2025/04/15(火) - 12:30
国内MTBシリーズ戦クップ・ドゥ・ジャポンが開幕。川口うらら(Team TATSUNO)と沢田時(宇都宮ブリッツェン)が男女のXCOレースで勝利を挙げている。
ブラジルでのUCIワールドシリーズ第2戦と時を同じくして、日本国内でも国内シリーズ戦「Coupe du Japon(クップ・ドゥ・ジャポン)」の開幕戦が兵庫県たつの市の菖蒲谷森林公園で開催。2日間に渡って開催された大会には国内トップ選手が集結した。

土曜日のXCCを攻める沢田時(宇都宮ブリッツェン) photo:宇都宮ブリッツェン
初日となった4月12日(土)には男子XCC(ショートトラック)や女子XCO(クロスカントリーオリンピック)などが開催。男子XCCでは途中から全日本チャンピオンの沢田時(宇都宮ブリッツェン)と松本一成(TEAM RIDE MASHUN)の一騎打ちとなり、フィニッシュ前の最終局面でカウンターアタックを成功させた松本が逃げ切った。
エリートとジュニア、ユース、マスターズの混走となった女子レースを、序盤から圧倒したのはパリ五輪代表だった川口うらら(Team TATSUNO)だった。普段練習を重ねるホームコースを飛ぶように走り、単独追走した日吉愛華(中京大学/Teamまるいち)らを9分以上突き放して勝利。「最初からオーバーペースで走り、どれだけ耐えられるかというレースだった」と、1週間前のチャレンジロードレースで優勝した勢いそのままに表彰台のてっぺんに登っている。

降りつける雨の中男子XCOがスタート photo:宇都宮ブリッツェン

先頭グループを形成する沢田時(宇都宮ブリッツェン)と竹内遼(MERIDA BIKING TEAM) photo:宇都宮ブリッツェン 
泥のCJ開幕戦を制した沢田時(宇都宮ブリッツェン) photo:宇都宮ブリッツェン
大会2日目、4月13日(日)は折りからの雨でコースは完全泥コンディションに変貌。男子エリートXCOは1周減の6周回となり、男子ジュニアと混走でスタート。アジアチャンピオンジャージに着替えた沢田時と松本一成らが先頭グループを組み、やがて沢田と竹内遼(MERIDA BIKING TEAM)の一騎打ちの様相に。車体にまとわりつく泥によって押し担ぎが必要にもなる、過酷極まりない悪条件下で沢田が独走に持ち込んだ。
「人生で一番ひどいマッドレースでした(笑)」と振り返る沢田が、昨シーズン国内のMTBレースで唯一黒星をつけていた菖蒲谷で勝利。ジャージを賭けて戦う2週間後のアジア選手権に向けて弾みを付けている。以下は沢田のコメントだ(宇都宮ブリッツェンのレポートより)。

Coupe du Japon 菖蒲谷 XCO#1 男子XCO表彰台 photo:宇都宮ブリッツェン
「人生で一番ひどいマッドレースでしたね(笑)。雨の菖蒲谷が昨年、唯一勝てなかったレース。同じ、というよりもっとひどいコンディションではあったが、リベンジという意味でも嬉しい勝利となった。路面コンディションが悪く、誰もがミスをしてしまう状況だったので、とにかく前で先頭にいた方が有利だった。昨年の反省をいかしてスタートは先頭を獲りに行った。何度か泥にとられる場面もあったが、先頭にいたことが功を奏して、前待ちという形で追いつかれても常に自分のペースを刻むことができた。すごく上手く行ったかなと思う。
(竹内選手とのマッチレースだったことについて)上りや(自転車を)押す場面では先行できたが、下りで追いつかれる状況が続いていた。ただ、最後までリスクを侵さず、自分のペースを貫いて、得意なところで勝負することを徹底して走れたのがよかったと思う。残り2周は独走となったが、コンディションが過酷すぎて最後の方は身体も冷えて寒かったので、とにかく早くゴールしたい気持ちで頑張った。
今後はマウンテンバイクのアジア選手権が待っている。今日はドロドロでアジアチャンピオンジャージということもわからないぐらいだった。2週間後のアジア選手権で勝てば、もう1年このジャージを着ることができるので、また応援してくださるみなさんの前で、ジャージを見せることができるように頑張っていきたいと思います」。
ブラジルでのUCIワールドシリーズ第2戦と時を同じくして、日本国内でも国内シリーズ戦「Coupe du Japon(クップ・ドゥ・ジャポン)」の開幕戦が兵庫県たつの市の菖蒲谷森林公園で開催。2日間に渡って開催された大会には国内トップ選手が集結した。

