窪木加入のチーム右京　イタリア勢増強で2026年ロースター確定か

窪木一茂などが加入するチーム右京の2026年ロースターが確定したと、イタリアのメディアが報じている。石橋学やナホム・ゼレイ（エリトリア）が契約を更新し、さらに共に23歳の若手イタリア人選手2名が新たに加わる見込みだ。

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2025年シーズンのチーム右京は、ツアー・オブ・ジャパンで区間3勝と総合優勝に加え、小林海による全日本選手権の連覇などシーズン通算8勝を挙げた。UCIチームランキングではアジアトップに立ち、コンチネンタルチームのなかでも2位（全体で33位）と、チームにとって飛躍のシーズンとなった。

そんなチームに、11月19日付で新たに加わることが発表されたのは窪木一茂（愛三工業レーシングチーム）と下部チームのチーム右京レヴから昇格した曽根田仁の2名。しかし、イタリアの各メディアでは、トラック競技のマディソンで窪木とコンビを組む山本哲央（チームブリヂストンサイクリング）と、バーレーン・ヴィクトリアスに所属する23歳の寺田吉騎の加入も伝えられている。

また、イタリアのコンチネンタルチームであるビエッセ・カレッラ・プレマックからは、ともに23歳のイタリア人であるトンマーゾ・ダーティとフェデリコ・イアコモーニの移籍も報じられている。

こちらもチームからの正式発表ではないものの、契約更新した選手は石橋学や、今年のツアー・オブ・ジャパンで区間優勝したシモーネ・ラッカーニ（イタリア）、ナホム・ゼレイ（エリトリア）らを含む5名。継続選手のなかで日本人選手は石橋だけとなった。

一方、退団選手では、小石祐馬がキナンレーシングチーム、山本大喜がVC福岡への移籍が既に発表されている。また小林海はシーズン途中に引退しており、ツアー・オブ・ジャパンで総合優勝したアレッサンドロ・ファンチェル（イタリア）は、2026年からプロチーム登録となるハンガリー籍のMBHバンク・CSB・バッランへの移籍が決まっている。

なお増田成幸と鎌田晃輝、マルコ・カベド（スペイン）の去就については明らかになっていない。