2024年のバイクパッキングギア・オブザイヤーにノミネートされたウルフトゥースの小型ポンプ”ENCASE”シリーズ。グラベルやマウンテンバイクにぴったりなハイボリュームモデルに、30ccというさらに小型なモデルが追加される。



手のひらサイズで携行に困らないENCASE 30cc (c)フカヤ

ウルフトゥースが2024年にリリースした携帯ポンプのENCASE(エンケース)。マウンテンバイクやグラベルバイクに適した設計が盛り込まれ、バイクパッキングギア・オブザイヤーにノミネートされるほど注目されたモデルだ。

ENCASEはEnviro-Lockというシステムを採用することで、ポンプ内部に水や泥などの侵入を防ぐ性能を実現。過酷なオフロードライドでもポンプを使用できる可能性が高くなるため、トラブル時にストレスがかかりにくい。

従来モデルよりもコンパクトに仕上げられたENC ASE 30cc(右) (c)フカヤ

さらにポンプ内部に専用タイヤプラグツールを内蔵できるストレージを備えており、パンク修理を一つのツールでカバーできるように作られている。別売のインラインマウントを使うことでスマートに携行することも可能だ。

そんなENCASEに30ccモデルが追加される。従来ラインアップの40ccよりも全長が21mmも短くなり、CO2インフレーター&ボンベと同等サイズまでコンパクトとなった。携行品を可能な限り小さくしたいミニマルな方にぴったりなモデルとなっている。

ポンプの内側にタイヤプラグツールを収納できる (c)フカヤ

タイヤ修理に必要なプラグツールも一つにまとめられる (c)フカヤ

コンパクトモデルながら一回のポンピングによって空気の充填量が多いため、トラブル時にポンピングを楽にしてくれる。グラベルやロードのワイドタイヤにはぴったりだろう。

販売はポンプ単体と、内蔵できる専用タイヤプラグツールのセットの二種類。単体の価格は11,440円(税込)で、タイヤプラグツールセットの価格は14,080円(税込)。



ウルフトゥース ENCASE 30cc
サイズ:120×31mm
重量:30ccポンプ単品 87g、タイヤプラグツールセット 113g
価格:11,440円(税込、単体)、14,080円(税込、セット)

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