山本大喜がトレーニング中に大腿骨骨折　既に手術受けリハビリを開始

JCLチーム右京が山本大喜の左大腿骨骨折を伝えた。既にイタリア・レッコの病院で手術を受け、山本は自身のSNSでリハビリの動画を投稿している。

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ツール・ド・台湾を終えチーム拠点のあるイタリアに戻っていた山本は、コッレ・ブリアンツァ周辺でのトレーニング中に落車。レッコのマンゾーニ病院にてボルトで骨を固定する手術を受けた。

チームによると山本はしばらく入院して、すぐに退院できるという。しかし実戦復帰には数ヶ月を要するため、5月18日開幕のツアー・オブ・ジャパンへの出場は見送られることとなった。

現在、山本は自身のSNSにリハビリの様子を発信。ボールを使ったヒップリフトなど、患部の脚を動かす動画を公開し、「増田（成幸）さんが大怪我をしても強くなって帰ってくる姿を何度も見てきたから、希望をもってリハビリを頑張れている！」と、復帰に向けた前向きな文章を綴っている。

2023年に右京に移籍し、同年の全日本選手権ロードレースを制した山本は29歳。2024年よりチームはイタリアに拠点を移し、シーズン前半は中東やイタリアでのステージレースを転戦。今年は1月のアルウラー・ツアーでシーズン開幕を迎え、2月に日本代表としてアジア選手権ロードレース（タイ）に出場し、5位入賞を果たした。