欧州選手権ミックスリレーでイタリアが王座奪還　アッフィニは2日連続の優勝

ベルギーで開催中のロードヨーロッパ選手権2日目に、男女6名によるタイムトライアル・ミックスリレーが行われた。前日の男子個人TTで優勝したエドアルド・アッフィニを擁するイタリアがドイツら強豪下し、2年ぶり2度目の優勝を手に入れた。

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9月22日から始まるロード世界選手権を前に、欧州王者を決めるロードヨーロッパ選手権が開催中。ベルギー・フランドル地域を舞台にした2日目は、2019年よりスタートしたタイムトライアル・ミックスリレーが行われた。

先に男子3名が隊列を組んで28.3kmコースを走り、男子のフィニッシュと同時に女子3名が24kmコースを駆け、計52.3kmのタイムで争われる。なお2番目の選手がフィニッシュしたタイムがその国の成績となる。

出場したのは前回王者フランスを除く6チーム。ブルガリアからスタートが切られ、ウクライナ、ベルギー、ポーランド、イタリア、ドイツと3分間隔で走り出す。前日の個人TTと同じヒュースデン・ゾルダーからハッセルトに向かうコースを最速で駆けたのは、2022年王者のイタリアだった。

前日の男子個人TTで優勝したエドアルド・アッフィニと3位のマティア・カッタネオ、ミルコ・マエストリで臨んだイタリア男子は、ニルス・ポリッツら擁するドイツに38秒差をつける。そして2021年に同種目の優勝メンバーであるエレーナ・チェッキーニら女子がそのリードを守り、2位ドイツに17秒差をつけ勝利した。

2019年より毎年新たな優勝国が生まれていた同種目で、初となる2度目の優勝を果たしたイタリア。またベルギーは初の表彰台となる3位に入っている。

今年で2回目となるジュニアカテゴリーでは、前日に男子ジュニアのTT王者に輝いたミヒエル・ムーリスを擁するオランダがドイツやノルウェーを下し、優勝している。