2025/04/04(金) - 18:45
国内レースの最高峰に位置付けられるJプロツアーの各チームのバイクを連載形式で紹介。第1弾は宇都宮ブリッツェン、スパークルおおいた、サイクラーズ・スネル、ヴェロリアン松山、そしてチームユーラシア-iRCタイヤの5チームを紹介します。
宇都宮ブリッツェン/メリダ SCULTURA

沢田時(宇都宮ブリッツェン)のメリダ SCULTURA photo:Michinari TAKAGI
2025年シーズンで創設17年目を迎えた、地域密着型プロチームとして活躍を続けるUCIコンチネンタルチーム、宇都宮ブリッツェン。今シーズンは、チームのキャプテンを務める谷順成や岡篤志、台湾チャンピオンのフォン・チュンカイ、コロンビア人選手のルーベン・アコスタなど12名体制で戦っている。
そんな宇都宮ブリッツェンが使用するのは、昨シーズンに引き続きメリダ。軽量モデルのSCULTURAとエアロモデルのREACTOをコースによって使い分けている。写真のゼッケン54のバイクはMTBアジアチャンピオンでシクロクロス、ロードレースでも活躍している沢田時のメリダ SCULTURA。
そして、ツール・ド・台湾でお披露目された特別デザインのSCULTURAがチームブースに揃った。チームカラーである赤を纏い、各所にチームのシンボルである稲妻をあしらったマークやチームロゴが、ブリッツェンを象徴しており、遠くからでも目が引かれるバイクだ。

チーム特別デザインのSCULTURAがチームブースに整列 photo:Michinari TAKAGI

VRECO ONE 50を全選手が使用 photo:Michinari TAKAGI 
サドルはプロロゴがアセンブルされている photo:Michinari TAKAGI

ブレーキローターはブラコ、ブレーキローターロックリングはトライピーク photo:Michinari TAKAGI 
VRECORDの試作品であるという一体型カーボンハンドル photo:Michinari TAKAGI
コンポーネントはシマノ DURA-ACEとULTEGRAを併用。パワーメーターはFC-R9200-Pでギア比はフロントが54-40T、リアは11-34Tの組み合わせでどんなコースでも対応できるギアを選択している。
ホイールはブリッツェンが手がける新興パーツブランドのVRECORD(ブイレコード)に変更。真岡芳賀ロードではリムハイト50mm、重量1,310gのオールラウンドモデル”VRECO ONE 50”を全選手が使用した。タイヤは昨シーズンまでは多くの選手がクリンチャーを使用していたが、今シーズンから全選手がパナレーサー AGILEST TLR 28Cで統一されていた。
VRECORDの試作品であるという一体型カーボンハンドルにはシクロベーションのバーテープが巻かれる。サドルはプロロゴで、3Dプリントパッドモデルを愛用する選手もいた。ブレーキローターとブレーキパッドが今年からブラコ、ボトムブラケットとブレーキローターロックリングはトライピークにカスタムされていた。
スパークルおおいた/ウィンスペース SLC3

住吉宏太(スパークルおおいた)のウィンスペース SLC3 photo:Michinari TAKAGI
今シーズンで結成5年目を迎えたスパークルおおいたが駆るのは、ウィンスペースの軽量オールラウンダーバイク「SLC3」とエアロロード「T1550 2nd Gen」だ。スプリンターの沢田桂太郎や竹村拓は「T1550 2nd Gen」を選び、同じくスプリンターでも黒枝士揮や咲哉、その他の選手は「SLC3」を使用する。写真のバイクは住吉宏太が使用しているSLC3だ。
コンポーネントに関しては昨シーズンから使用しているスラムを継続。基本的にFORCE eTAP AXSをベースに組まれているが、住吉のバイクにはRed eTap AXS D1のクランクとレバー、ブレーキキャリパーが搭載されていた。また、パワーメーターはSIGEYIを使用。

住吉のバイクにはRed eTap AXS D1のレバーが装着されていた photo:Michinari TAKAGI 
ガルファーのブレーキローター photo:Michinari TAKAGI

パワーメーターはSIGEYI photo:Michinari TAKAGI

ペダルはルック KEO BLADEのセラミックモデル photo:Michinari TAKAGI 
スプリンターの沢田桂太郎はエアロロード「T1550 2nd Gen」を使用 photo:Michinari TAKAGI
ホイールはLÚNのHYPERシリーズで、宇都宮清原クリテリウム用にディープリムのD45を装着。タイヤはiRCのフラッグシップモデルである第6世代のFORMULA PRO TLR。iRCのラインアップには様々なタイヤ幅が用意されているが、全選手が28Cを愛用中とのこと。
サドルはプロロゴ、ハンドルはウィンスペース ZERO SLでカブトのバーテープが巻かれていた。ペダルはルック KEO BLADEのセラミックモデル。他にはSUMCのチェーン、ガルファーのブレーキローター、ウィッシュボーンのボトムブラケット、ベータチタニウムのボルトなどカスタムパーツが惜しみなく使われるチームバイクだった。
サイクラーズ・スネル/ブリヂストン RP9

