トライアスロン界のトップライダーであるクリスティアン・ブルメンフェルトが駆るCADEX TRIに新色が登場。空気抵抗を極限まで削り取る特徴的なフレームワークを引き立てる、精悍なブラックカラーが新たに追加された。



カデックス TRI FRAME SET(ブラック) (c)ジャイアント・ジャパン

アイアンマンにおいて前人未到のSUB7を達成したクリスティアン・ブルメンフェルト。ロードレース参戦への意欲も示すトライアスロン界のトップスターが駆るのが、ジャイアントのプレミアムブランドであるカデックス TRIだ。

世界最高のライダーの走りを支える機材に求められるのは世界最高の性能。カデックスが提案する最速のトライアスロンマシンであるTRIは、トップチューブレスのフレーム形状やダブルクラウン&ワイドスタンスのフロントフォーク、そして幅広かつ水平のシートステーなど、独創的な要素が詰め込まれた一台だ。

大きな特徴の一つであるフロントフォーク (c)ジャイアント・ジャパン

フレーム単体でのエアロダイナミクスを向上だけでなく、空気抵抗の大部分を占めるライダーを含めたシステム全体としての空気抵抗削減にももちろんフォーカスされている。ベースバー/エクステンションバーのセッティングの自由度を非常に大きくとっていることもTRIの特徴だ。コックピット周りの設定可能なポジションは1000通り以上となり、様々なライダーが最適なポジションを見つけやすくなっている。

これらの設計によって、大幅なアドバンテージを稼ぐことに成功したCADEX TRI。ブルメンフェルトが協力した開発時の風洞実験においては、セッティングの自由度を生かしたポジション調整により、バイクとライダーを含めたテスト(47km/h速度での実験)で7Wのパワー削減を実現しているという。

シルバーに塗られたダウンチューブ上部には、ストレージが設けられている。 (c)ジャイアント・ジャパン

またマッシブなダウンチューブには、ハイドレーション、ベントーボックス、ツールボックスが統合されている。ハイドレーションとベントーボックスは前傾姿勢を深く取るポジションでもアクセスしやすく、適切なタイミングでの水分補給や栄養補給を可能とすることで、ロングディスタンスのレースでも最後までパフォーマンスを発揮できるだろう。ツールボックスはBB付近に配置されており、低重心化にも貢献する。

そんなCADEX TRIに新色となるブラックが登場する。ダウンチューブ上部からシートチューブ前側にかけてシルバーのアクセントが入る以外は、全てブラックとされた精悍なルックスの一台となる。サイズはXXS、XS、S、M、Lという5種類。用のトラベルケースが付属し、価格は990,000円(税込)。

専用のトラベルケースが付属する専用のトラベルケースが付属する (c)カデックス


CADEX TRI
フレーム:CADEX Tri Frameset
フォーク:CADEX Tri Aero Dual Crown Fork
アームレストキット:CADEX x Sync Ergonomics arm rest kit
エクステンションバー:CADEX x Sync Ergonomics extension bars
シートポスト:CADEX Tri Aero Post
最大タイヤクリアランス:28c(フロント/リア)
最大チェーンリングサイズ:55T
重量:4576g(Mサイズ)
トラベルケース:CADEX x Topeak- Pakgo
カラー:シルバーラッシュ、オーロラホログラム、ブラック
サイズ:XXS、XS、S、M、L
価格:990,000円(税込)
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