川本翔大が個人TTで4位とメダルに迫ったパラロード　福井万葉はT2ロードで8位入賞

スイス・チューリッヒで行われたロード世界選手権2024パラサイクリング。日本勢によるメダル獲得はなかったものの、川本翔大が男子C2個人で4位、男子T2ロードでは福井万葉が8位と健闘した。

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パリ2024パラリンピックで杉浦佳子が2大会連続金メダルを獲得するなど、盛り上がりを見せているパラサイクリング。その熱戦からわずか2週間後の9月21日から29日にかけ、スイス・チューリッヒを舞台にUCIロード＆パラサイクリング世界選手権が開催された。

9月24日（火）に行われたのは男子C2個人タイムトライアル。18.8kmのフラットコースに18名の選手たちが挑み、日本からは今年3月のパラトラック世界選手権で4つのメダルを獲得した川本翔大が出場。エウート・フロマント（ベルギー）が23分13秒58のトップタイムで金メダルを獲得し、川本は1分30秒遅れの4位とメダルに迫った。

同日にはトライサイクルと呼ばれる3つの車輪がついた男子T2個人タイムトライアル（11.3km) に福井万葉が臨み、10位フィニッシュと健闘した。

続いて川本は9月27日（金）に行われた男子C2ロードレースに出場。6.27kmコースを10周する62.7kmで行われたレースは、アレクサンドル・ルオテ（フランス）が大会3連覇を達成。川本は3位集団とほぼ同タイム（7分58秒遅れ）の13位でレースを終えている。

31.8kmコースで争われた男子T2個人ロードレースには福井が出場した。パリパラリンピックでは銀メダルだったデニス・コナー（アメリカ）が大会連覇を達成。福井は5分34秒遅れの8位だった。