湯浅博貴(サイクラーズ・スネル)のブリヂストン RP9 photo:Michinari TAKAGI
設立2年目となるサイクラーズ・スネルのチームバイクはブリヂストンのハイエンドモデル「RP9」。コンポーネントはシマノ ULTEGRA DI2だが、クランク/パワーメーターは選手によって異なるモデルを使用中。写真は湯浅博貴のバイクで、シマノのパワーメーター搭載クランクのFC-R9100-Pに、FC-R9200(DURA-ACE 12速)のチェーンリングを組み合わせる。フロントのギア構成は54-40T、リアは11-34Tだ。
ホイールはマヴィックのオールラウンドホイールCOSMIC SLR 45 DISCと、軽量なCOSMIC SLR 32 DISCを使い分ける。今シーズンから限定200セットのCOSMIC SLR 45 DISC SMUを使い始め、プロトン内での存在感はひときわ大きい。

FC-R9100-Pのクランクに、12速用のFC-R9200(DURA-ACE)チェーンリングが搭載されていた photo:Michinari TAKAGI 
グッドイヤー EAGLE F1Rの30Cを使用 photo:Michinari TAKAGI

限定200セットのマヴィック COSMIC SLR 45 DISC SMUを投入していた photo:Michinari TAKAGI

軽量なガルファーのブレーキローターを装備 photo:Michinari TAKAGI 
サドルはサンマルコ Shortfit 2.0 3D Racingだ photo:Michinari TAKAGI
タイヤはチューブレスモデルのグッドイヤーEAGLE F1R。湯浅のみ30Cを好んで使用し、その他の選手は28Cを使用しているという。ブレーキに軽量なガルファーのブレーキローターを装備していた。
サドルはサンマルコ、ボトルケージはトピーク、サイクルコンピューターはブライトン Rider510という構成、他にもウィッシュボーンのボトムブラケットがアッセンブルされているなど、細かくカスタムが行われていた。
ヴェロリアン松山/ウィーラー AERO 6.0

阿部嵩之(ヴェロリアン松山)のウィーラー AERO 6.0 photo:Michinari TAKAGI
今シーズンで創設2年目を迎える、愛媛県松山市が拠点の地域密着型プロチーム、ヴェロリアン松山。キャプテンは鈴木譲が務め、ベテランの阿部嵩之、JCTのスプリントリーダージャージを着用する日野泰静ら、幅広い層の選手が所属しているチームだ。
そんなヴェロリアン松山が使用するのは昨シーズンから引き続き、台湾のバイクブランドWHEELER(ウィーラー)のエアロロード「AERO 6.0」。写真のバイクは阿部嵩之のバイクだ。コンポーネントはシマノ ULTEGRA DI2をメインで使用し、クランクのみパワーメーター搭載のDURA-ACE FC-R9200-Pを装着。ギアはフロントが54-40T、リアが11-34Tの組み合わせを使用している。

ホイールはODIN SS-50 photo:Michinari TAKAGI

ウィーラーのステム一体型カーボンハンドルがアセンブルされる photo:Michinari TAKAGI 
パナレーサー AGILEST TLRの28Cを全選手が使用している photo:Michinari TAKAGI

阿部嵩之が愛用し続けるミノウラのアルミボトルケージ photo:Michinari TAKAGI 
シーズデザインワークスのゼッケンホルダーとめるちゃんを装着 photo:Michinari TAKAGI
ホイールは中国のカーボンホイールブランドのODIN(オーディン)。選手のフィードバックをもとに作られた波打つようなリムシェイプが特徴のカーボンリム&スポークの「SS-50」を選手たちは使用する。そのホイールに組み合わせられるタイヤはパナレーサー AGILEST TLRの28Cだ。
阿部のこだわりポイントは「固定力を気に入って愛用し続けている」というミノウラのアルミボトルケージ。サドルはプロロゴ SCRATCH M5が装着されていた。
チームユーラシア-iRCタイヤ/ヨネックス GROWENT