初日となった4月12日(土)には男子XCC(ショートトラック)や女子XCO(クロスカントリーオリンピック)などが開催。男子XCCでは途中から全日本チャンピオンの沢田時(宇都宮ブリッツェン)と松本一成(TEAM RIDE MASHUN)の一騎打ちとなり、フィニッシュ前の最終局面でカウンターアタックを成功させた松本が逃げ切った。
エリートとジュニア、ユース、マスターズの混走となった女子レースを、序盤から圧倒したのはパリ五輪代表だった川口うらら(Team TATSUNO)だった。普段練習を重ねるホームコースを飛ぶように走り、単独追走した日吉愛華(中京大学/Teamまるいち)らを9分以上突き放して勝利。「最初からオーバーペースで走り、どれだけ耐えられるかというレースだった」と、1週間前のチャレンジロードレースで優勝した勢いそのままに表彰台のてっぺんに登っている。



大会2日目、4月13日(日)は折りからの雨でコースは完全泥コンディションに変貌。男子エリートXCOは1周減の6周回となり、男子ジュニアと混走でスタート。アジアチャンピオンジャージに着替えた沢田時と松本一成らが先頭グループを組み、やがて沢田と竹内遼(MERIDA BIKING TEAM)の一騎打ちの様相に。車体にまとわりつく泥によって押し担ぎが必要にもなる、過酷極まりない悪条件下で沢田が独走に持ち込んだ。
「人生で一番ひどいマッドレースでした(笑)」と振り返る沢田が、昨シーズン国内のMTBレースで唯一黒星をつけていた菖蒲谷で勝利。ジャージを賭けて戦う2週間後のアジア選手権に向けて弾みを付けている。以下は沢田のコメントだ(宇都宮ブリッツェンのレポートより)。

「人生で一番ひどいマッドレースでしたね(笑)。雨の菖蒲谷が昨年、唯一勝てなかったレース。同じ、というよりもっとひどいコンディションではあったが、リベンジという意味でも嬉しい勝利となった。路面コンディションが悪く、誰もがミスをしてしまう状況だったので、とにかく前で先頭にいた方が有利だった。昨年の反省をいかしてスタートは先頭を獲りに行った。何度か泥にとられる場面もあったが、先頭にいたことが功を奏して、前待ちという形で追いつかれても常に自分のペースを刻むことができた。すごく上手く行ったかなと思う。
(竹内選手とのマッチレースだったことについて)上りや(自転車を)押す場面では先行できたが、下りで追いつかれる状況が続いていた。ただ、最後までリスクを侵さず、自分のペースを貫いて、得意なところで勝負することを徹底して走れたのがよかったと思う。残り2周は独走となったが、コンディションが過酷すぎて最後の方は身体も冷えて寒かったので、とにかく早くゴールしたい気持ちで頑張った。
今後はマウンテンバイクのアジア選手権が待っている。今日はドロドロでアジアチャンピオンジャージということもわからないぐらいだった。2週間後のアジア選手権で勝てば、もう1年このジャージを着ることができるので、また応援してくださるみなさんの前で、ジャージを見せることができるように頑張っていきたいと思います」。
Coupe du Japon 菖蒲谷 XCO#1 女子XCO結果
1位 | 川口うらら(Team TATSUNO) | 1:13:07.83 |
2位 | 日吉愛華(中京大学/Teamまるいち) | 1:22:14.69 |
3位 | 大蔵こころ(AX MTB team elite) | 1:25:25.15 |
Coupe du Japon 菖蒲谷 XCO#1 男子XCO結果
1位 | 沢田時(宇都宮ブリッツェン) | 1:25:34.08 |
2位 | 松本一成(TEAM RIDE MASHUN) | 1:27:51.74 |
3位 | 鈴木来人(アブニールサイクリング山梨) | 1:29:22.13 |
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