25名の集団スプリントで決着したブラバンツ・ペイル女子。プロ2年目でU23のロード世界王者であるセリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ)が、プロ初勝利を飾った。

5日前のパリ〜ルーベ・ファムを制したフランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ) photo:CorVos
19の丘を越えるブラバンツ・ペイル女子(UCI1.Pro)は、今年で11回目を迎えたベルギー開催のワンデーレース。連覇中のエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)は不出場だが、元世界王者ロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)は、アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ)と共に参戦した。
序盤にシルヴィア・ペルシコ(イタリア、UAEチームADQ)を含む10名が逃げグループを形成し、メイン集団は今季11勝と好調なFDJユナイテッド・スエズが牽引する。その後、リブ・アルウラー・ジェイコにプロトンのペースメイクが代わり、逃げから遅れた選手を次々に飲み込んでいった。そのなかでも唯一、ルース・アドヘースツ(オランダ、リドル・トレック)が単独で粘った。
残り56km地点から始まる、最大勾配9.4%のヘルトストラート(距離0.7km/平均4.7%)で、集団に迫られたアドヘースツはここでも粘る。そこに逃げ集団からプロトンに戻ったアンネケ・ダイクストラ(オランダ、フォルカーヴェッセルズ)が飛び出し、アドヘースツに合流。先頭2名はリードを拡げ、再びレースは落ち着きを取り戻した。

逃げの2名に合流したアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス・プロタイム) photo:CorVos
残り28km地点で先頭とプロトンの差は33秒。するとプロトンからパリ〜ルーベ・ファムで優勝したフランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ)がアタックし、不発に終わったものの、ここからレースが動き出す。その後加速したファンデルブレッヘンが先頭集団に追いつき、残り11km地点の丘でダイクストラが脱落した。
逃げ切り勝利に向け順調に見えた2名だったが、残り1.3kmで遂にプロトンに引き戻される。そして勝負は25名まで絞られた集団によるスプリントへ。真っ先に腰を上げて加速したセリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ)が勝利した。

ロングスプリントを決めたセリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) photo:CorVos

プロ初勝利を飾ったセリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) photo:CorVos
フランス出身の20歳がロングスプリントを決め、金星を挙げた。「スプリンターの背後を取ろうと思っていたが、左に隙間が見えたので踏み込んだ。監督にも“早すぎる”と言われたが、勝つのに十分なリードを作ることができた」と、喜んだジェリー。昨年プロデビューした2005年生まれの20歳で、2025年はロード世界選手権のU23王者に輝いた期待の新星クライマーだ。

19の丘を越えるブラバンツ・ペイル女子(UCI1.Pro)は、今年で11回目を迎えたベルギー開催のワンデーレース。連覇中のエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)は不出場だが、元世界王者ロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)は、アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ)と共に参戦した。
序盤にシルヴィア・ペルシコ(イタリア、UAEチームADQ)を含む10名が逃げグループを形成し、メイン集団は今季11勝と好調なFDJユナイテッド・スエズが牽引する。その後、リブ・アルウラー・ジェイコにプロトンのペースメイクが代わり、逃げから遅れた選手を次々に飲み込んでいった。そのなかでも唯一、ルース・アドヘースツ(オランダ、リドル・トレック)が単独で粘った。
残り56km地点から始まる、最大勾配9.4%のヘルトストラート(距離0.7km/平均4.7%)で、集団に迫られたアドヘースツはここでも粘る。そこに逃げ集団からプロトンに戻ったアンネケ・ダイクストラ(オランダ、フォルカーヴェッセルズ)が飛び出し、アドヘースツに合流。先頭2名はリードを拡げ、再びレースは落ち着きを取り戻した。

残り28km地点で先頭とプロトンの差は33秒。するとプロトンからパリ〜ルーベ・ファムで優勝したフランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ)がアタックし、不発に終わったものの、ここからレースが動き出す。その後加速したファンデルブレッヘンが先頭集団に追いつき、残り11km地点の丘でダイクストラが脱落した。
逃げ切り勝利に向け順調に見えた2名だったが、残り1.3kmで遂にプロトンに引き戻される。そして勝負は25名まで絞られた集団によるスプリントへ。真っ先に腰を上げて加速したセリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ)が勝利した。


フランス出身の20歳がロングスプリントを決め、金星を挙げた。「スプリンターの背後を取ろうと思っていたが、左に隙間が見えたので踏み込んだ。監督にも“早すぎる”と言われたが、勝つのに十分なリードを作ることができた」と、喜んだジェリー。昨年プロデビューした2005年生まれの20歳で、2025年はロード世界選手権のU23王者に輝いた期待の新星クライマーだ。
ブラバンツ・ペイル女子2026結果
| 1位 | セリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | 3:07:29 |
| 2位 | ミーシャ・ブレーデウォルツ(オランダ、SDワークス・プロタイム) | |
| 3位 | シルヴィア・ペルシコ(イタリア、UAEチームADQ) | |
| 4位 | アシュリー・モールマン(南アフリカ、AGインシュランス・スーダル) | |
| 5位 | フルール・モース(ベルギー、リドル・トレック) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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