風間大和(チームユーラシア-iRCタイヤ)のヨネックス GROWENT photo:Michinari TAKAGI
「さいたま佐渡サンブレイブ」からチーム名を変更したチームユーラシア-iRCタイヤ。監督は橋川健氏で、エースの吉岡直哉や福田真平など10名が所属し、今後の活躍が期待されるチームの一つだ。
チームバイクはビアンキからヨネックスに変更。選手たちはハイエンドモデルの「CARBONEX」のジオメトリーや優れた走行性能を引き継ぐセカンドグレードの軽量モデル「GROWENT」を使用する。チームにはダークガンやシルバー/グリーン、ネイビー/ゴールドの3色が供給されており、写真のバイクは風間大和が使用するダークガンカラーのGROWENTである。

軽量オールラウンドバイク「GROWENT」 photo:Michinari TAKAGI 
ガルファーのブレーキローターを使用する photo:Michinari TAKAGI

シーズデザインワークスのゼッケンホルダーとめるちゃんを使用 photo:Michinari TAKAGI 
チームにはダークガンやシルバー/グリーン、ネイビー/ゴールドの3色が供給されているという photo:Michinari TAKAGI

全選手がiRC FORMULA PRO TLR 28Cを使用 photo:Michinari TAKAGI
コンポーネントはシマノで統一されているが、風間のバイクはDURA-ACEやULTEGRAを併用。ギア構成はフロントが52-36T、リアは11-34T。ホイール、ハンドル、ステム、シートポストは、選手それぞれが乗りやすいバイクにカスタムしているという。
タイヤはiRCのフラッグシップモデルである第6世代のFORMULA PRO TLRで、全選手が28Cを愛用中とのこと。ブレーキローターには軽量なガルファーを使用していた。
photo & text :Michinari TAKAGI
宇都宮ブリッツェン/メリダ SCULTURA

2025年シーズンで創設17年目を迎えた、地域密着型プロチームとして活躍を続けるUCIコンチネンタルチーム、宇都宮ブリッツェン。今シーズンは、チームのキャプテンを務める谷順成や岡篤志、台湾チャンピオンのフォン・チュンカイ、コロンビア人選手のルーベン・アコスタなど12名体制で戦っている。
そんな宇都宮ブリッツェンが使用するのは、昨シーズンに引き続きメリダ。軽量モデルのSCULTURAとエアロモデルのREACTOをコースによって使い分けている。写真のゼッケン54のバイクはMTBアジアチャンピオンでシクロクロス、ロードレースでも活躍している沢田時のメリダ SCULTURA。
そして、ツール・ド・台湾でお披露目された特別デザインのSCULTURAがチームブースに揃った。チームカラーである赤を纏い、各所にチームのシンボルである稲妻をあしらったマークやチームロゴが、ブリッツェンを象徴しており、遠くからでも目が引かれるバイクだ。





コンポーネントはシマノ DURA-ACEとULTEGRAを併用。パワーメーターはFC-R9200-Pでギア比はフロントが54-40T、リアは11-34Tの組み合わせでどんなコースでも対応できるギアを選択している。
ホイールはブリッツェンが手がける新興パーツブランドのVRECORD(ブイレコード)に変更。真岡芳賀ロードではリムハイト50mm、重量1,310gのオールラウンドモデル”VRECO ONE 50”を全選手が使用した。タイヤは昨シーズンまでは多くの選手がクリンチャーを使用していたが、今シーズンから全選手がパナレーサー AGILEST TLR 28Cで統一されていた。
VRECORDの試作品であるという一体型カーボンハンドルにはシクロベーションのバーテープが巻かれる。サドルはプロロゴで、3Dプリントパッドモデルを愛用する選手もいた。ブレーキローターとブレーキパッドが今年からブラコ、ボトムブラケットとブレーキローターロックリングはトライピークにカスタムされていた。
スパークルおおいた/ウィンスペース SLC3

今シーズンで結成5年目を迎えたスパークルおおいたが駆るのは、ウィンスペースの軽量オールラウンダーバイク「SLC3」とエアロロード「T1550 2nd Gen」だ。スプリンターの沢田桂太郎や竹村拓は「T1550 2nd Gen」を選び、同じくスプリンターでも黒枝士揮や咲哉、その他の選手は「SLC3」を使用する。写真のバイクは住吉宏太が使用しているSLC3だ。
コンポーネントに関しては昨シーズンから使用しているスラムを継続。基本的にFORCE eTAP AXSをベースに組まれているが、住吉のバイクにはRed eTap AXS D1のクランクとレバー、ブレーキキャリパーが搭載されていた。また、パワーメーターはSIGEYIを使用。





