モニュメント2連勝中のUAEチームエミレーツXRGが、ブランドン・マクナルティ(アメリカ)と2030年までの長期契約を締結。長身のクラシックレーサーであるフロリアン・フェルミールス(ベルギー)とは2029年まで契約を延長した。



2025年のグランプリ・シクリスト・ド・モンレアルで優勝したブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos

「これから先もUAEチームエミレーツXRGで走り続けることができて嬉しい。もう何年にもわたってこのチームに所属しているが、ここは選手として、また人間としても大きく成長できた場所。2030年までの契約は大きな安心感とモチベーションを与えてくれる」と、マクナルティはプレスリリースの中で語った。

マクナルティは2018年にラリーサイクリング(現ヒューマンパワードヘルス)でプロデビューした28歳。2020年にUAEに移籍してからはグランツールに7度出場し、2025年のジロ・デ・イタリアでは総合9位に入った。ステージレースの総合優勝を含め、プロでの勝利数も22勝を数える。タイムトライアルと登坂力を武器に、昨年はグランプリ・シクリスト・ド・モンレアル(UCIワールドツアー)でキャリアハイとなる優勝を飾った。

今年は2022年以来となるツール・ド・フランスに出場予定で、同じ1998年生まれのタデイ・ポガチャル(スロベニア)をアシストする予定だ。

2025年のグラベル世界選手権を制したフロリアン・フェルミールス(ベルギー) photo:CorVos

一方のフェルミールスは「すでに一緒に素晴らしい結果を残してきたが、個人としてもチームとしても、まだまだ達成できることは多いと信じている。2029年まで契約を延長することで、さらに成長し、大きな目標を追い続けるための安定を得ることができる」とコメントした。

現在27歳のフェルミールスは、ロット・デスティニー(現ロット・アンテルマルシェ)を経て、2024年に加入。193cmの長身を活かし、クラシックレーサーとして2025年のパリ〜ルーベではポガチャルをアシストしながら、自身も5位入賞。さらに10月のグラベル世界選手権で優勝し、アルカンシエルを手に入れた。

今シーズンもオムロープ・ニュースブラットとE3サクソ・クラシックの両方で3位に入り、表彰台に立つと、ロンド・ファン・フラーンデレンでは逃げから粘り、7位入賞を果たした。4月12日に行われるパリ〜ルーベでも、ポガチャルの初優勝に向けた重要なアシストの1人と見られている。

text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos

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