京都で開催された灼熱のCJ第5戦　竹内遼が今季初勝利

Coupe du Japon第5戦の京都湯船ステージが8/17(土)と18(日)に開催。男子エリートレースでは竹内遼（MERIDA BIKING TEAM）がXCC、XCOともに勝利を挙げている。

---

全日本選手権から1ヶ月を空け、日本国内のMTBシリーズ戦「Coupe du Japon」の京都湯船ステージが8/17(土)と18(日)の2日間日程で開催。京都府相楽郡和束町の湯船MTBランドを舞台に3年ぶりのレースが催された。

男子エリートレースにはアジア王者の沢田時（宇都宮ブリッツェン）や平林安里（TEAM SCOTT CHAOYANG TERRA SYSTEM）は不在だったものの、地元ホームコースでU23アジア王者の副島達海（大阪産業大学）や、今年からMERIDA BIKING TEAMに在籍する竹内遼らが参戦。XCC（クロスカントリーショートトラック）で勝った勢いそのままに、本戦XCOを制したのは竹内だった。

今季序盤にはオランダ遠征を行い、迎えたCJ戦で2位と3位が続き、全日本選手権ではXCC、XCOともに4位。悔しいレースが続いていた竹内が初勝利を挙げた。「移籍後初勝利を挙げられたことにホッとしています。今季まだ残り3レースありますので、さらに成長したレースを見せることができるように頑張りたいと思います」とチームのビデオメッセージで話している。

2位は「序盤から強気に攻める走りをしたけど、後半にペースダウンし、灼熱の湯船の暑さにやられ、終盤は意識朦朧になってしまった」と言う副島、3位にはやはり暑さに苦しめられたという宮津旭（OLIVE）が入った。また、女子レースは竹村舞葉(AX MTB Team Elite)が勝利を挙げている。