2024/05/20(月) - 21:55
5月18日、19日の2日間、長野県王滝村にてJプロツアー第9戦「おんたけタイムトライアル」と、第10戦「おんたけヒルクライム」が開催された。タイムトライアル、ヒルクライム共に金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)が優勝。Jプロツアー個人ランキング首位となり、プロリーダージャージを獲得した。
Jプロツアー第9戦 おんたけヒルクライム
「おんたけタイムトライアル」は昨年に続いて2回目の開催となり、今年からはJプロツアーも交えての開催となった。
コースは御嶽湖の南岸を往復する16kmの周回が設けられ、Jプロツアーはこれを2周回で競った。ほぼほぼフラットなコースであり、出走順による風の影響も考えられたが、ほぼ無風の中で大会は進行。47名を2ウェーブに分けてのタイムアタックがはじまった。
まず第1ウェーブでは伊藤恭(群馬グリフィンレーシングチーム)が39分51秒と唯一の40分切りを果たして暫定トップに。続く第2ウェーブで好走をしたのは同じく群馬グリフィンレーシングチームの金子宗平。1周目完了時で暫定トップに立つと、そのままペースを保ち、38分52秒のトップタイムでフィニッシュ。その後も金子のタイムは更新されず、優勝が確定した。
女子は小林あか里(弱虫ペダル サイクリングチーム)が平均速度40km/hに迫るスピードをマークして優勝。ゆかりのある地で結果を残した。そして3位に入った鈴木友佳子(MIVRO)はリーダージャージを手にしている。
Jプロツアー第9戦 おんたけヒルクライム
「おんたけタイムトライアル」は昨年に続いて2回目の開催となり、今年からはJプロツアーも交えての開催となった。
コースは御嶽湖の南岸を往復する16kmの周回が設けられ、Jプロツアーはこれを2周回で競った。ほぼほぼフラットなコースであり、出走順による風の影響も考えられたが、ほぼ無風の中で大会は進行。47名を2ウェーブに分けてのタイムアタックがはじまった。
まず第1ウェーブでは伊藤恭(群馬グリフィンレーシングチーム)が39分51秒と唯一の40分切りを果たして暫定トップに。続く第2ウェーブで好走をしたのは同じく群馬グリフィンレーシングチームの金子宗平。1周目完了時で暫定トップに立つと、そのままペースを保ち、38分52秒のトップタイムでフィニッシュ。その後も金子のタイムは更新されず、優勝が確定した。
女子は小林あか里(弱虫ペダル サイクリングチーム)が平均速度40km/hに迫るスピードをマークして優勝。ゆかりのある地で結果を残した。そして3位に入った鈴木友佳子(MIVRO)はリーダージャージを手にしている。
Jプロツアー第9戦 おんたけタイムトライアル 結果(32km)
1位 | 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) | 38分52秒 |
2位 | 伊藤 恭(群馬グリフィンレーシングチーム) | 39分51秒 |
3位 | 宇田川塁(群馬グリフィンレーシングチーム) | 40分40秒 |
4位 | 内田宇海(弱虫ペダル サイクリングチーム ) | 41分20秒 |
5位 | 三宅太生(群馬グリフィンレーシングチーム) | 41分22秒 |
6位 | 阿見寺俊哉(弱虫ペダル サイクリングチーム) | 41分24秒 |
女子 結果(16km) | ||
1位 | 小林あか里(弱虫ペダル サイクリングチーム) | 24分2秒 |
2位 | 杉浦佳子(TEAM EMMA Cycling) | 24分18秒 |
3位 | 鈴木友佳子(MIVRO) | 24分56秒 |
Jプロツアー第10戦 おんたけヒルクライム
翌日は登坂力勝負の「第2回おんたけヒルクライム」。コースは、御嶽湖のほとりをスタートし、標高2000m越の田野原のフィニッシュを目指す24km。獲得標高1290m、平均勾配7.9%とタフなヒルクライムコースとなっている。
ニュートラル走行を終え、リアルスタートを切るとまず最初に動いたのは地元、イナーメ信濃山形の比護任。しかしすぐさま集団に吸収されると、続いて動いたのは山﨑健(備後しまなみeNShare)。快調なペースで、序盤を単独先行する。
これに対し集団は大きなリードこそ許さないが、厳しいコースともあって徐々に差が縮小。レースも中盤に差し掛かる頃、金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)が仕掛け、前をゆく山﨑をパスして単独先頭へ。
吉岡直哉(さいたま佐渡サンブレイブ)らを中心に追走集団もペースを上げて追うが、なかなか捉えることができない。最後までタイム差を守った金子は遂にフィニッシュラインに到達。前日のタイムトライアルに続いて2連勝を遂げた。
女子のJフェミニンツアーは、序盤は大堀博美(イナーメ信濃山形-F)がリードするが、中盤以降に小林あか里(弱虫ペダル サイクリングチーム)が前に出る。急勾配でも踏み続けた小林がリードを広げて優勝。タイムトライアルに続いての勝利となった。
Jプロツアー第10戦 おんたけヒルクライム 結果(19km)
1位 | 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) | 49分31秒 |
2位 | 林原聖真(群馬グリフィンレーシングチーム) | +16秒 |
3位 | 吉岡直哉(さいたま佐渡サンブレイブ) | +49秒 |
4位 | 木村純気(CIEL BLEU KANOYA ) | +1分14秒 |
5位 | 比嘉祐貴(TeamCyclersSNEL) | +1分16秒 |
6位 | 山﨑 健(備後しまなみeNShare) | +1分22秒 |
女子 結果(19km) | ||
1位 | 小林あか里(弱虫ペダル サイクリングチーム) | 1時間4分 |
2位 | 大堀博美(イナーメ信濃山形-F) | +1分9秒 |
3位 | 鈴木友佳子(MIVRO) | +3分43秒 |
text&photo:JBCF(一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)
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