カンパニョーロのSUPER RECORD WIRELESSに弟分が登場。新たに発表されたSUPER RECORD "S" WIRELESSは、ソリッドな質感のマットブラック仕上げでよりレーシーなモデルに。機能はそのままにギアレンジを拡大。さらに価格も求めやすくなり、カンパニョーロ無線コンポの間口を広げる一作だ。
カンパニョーロ SUPER RECORD S WIRELESS (c)カンパニョーロ 2023年にデビューしたカンパニョーロ初の無線式電子コンポーネント、SUPER RECORD WIRELESS。前後のディレイラーにバッテリーを搭載するフルワイヤレスシフティングシステムを採用し、ケーブルルーティングの煩わしさを完全に取り払ったコンポーネントとして、カンパニョーロが満を持して送り出したフラッグシップだ。
これまでの電子コンポーネントであったEPSシリーズからは、ワイヤレスという面以外でも多くの変更が加えられており、レーシングコンポーネントとして新たな一歩を踏み出したSUPER RECORD WIRELESS。なかでも大きな変化となったのが、ワンレバーのシフトボタン配置だろう。
基本的な設計は踏襲し、仕上げをマットフィニッシュとした (c)カンパニョーロ そんなSUPER RECORD WIRELESSに新たな仲間が加わった。今回発表されたSUPER RECORD S WIRELESSは、既存のSUPER RECORD WIRELESSに次ぐグレードとして設定されている。とはいえ基本的な設計はSUPER RECORD WIRELESSと共通しており、もっとも見た目に大きな違いとなるのがマットブラックフィニッシュであることだろう。
ルックスだけでなく、ギア構成にも変更が加えられている。SUPER RECORD WIRELESSはコンパクトなドライブトレインをテーマに小さなチェーンホイールとワイドレシオのカセットを提案してきた。一方で今回のSUPER RECORD S WIRELESSでは、新たに54x39、53x39、52x36のチェーンホイールが加わり、より大きなギア比を実現。またカセットにも従来の10/27、10/29に加え、11/32の組み合わせも用意されることに。よりトラディショナルなギア構成も用意されることとなり、選択の幅が広がった。
より競争力のある価格設定に マットエディションのBORAシリーズも登場
カンパニョーロBORA ULTRA WTO マットエディション (c)カンパニョーロ ギア構成の面で間口を広げたSUPER RECORD S WIRELESSだが、同時に価格面でもその敷居を下げている。クランクを非中空のフルカーボン仕様とすることで、150gの重量増加と引き換えに大きくコストダウンに成功。標準的な構成では既存のSUPER RECORD WIRELESSから約2割程度安価な744,260円という価格となった。また、同時にマット仕様のBORA ULTRA WTO(685,300円)とBORA WTO(486,200円)が用意される。価格は全て税込。なお、マットエディションのBORAシリーズは単品販売はなく、SUPER RECORD S WIRELESSとのセット販売となる。