ハッチンソン CARACAL ALLROAD　速さ、グリップ、耐久性のバランスを整えたマルチユースタイヤ

老舗タイヤブランドのハッチンソンが、グラベルタイヤ”CARACAL”のオールロードモデルを発表。しなやかなケーシングと低転がり抵抗のコンパウンド、程よい耐パンクベルトを採用し、どこでも走れるタイヤに仕上がっている。

---

ハッチンソンが2024年にリリースしたグラベルタイヤシリーズのCARACAL（カラカル）。発表当時はレースモデルとスタンダードモデルの2種類が用意されていたが、今年はオールロードモデルがラインアップに追加されることになった。

オールロードモデルで目指した性能は舗装路と未舗装路どちらも一本で走破できるもの。CARACAL RACEよりもパンクリスクを低減し、CARACALスタンダードよりも低い転がり抵抗を追求している。

中間とも言える性能を実現するべく、ハッチンソンはCARACAL RACEに採用したスイフトイージーケーシングをベースにオールロードモデルを開発。柔軟性と転がり抵抗に優れるケーシング構造に、ポリアミド製耐パンクベルトをタイヤ中央部に配置することで、堅牢性と適応性を向上させた。

またコンパウンドもCARACAL RACEと同様のマッハトレッド3.0だ。ロードレース用に開発されたコンパウンドは低転がり抵抗とグリップ力に優れ、コンパウンド自体も硬く作られているためグラベルでも思い切ってスピードを出せることが特徴。

トレッドパターンも他のCARACALシリーズと共通しており、中央部のスリック、サイドノブを採用している。このパターンは舗装路でもスピードを出しつつ、グラベルのコーナリングではしっかりと路面を掴むグリップ力を発揮する。

タイヤサイズは700x35Cのみ。重量は460gだ。カラーはブラックとタンウォールの2種類が用意されている。価格は9,900円（税込）。

---

ハッチンソン CARACAL ALLROAD
コンパウンド：マッハトレッド3.0
補強材：ポリアミド
重量：460g
サイズ：700x35C
カラー：タンウォール、ブラック
価格：9,900円（税込）