マキシスのリア用ダウンヒルタイヤ「Minion DHR II」の29インチ×2.50サイズが新たに追加された。転がりの軽さやブレーキング時の安定性を備えた定番モデルの新しい選択肢だ。



マキシス Minion DHR IIに29 (c)マルイ

MTBダウンヒルタイヤの金字塔、マキシスのMinionシリーズ。フロント用とリア用を作りわけられ、性能を発揮できるタイヤとしてプロからアマチュアまでが支持するモデルだ。

リア用のMinion DHR IIは、フロント用タイヤとして高い評価を得ているミニオンDHFのサイドノブをベースに設計されている。リアタイヤとして求められるコントロール性能を高めるため、サイドノブにボリュームを持たせているのが特徴だ。コーナリング時の接地感と安定性を重視した設計といえる。

センタートレッドにはサイプが施されており、転がり抵抗の軽減と、ブレーキング時の安定性を向上させる。またパドル状のセンターノブはハードブレーキング時にしっかりと路面をグリップし、コントロール性を高めている。

今回追加された29インチ×2.50サイズは、2層の60TPIケーシングを持つDHケーシング仕様で、重量は1,415g。3Cマックスグリップコンパウンドを採用しており、ソフトでウェットなコンディションに適している。価格は15,400円(税込)となる。

また、27.5インチにも2.50サイズが用意されているため、マレット仕様のバイクでもMinion DHR IIを選択可能。アグレッシブなトレイルライディングやエンデューロ、ダウンヒルを楽しむライダーにとって選びやすいタイヤと言えるだろう。



マキシス Minion DHR II
サイズ:29" x 2.50"
TPI:2x60
ビード:ケブラー
重量:1,415g
コンパウンド:3Cマックスグリップ
価格:15,400円(税込)

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