ホイールはLÚNのHYPERシリーズで、宇都宮清原クリテリウム用にディープリムのD45を装着。タイヤはiRCのフラッグシップモデルである第6世代のFORMULA PRO TLR。iRCのラインアップには様々なタイヤ幅が用意されているが、全選手が28Cを愛用中とのこと。
サドルはプロロゴ、ハンドルはウィンスペース ZERO SLでカブトのバーテープが巻かれていた。ペダルはルック KEO BLADEのセラミックモデル。他にはSUMCのチェーン、ガルファーのブレーキローター、ウィッシュボーンのボトムブラケット、ベータチタニウムのボルトなどカスタムパーツが惜しみなく使われるチームバイクだった。
サイクラーズ・スネル/ブリヂストン RP9

設立2年目となるサイクラーズ・スネルのチームバイクはブリヂストンのハイエンドモデル「RP9」。コンポーネントはシマノ ULTEGRA DI2だが、クランク/パワーメーターは選手によって異なるモデルを使用中。写真は湯浅博貴のバイクで、シマノのパワーメーター搭載クランクのFC-R9100-Pに、FC-R9200(DURA-ACE 12速)のチェーンリングを組み合わせる。フロントのギア構成は54-40T、リアは11-34Tだ。
ホイールはマヴィックのオールラウンドホイールCOSMIC SLR 45 DISCと、軽量なCOSMIC SLR 32 DISCを使い分ける。今シーズンから限定200セットのCOSMIC SLR 45 DISC SMUを使い始め、プロトン内での存在感はひときわ大きい。





タイヤはチューブレスモデルのグッドイヤーEAGLE F1R。湯浅のみ30Cを好んで使用し、その他の選手は28Cを使用しているという。ブレーキに軽量なガルファーのブレーキローターを装備していた。
サドルはサンマルコ、ボトルケージはトピーク、サイクルコンピューターはブライトン Rider510という構成、他にもウィッシュボーンのボトムブラケットがアッセンブルされているなど、細かくカスタムが行われていた。
ヴェロリアン松山/ウィーラー AERO 6.0

今シーズンで創設2年目を迎える、愛媛県松山市が拠点の地域密着型プロチーム、ヴェロリアン松山。キャプテンは鈴木譲が務め、ベテランの阿部嵩之、JCTのスプリントリーダージャージを着用する日野泰静ら、幅広い層の選手が所属しているチームだ。
そんなヴェロリアン松山が使用するのは昨シーズンから引き続き、台湾のバイクブランドWHEELER(ウィーラー)のエアロロード「AERO 6.0」。写真のバイクは阿部嵩之のバイクだ。コンポーネントはシマノ ULTEGRA DI2をメインで使用し、クランクのみパワーメーター搭載のDURA-ACE FC-R9200-Pを装着。ギアはフロントが54-40T、リアが11-34Tの組み合わせを使用している。





ホイールは中国のカーボンホイールブランドのODIN(オーディン)。選手のフィードバックをもとに作られた波打つようなリムシェイプが特徴のカーボンリム&スポークの「SS-50」を選手たちは使用する。そのホイールに組み合わせられるタイヤはパナレーサー AGILEST TLRの28Cだ。
阿部のこだわりポイントは「固定力を気に入って愛用し続けている」というミノウラのアルミボトルケージ。サドルはプロロゴ SCRATCH M5が装着されていた。
チームユーラシア-iRCタイヤ/ヨネックス GROWENT

「さいたま佐渡サンブレイブ」からチーム名を変更したチームユーラシア-iRCタイヤ。監督は橋川健氏で、エースの吉岡直哉や福田真平など10名が所属し、今後の活躍が期待されるチームの一つだ。
チームバイクはビアンキからヨネックスに変更。選手たちはハイエンドモデルの「CARBONEX」のジオメトリーや優れた走行性能を引き継ぐセカンドグレードの軽量モデル「GROWENT」を使用する。チームにはダークガンやシルバー/グリーン、ネイビー/ゴールドの3色が供給されており、写真のバイクは風間大和が使用するダークガンカラーのGROWENTである。





コンポーネントはシマノで統一されているが、風間のバイクはDURA-ACEやULTEGRAを併用。ギア構成はフロントが52-36T、リアは11-34T。ホイール、ハンドル、ステム、シートポストは、選手それぞれが乗りやすいバイクにカスタムしているという。
タイヤはiRCのフラッグシップモデルである第6世代のFORMULA PRO TLRで、全選手が28Cを愛用中とのこと。ブレーキローターには軽量なガルファーを使用していた。
photo & text :Michinari TAKAGI
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