即日対応できる安心体制がしっかりと整えられている。

他店舗ではなかなか見られない限定カラーや最上位モデルの姿も photo:So Isobe
じわじわ人気を上げているカデックスの専用コーナーも用意されている photo:So Isobe


大阪店でフィッティングを体験した(別記事参照)新開由樹さんのお気に入りはブルーの新型Propel photo:So Isobe

大型店と聞くと効率を重視した量販店のようなイメージを持つものの、この大阪店は全くその図式には当てはまらない。大阪店が目指すのは、買うだけの場所ではなく「末永くお客さんと良い関係を保てる場所」。その象徴が月2回開催されるバラエティ豊かなイベントの数々だ。

いちご狩りやカフェを目指すポタリングから、淡路島、しまなみ海道、果ては九州までの遠征。女性客が多いことから、真夏の暑い日には店内でアロマとヨガを楽しむこともあるそうだ。中でも「夜12時に集合して小豆島へ走りに行ったんです」というエピソードは、大人の非日常を象徴するもの。ユーザーそれぞれの遊びの幅を広げるための輪行講習会や、初めてのヒルクライムチャレンジライドまで、徹底的に「体験」をプロデュースしていることが、大阪店いちばんの特徴だ。

店長を務める小早川千里さん。全く自転車を知らないままスタッフになってから自転車の面白さに気づいたという。女性や初心者目線の優しいアドバイスが評判だ photo:So Isobe

月に2度ライドイベントを開催。リピーターも多いという
用品コーナーも充実の品揃え。ライドの必需品やウェア、アクセサリーが全て揃う photo:So Isobe



「せっかく自転車を買ってくれたんだから、その先の楽しみまで提供したいと思っているんです。こんなにイベントをやってるお店は他にないんじゃないかな」と言うのは店長の小早川千里さん。今ではロードからMTBまで遊び尽くすサイクリストだが、もともとは「家が近いから」という理由で勤めるまで、全くスポーツバイクを知らなかったそう。お店のスタッフと一緒に走ることでスポーツバイクの面白さに目覚めたという自身の経験を、お店のユーザーにも体験してほしいという想いが原動力になっている。

「買ったは良いけれど乗る機会が無い。それにちょっと乗っていたら身体が痛くなっちゃった、とか、そういうありがちな困り事をちゃんと解決する場にしたいんですよね」と小早川さん。女性や初心者の不安を誰よりもよく理解していることも、ショップイベントがいつも満員御礼になる大きな理由と言えそうだ。

スタッフも特徴ある人ばかりで、例えばDCFの紹介記事でフィッティングを担当した渡邉宏誠さんはメカニックコーナーの大黒柱で、自身は下り系MTBをきっちり楽しむ人。他にも「ちょっとそこまで」と言いつつ500kmを走破してしまうエンデュランス系スタッフなど、実は大阪店で働くスタッフはみんな粒揃いだ。

1階にあるメカニックコーナー。最大3名のスタッフが安心安全のバイクを組み上げる photo:So Isobe
実に45万通り以上のカラーパターンから選べるカスタマイズプログラム。店内には専用コーナーが用意されている photo:So Isobe


ジャイアントストア大阪を盛り上げる5人のスタッフたち photo:So Isobe

ビギナーはもちろん、シリアスに走る人まで、幅広いニーズに応えられるのが大阪店の奥深さ。「ジャイアントストア大阪に来てもらえたら、全部解決しますよ〜!」と小早川さんはニコニコ笑顔でアピールする。広大なフロアに並ぶ最新機材と、店長の明るい笑い声。「圧倒的なハード面」と、店長の人柄から来る「超ソフトな接客・遊び心」が共存するこの場所は、全てのサイクリストにとって最も頼もしく、そして最も敷居の低い遊びの入り口だ。



ジャイアントストア大阪 店舗情報
所在地:大阪府箕面市稲1-3-18
TEL:072-720-5630
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日、水曜日
アクセス:阪急電鉄・箕面線「牧落」駅より徒歩16分(国道171号線「稲2丁目交差点」と「稲交差点」との中間)駐車場:敷地内に15台分

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