ジェイコ・アルウラーがマイケル・マシューズ(オーストラリア)との契約を2027年まで更新したと発表した。マシューズは今年5月のエッシュボルン・フランクフルトで優勝しながら、肺血栓塞栓症で長期離脱を強いられた。

ジャパンカップに出場したマイケル・マシューズ(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー) photo:Makoto AYANO 
10月19日に行われた宇都宮ジャパンカップで7位入賞を果たしたマシューズ。現在35歳ながら、所属するジェイコ・アルウラーと2年の契約延長を結んだことを「本当に嬉しい。まだ自分は25歳のような気持ちがあり、チームと共にこの旅を続け、自分自身のキャリアを伸ばしていけることにワクワクしている」と喜びを語った。
2021年に古巣ジェイコ・アルウラー(当時バイクエクスチェンジ)へ復帰して5年目のシーズンは、3月のミラノ〜サンレモで4位と表彰台を逃す。アムステル・ゴールドレースでも5位と好調のまま臨んだ5月1日のエシュボルン・フランクフルトでは、絞り込まれた集団によるスプリントで先着。これまで2位と3位を経験した大会で、念願の初優勝を飾った。
しかし、ツール・ド・フランスに向けた高地合宿中に体調不良に見舞われ、肺血栓塞栓症と診断されたマシューズ。「今年の夏に体調不良を経験したことで、チームや人生、自転車競技で過ごしてきたこれまでの年月をより深く感謝できるようになった」と語り、その後3か月のリハビリを経て、8月の復帰戦となったブルターニュクラシック・ウェストフランスでは8位、ルワンダのロード世界選手権ではチームタイムトライアルで連覇達成と復調し、健在ぶりをアピールした。

ジャパンカップのため、15年ぶりに来日したマイケル・マシューズ(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー) photo:Yuichiro Hosoda 
ジャパンカップのために来日した際のインタビューで、既に複数年契約での更新を明かしていたマシューズ。来年の目標を聞くと「今年目指しながらも、勝てなかったクラシックレースなど」と答えてくれた。
ブレント・コープランドGMはマシューズについて「彼は真のプロフェッショナルであり、チームにとってかけがえのない存在だ。まだ大きな目標を持っており、彼と一緒にその実現を目指せることを楽しみにしている」とコメント。チームは締切が10月21日とされていたワールドチームのライセンス申請に当初は間に合わなかったものの、猶予期間内に書類を追加提出し、2026年シーズンのライセンス付与が認められたと報じられている。
text:Sotaro.Arakawa
photo:Makoto AYANO
      
  
10月19日に行われた宇都宮ジャパンカップで7位入賞を果たしたマシューズ。現在35歳ながら、所属するジェイコ・アルウラーと2年の契約延長を結んだことを「本当に嬉しい。まだ自分は25歳のような気持ちがあり、チームと共にこの旅を続け、自分自身のキャリアを伸ばしていけることにワクワクしている」と喜びを語った。
2021年に古巣ジェイコ・アルウラー(当時バイクエクスチェンジ)へ復帰して5年目のシーズンは、3月のミラノ〜サンレモで4位と表彰台を逃す。アムステル・ゴールドレースでも5位と好調のまま臨んだ5月1日のエシュボルン・フランクフルトでは、絞り込まれた集団によるスプリントで先着。これまで2位と3位を経験した大会で、念願の初優勝を飾った。
しかし、ツール・ド・フランスに向けた高地合宿中に体調不良に見舞われ、肺血栓塞栓症と診断されたマシューズ。「今年の夏に体調不良を経験したことで、チームや人生、自転車競技で過ごしてきたこれまでの年月をより深く感謝できるようになった」と語り、その後3か月のリハビリを経て、8月の復帰戦となったブルターニュクラシック・ウェストフランスでは8位、ルワンダのロード世界選手権ではチームタイムトライアルで連覇達成と復調し、健在ぶりをアピールした。

ジャパンカップのために来日した際のインタビューで、既に複数年契約での更新を明かしていたマシューズ。来年の目標を聞くと「今年目指しながらも、勝てなかったクラシックレースなど」と答えてくれた。
ブレント・コープランドGMはマシューズについて「彼は真のプロフェッショナルであり、チームにとってかけがえのない存在だ。まだ大きな目標を持っており、彼と一緒にその実現を目指せることを楽しみにしている」とコメント。チームは締切が10月21日とされていたワールドチームのライセンス申請に当初は間に合わなかったものの、猶予期間内に書類を追加提出し、2026年シーズンのライセンス付与が認められたと報じられている。
text:Sotaro.Arakawa
photo:Makoto AYANO
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