ルディプロジェクトがイタリア代表チームとのパートナーシップ契約を締結した。2028年のロサンゼルスオリンピックまで、アイウェアとヘルメットをサポートする。以下、プレスリリースより紹介しよう。



ルディプロジェクトとイタリア代表チームがパートナーシップ契約を締結

ルディプロジェクトとイタリア代表チームがパートナーシップ契約を締結 (c)ポディウム

2025年2月11日にトレヴィーゾ(イタリア)でルディプロジェクトとイタリア自転車競技連盟(FCI)は、重要なパートナーシップ契約を締結いたしました。

この契約により、ルディプロジェクトは、ロサンゼルス2028オリンピックまで、アイウェアとヘルメットで連盟をサポートします。

この技術協力は、FCIが参加するすべての競技を対象としており、イタリアが伝統的に重要な役割を担ってきたトラック種目も含まれます。イタリア自転車競技連盟は、過去20年間に獲得したメダルは約1,200個にのぼり、そのうち金メダルは458個を占めています。さらに、金メダルのうち200個はトラック競技で獲得したものです。

このコラボレーションは、イタリアの代表選手たちに最先端の機材を提供することを目的としています。たとえば、ウィングドリーム。このヘルメットは’Wingdream by Rudy Project’計画で開発されました。UCIワールドツアーチーム・バーレーンビクトリアスの協力を得、スイスサイドでの空力テストを含め、開発に2年以上を費やしました。

2028年のロサンゼルスオリンピックまで、アイウェアとヘルメットをサポートする (c)ポディウム

サイクリングにおける技術の頂点を極めたヘルメットが誕生しました。スピード、空気力学、安全性を最大限に高めるように設計されており、アスリートに大きなアドバンテージをもたらします。
ニトロンプロも採用されます。高い空力効率を提供し、あらゆる競技や気象条件に適しています。

「ヘルメットは、サイクリストの安全性を大幅に向上させることができる唯一の機材です。その衝撃吸収能力は、通気性と空力抵抗に関するパフォーマンスと同様に重要です。この3つの分野に優れたパートナーに出会うことができてうれしく思います。それがイタリアの会社であるという事実は、私たちにとってさらに誇らしいことです」イタリア自転車連盟会長ダニョーニ氏。

ナショナルトラックチームマネージャーのマルコ・ヴィラ氏によると「連盟では、選手をサポートするために常に最善のソリューションを模索しています。トラックレースではわずか数百分の1秒の差で勝敗が決まり、0.5%未満のパフォーマンスの向上で勝敗が分かれる状況では、トップレベルの空力に優れた製品、幅広いモデルラインアップ、万全なサポート、改善を探り続ける強力な研究開発部門を持つパートナーが不可欠です。」

「私たちは、イタリア自転車連盟と協力関係に入ることを誇りに思います」と、ルディプロジェクトCEOクリスティアーノ・バルバッツァは述べています。「私たちの使命はトップアスリートをサポートするために革新を続けることであり、ウィングドリームによって、卓越性の新たなレベルに到達しました。今後の国際大会で自国のアスリートたちに大きく貢献し、世界選手権や次のオリンピックなどの名誉ある目標の追求に貢献できることをうれしく思います。」

ルディ プロジェクトと FCI のコラボレーションは、ワールドツアーチームのバーレーン ビクトリアス、クロスカントリースキーの名選手ヨハネス・クラーボとフェデリコ・ペリグリーノ、セーリングチームのアメリカンマジックとの長年にわたるパートナーシップ、そして過去 20 年間のスピードスケートの各国ナショナルチームへの技術サポート活動における新たな1ページとなります。前回の北京冬期オリンピックでは、42 人のメダリストがルディプロジェクト製品を使用いたしました。

イタリア自転車競技連盟は、イタリア国内の自転車競技を統括する団体です。10万人以上の会員と3000以上のクラブを擁し、競技だけでなく、サイクリングの普及活動も行なっています。