2024/09/13(金) - 17:00
カンパニョーロのSUPER RECORD WIRELESSに弟分が登場。新たに発表されたSUPER RECORD "S" WIRELESSは、ソリッドな質感のマットブラック仕上げでよりレーシーなモデルに。機能はそのままにギアレンジを拡大。さらに価格も求めやすくなり、カンパニョーロ無線コンポの間口を広げる一作だ。
2023年にデビューしたカンパニョーロ初の無線式電子コンポーネント、SUPER RECORD WIRELESS。前後のディレイラーにバッテリーを搭載するフルワイヤレスシフティングシステムを採用し、ケーブルルーティングの煩わしさを完全に取り払ったコンポーネントとして、カンパニョーロが満を持して送り出したフラッグシップだ。
これまでの電子コンポーネントであったEPSシリーズからは、ワイヤレスという面以外でも多くの変更が加えられており、レーシングコンポーネントとして新たな一歩を踏み出したSUPER RECORD WIRELESS。なかでも大きな変化となったのが、ワンレバーのシフトボタン配置だろう。
ブレーキレバーの内側とブラケット本体の内側の2か所に分かれていた従来の2レバーではなく、ブレーキレバー内側に上下に分割された2つのスイッチが用意されるワンレバーデザインとなり、スプリント時のシフト操作も容易に。
新たな人間工学に基づいたデザインへと再設計され、グリップ力とクッション性を向上させたブラケット形状により、握りやすく快適なライドを実現すると同時に、ブレーキレバーもリニューアルすることでよりコントローラブルで操りやすいブレーキフィーリングを実現した。
そんなSUPER RECORD WIRELESSに新たな仲間が加わった。今回発表されたSUPER RECORD S WIRELESSは、既存のSUPER RECORD WIRELESSに次ぐグレードとして設定されている。とはいえ基本的な設計はSUPER RECORD WIRELESSと共通しており、もっとも見た目に大きな違いとなるのがマットブラックフィニッシュであることだろう。
これまでのカンパニョーロコンポーネントの中でも珍しいマットブラックフィニッシュは、グロス仕上げとは異なる硬質でレーシーな雰囲気をバイクにもたらす。近年主流となってきた、エアロロードはステルス機を彷彿とさせる直線的なデザインも多く、マットフィニッシュのソリッドな質感はそういったフレームともベストなマッチングを見せるだろう。
ルックスだけでなく、ギア構成にも変更が加えられている。SUPER RECORD WIRELESSはコンパクトなドライブトレインをテーマに小さなチェーンホイールとワイドレシオのカセットを提案してきた。一方で今回のSUPER RECORD S WIRELESSでは、新たに54x39、53x39、52x36のチェーンホイールが加わり、より大きなギア比を実現。またカセットにも従来の10/27、10/29に加え、11/32の組み合わせも用意されることに。よりトラディショナルなギア構成も用意されることとなり、選択の幅が広がった。
より競争力のある価格設定に マットエディションのBORAシリーズも登場
ギア構成の面で間口を広げたSUPER RECORD S WIRELESSだが、同時に価格面でもその敷居を下げている。クランクを非中空のフルカーボン仕様とすることで、150gの重量増加と引き換えに大きくコストダウンに成功。標準的な構成では既存のSUPER RECORD WIRELESSから約2割程度安価な744,260円という価格となった。また、同時にマット仕様のBORA ULTRA WTO(685,300円)とBORA WTO(486,200円)が用意される。価格は全て税込。なお、マットエディションのBORAシリーズは単品販売はなく、SUPER RECORD S WIRELESSとのセット販売となる。
カンパニョーロ SUPER RECORD S WIRELESS
価格:744,260円(税込)
カンパニョーロBORA ULTRA WTO マットエディション
価格:685,300円(税込)
カンパニョーロBORA WTO マットエディション
価格:486,200円(税込)
2023年にデビューしたカンパニョーロ初の無線式電子コンポーネント、SUPER RECORD WIRELESS。前後のディレイラーにバッテリーを搭載するフルワイヤレスシフティングシステムを採用し、ケーブルルーティングの煩わしさを完全に取り払ったコンポーネントとして、カンパニョーロが満を持して送り出したフラッグシップだ。
これまでの電子コンポーネントであったEPSシリーズからは、ワイヤレスという面以外でも多くの変更が加えられており、レーシングコンポーネントとして新たな一歩を踏み出したSUPER RECORD WIRELESS。なかでも大きな変化となったのが、ワンレバーのシフトボタン配置だろう。
ブレーキレバーの内側とブラケット本体の内側の2か所に分かれていた従来の2レバーではなく、ブレーキレバー内側に上下に分割された2つのスイッチが用意されるワンレバーデザインとなり、スプリント時のシフト操作も容易に。
新たな人間工学に基づいたデザインへと再設計され、グリップ力とクッション性を向上させたブラケット形状により、握りやすく快適なライドを実現すると同時に、ブレーキレバーもリニューアルすることでよりコントローラブルで操りやすいブレーキフィーリングを実現した。
そんなSUPER RECORD WIRELESSに新たな仲間が加わった。今回発表されたSUPER RECORD S WIRELESSは、既存のSUPER RECORD WIRELESSに次ぐグレードとして設定されている。とはいえ基本的な設計はSUPER RECORD WIRELESSと共通しており、もっとも見た目に大きな違いとなるのがマットブラックフィニッシュであることだろう。
これまでのカンパニョーロコンポーネントの中でも珍しいマットブラックフィニッシュは、グロス仕上げとは異なる硬質でレーシーな雰囲気をバイクにもたらす。近年主流となってきた、エアロロードはステルス機を彷彿とさせる直線的なデザインも多く、マットフィニッシュのソリッドな質感はそういったフレームともベストなマッチングを見せるだろう。
ルックスだけでなく、ギア構成にも変更が加えられている。SUPER RECORD WIRELESSはコンパクトなドライブトレインをテーマに小さなチェーンホイールとワイドレシオのカセットを提案してきた。一方で今回のSUPER RECORD S WIRELESSでは、新たに54x39、53x39、52x36のチェーンホイールが加わり、より大きなギア比を実現。またカセットにも従来の10/27、10/29に加え、11/32の組み合わせも用意されることに。よりトラディショナルなギア構成も用意されることとなり、選択の幅が広がった。
より競争力のある価格設定に マットエディションのBORAシリーズも登場
ギア構成の面で間口を広げたSUPER RECORD S WIRELESSだが、同時に価格面でもその敷居を下げている。クランクを非中空のフルカーボン仕様とすることで、150gの重量増加と引き換えに大きくコストダウンに成功。標準的な構成では既存のSUPER RECORD WIRELESSから約2割程度安価な744,260円という価格となった。また、同時にマット仕様のBORA ULTRA WTO(685,300円)とBORA WTO(486,200円)が用意される。価格は全て税込。なお、マットエディションのBORAシリーズは単品販売はなく、SUPER RECORD S WIRELESSとのセット販売となる。
カンパニョーロ SUPER RECORD S WIRELESS
価格:744,260円(税込)
カンパニョーロBORA ULTRA WTO マットエディション
価格:685,300円(税込)
カンパニョーロBORA WTO マットエディション
価格:486,200円(税込)
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