11月22日に行われた台湾ロード選手権個人タイムトライアルの男子エリートで、セルジオ・トゥ(バーレーン・ヴィクトリアス)が優勝。連覇を狙ったフォン・チュンカイ(Astemo宇都宮ブリッツェン)は体調不良のため直前で出場を見送った。

圧巻のトップタイムを叩き出したセルジオ・トゥ(バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CTCA
10月末にロードレースの2025年シーズンが終わり、11月は毎週末国内外でシクロクロスが行われている。そんな中、沖縄から直線距離で100kmほどの台湾でロードの国内選手権が開かれた。舞台は東海岸にある台東市で、初日には男女ジュニアからエリートまでの個人タイムトライアルが行われた。
男子エリートは約15kmのコースを3周する44.8kmのフラットなレイアウト。過去4度王者に輝き、連覇を狙うフォン・チュンカイは直前の体調不良により未出走となり、結果として出走は12名にとどまった。その中で唯一のプロ選手であるセルジオ・トゥが順当に優勝を飾った。
平均時速50km台で駆け抜けたトゥは、52分54秒のトップタイムをマークし、2023年以来2度目の王者に輝いた。トゥはピクニック・ポストNLやCCCの下部チーム、エキポ・ケルンファルマなどを経て2023年にバーレーン・ヴィクトリアスに加入。最初の2年間はヨーロッパのレースではなくアジアのレースを中心に転戦し、今年はエッシュボルン・フランクフルトやツール・ド・ハンガリーに出場。シーズン後半はデンマークの国内レースを走った。
なお、バーレーンが11月17日に発表した退団選手の中にトゥの名前も含まれており、2026年シーズンの所属先はいまだ発表されていない。

自身2度目のTT王者に輝いたセルジオ・トゥ(バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CTCA

2位に2分32秒差をつけて優勝したセルジオ・トゥ(バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CTCA
その2分32秒遅れの2位だったのは、エキポ・ケルンファルマの下部チームであるエキポ・フィニッシャー・ケルンファルマに所属するイェン・イーホー。ツール・ド・おきなわでは11位と、トップ10入りにあと一歩と迫った24歳だ。3位にはポギチーム・グスト・リュブリャナに所属し、10月の宇都宮ジャパンカップにも参戦したティン・ウェイリーが2分53秒遅れで入った。

10月末にロードレースの2025年シーズンが終わり、11月は毎週末国内外でシクロクロスが行われている。そんな中、沖縄から直線距離で100kmほどの台湾でロードの国内選手権が開かれた。舞台は東海岸にある台東市で、初日には男女ジュニアからエリートまでの個人タイムトライアルが行われた。
男子エリートは約15kmのコースを3周する44.8kmのフラットなレイアウト。過去4度王者に輝き、連覇を狙うフォン・チュンカイは直前の体調不良により未出走となり、結果として出走は12名にとどまった。その中で唯一のプロ選手であるセルジオ・トゥが順当に優勝を飾った。
平均時速50km台で駆け抜けたトゥは、52分54秒のトップタイムをマークし、2023年以来2度目の王者に輝いた。トゥはピクニック・ポストNLやCCCの下部チーム、エキポ・ケルンファルマなどを経て2023年にバーレーン・ヴィクトリアスに加入。最初の2年間はヨーロッパのレースではなくアジアのレースを中心に転戦し、今年はエッシュボルン・フランクフルトやツール・ド・ハンガリーに出場。シーズン後半はデンマークの国内レースを走った。
なお、バーレーンが11月17日に発表した退団選手の中にトゥの名前も含まれており、2026年シーズンの所属先はいまだ発表されていない。


その2分32秒遅れの2位だったのは、エキポ・ケルンファルマの下部チームであるエキポ・フィニッシャー・ケルンファルマに所属するイェン・イーホー。ツール・ド・おきなわでは11位と、トップ10入りにあと一歩と迫った24歳だ。3位にはポギチーム・グスト・リュブリャナに所属し、10月の宇都宮ジャパンカップにも参戦したティン・ウェイリーが2分53秒遅れで入った。
台湾TT国内選手権男子エリート結果
| 1位 | セルジオ・トゥ(バーレーン・ヴィクトリアス) | 52:54 |
| 2位 | イェン・イーホー(エキポ・フィニッシャー・ケルンファルマ) | +2:32 |
| 3位 | ティン・ウェイリー(ポギチーム・グスト・リュブリャナ) | +2:53 |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CTCA
photo:CTCA
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