エンヴィが近年力を入れているバイクラインアップにグラベルモデル”MOG”に新色が登場。自然と調和しつつも存在感のあるカラーを紹介しよう。



エンヴィがグラベルバイク MOGの新色を発表 (c)ダイアテック

UAEチームエミレーツXRGが使用するSESホイールで知られているプレミアムコンポーネントブランドのエンヴィ。メイドインUSAを貫くエンジニアリングカンパニーはバイク開発にも乗り出しており、プロチームのトタルエネルジーが駆るMELEEや、オールロードのFRAY、グラベルバイクの MOGという三車種をラインアップするブランドへと成長している。

今回はMOGの2025年新カラーが三種類登場した。一つはTOPO GREENというシルバーが混ざったようなグリーンだ。Topographyという地形や地図を意味する言葉の略語であるTOPOという名前を使う通り、グラベルライドにあらわれる山々の自然との調和するようなカラーが採用されている。

自然と調和するカラーのTOPO GREEN (c)ダイアテック

自然の中で目立つマスタードカラーのCOMPASS YELLOW (c)ダイアテック

COMPASS YELLOWはビビッドな黄色というよりは、大地を連想させる黄土色で彩られている。これは自然の中でも目立つカラーとすることで、方位磁石のように居場所がわかるという意味でCOMPASS=コンパスという名前が付けられているという。また、目立つ色合いではあるものの、自然に馴染むようなアースカラーのため派手すぎないのもポイントだ。

最後の一つはタチアオイという意味を持つHOLLYHOCKというカラー。光が当たっている部分は高級感のある赤紫で影になる部分が黒色のように見えるという、タチアオイのグラデーションのような彩りとされたモデルだ。落ち着いた雰囲気のあるエレガントなバイクを求めている方にはぴったりな一台だろう。

タチアオイをイメージさせるHOLLYHOCK (c)ダイアテック

MOGはエンヴィのカーボン素材への知見を存分に活かし、56サイズで950gというグラベルバイクでは軽い重量を達成。同時に荒れた路面でも信頼できる耐久性も確保した。タイヤクリアランスは700x50Cに設定されており、どのような場面も走破できるように作られている。ジオメトリーもサイズごとに調整されているため、どのバイクサイズでもコントローラブルなハンドリングを実現しているという。

ダウンチューブには大型のカーゴスペースを設置。携帯工具や修理キットなどライドに欠かせないものを収納することが可能だ。G Series Dropper Seat Postに対応していたり、ボトムブラケットがT47規格であったりとユーザーフレンドリーな設計も行われている。ケーブルフル内装に対応するエンヴィのステムやハンドル、シートポストもセットで販売され、価格は899,800円(税込)だ。

シルバーみが加わり上質な雰囲気を演出する (c)ダイアテック

HOLLYHOCKのアクセントカラーはピンク色とされてエレガントな雰囲気を演出する (c)ダイアテック
森の中でもマイバイクの存在は際立つはずだ (c)ダイアテック





エンヴィ MOG
カラー:TOPO GREEN、COMPASS YELLOW、HOLLYHOCK PURPLE
付属品:Gravel Bar、Aero Road Stem、Seat Post、Axle
価格:899,800円(税込)

リンク

最新ニュース(全ジャンル)