2024/05/10(金) - 19:55
UCI2.2クラスのステージレース「ツール・ド・熊野」が、和歌山県古座川町で開幕。第1ステージは集団でのスプリント勝負となり、ジョン・カーター (キャッシュ・パー・クップ、オーストラリア)が優勝。2位に昨年総合優勝の岡篤志、3位に山本大喜(共にJCLチーム右京)が入った。
今年のツール・ド・熊野は、新たに古座川町でのステージを組み込んで3日間3ステージのレースとして復活。開催時期をおよそ1ヶ月早めて行われる。
第1ステージは、和歌山県南部を流れる古座川に沿って設定された1周42.6kmの周回コースを3周する126.7km。登り区間には3級山岳が設定され、国指定の天然記念物でもある「一枚岩」前にはスプリントポイントが設定される。
昨年はワンデーレースとして開催される予定だったが、悪天候のため中止となったため、事実上今年初開催となった(ジャパンサイクルリーグで開催されたレースとはコースが変更されている)。
出場チームは海外5チーム、国内11チームの計16チーム。朝から晴れて青空が広がり、気温が上昇し始めた午前9時30分にスタートしたレースは、序盤からアタックと吸収が繰り返されていく。しかし飛び出しの動きに同調する選手が少なく、長続きする逃げにはならない。
山岳賞は1周目からベンジャミ・プラデス(VC福岡)と小林海(マトリックスパワータグ)が争う。1回目はプラデスが1位通過し、2回目、3回目は小林が1位通過。小林が初日の山岳賞を確定させた。
2周目を終えるまで大きく崩れることなく進行してきた集団は、3周目に入るとマトリックスパワータグがコントロールを開始。登り区間を経て集団が分断されて30名ほどが先行すると、後続との差は1分以上まで開く。勝負は先行した集団でのスプリントに持ち込まれ、ハンドルの投げ合いを制したジョン・カーター(キャッシュ・パー・クップ)が制した。
ジョン・カーター コメント
「最後の集団スプリントに向けてチームが良い仕事をしてくれたおかげで勝つことが出来た。このチームで初めて勝つことが出来て嬉しい。明日以降もこのリーダージャージを守っていきたい」
今年のツール・ド・熊野は、新たに古座川町でのステージを組み込んで3日間3ステージのレースとして復活。開催時期をおよそ1ヶ月早めて行われる。
第1ステージは、和歌山県南部を流れる古座川に沿って設定された1周42.6kmの周回コースを3周する126.7km。登り区間には3級山岳が設定され、国指定の天然記念物でもある「一枚岩」前にはスプリントポイントが設定される。
昨年はワンデーレースとして開催される予定だったが、悪天候のため中止となったため、事実上今年初開催となった(ジャパンサイクルリーグで開催されたレースとはコースが変更されている)。
出場チームは海外5チーム、国内11チームの計16チーム。朝から晴れて青空が広がり、気温が上昇し始めた午前9時30分にスタートしたレースは、序盤からアタックと吸収が繰り返されていく。しかし飛び出しの動きに同調する選手が少なく、長続きする逃げにはならない。
山岳賞は1周目からベンジャミ・プラデス(VC福岡)と小林海(マトリックスパワータグ)が争う。1回目はプラデスが1位通過し、2回目、3回目は小林が1位通過。小林が初日の山岳賞を確定させた。
2周目を終えるまで大きく崩れることなく進行してきた集団は、3周目に入るとマトリックスパワータグがコントロールを開始。登り区間を経て集団が分断されて30名ほどが先行すると、後続との差は1分以上まで開く。勝負は先行した集団でのスプリントに持ち込まれ、ハンドルの投げ合いを制したジョン・カーター(キャッシュ・パー・クップ)が制した。
ジョン・カーター コメント
「最後の集団スプリントに向けてチームが良い仕事をしてくれたおかげで勝つことが出来た。このチームで初めて勝つことが出来て嬉しい。明日以降もこのリーダージャージを守っていきたい」
ツール・ド・熊野 第1ステージ 結果(126.7km)
1位 | ジョン・カーター (キャッシュ・パー・クップ、オーストラリア) | 2時間55分5秒 |
2位 | 岡 篤志 (JCLチーム右京) | +0秒 |
3位 | 山本大喜 (JCLチーム右京) | |
4位 | クドゥス・メルハウィ・ゲブレメディン (トレンガヌ・サイクリングチーム、エリトリア) | |
5位 | ダニエル・グルド (レバンテフジ静岡、デンマーク) | |
6位 | ドリュー・モレ (キナンレーシングチーム、オーストラリア) | |
7位 | キム・ユロ (LXサイクリングチーム) | |
8位 | テグシュバヤール・バッサイカン (ルージャイ・インシュランス、モンゴル) | |
9位 | ルーベン・アコスタ (宇都宮ブリッツェン、コロンビア) | |
10位 | ベンジャミ・プラデス (VC福岡、スペイン) | |
ポイント賞 | ||
1位 | ジョン・カーター (キャッシュ・パー・クップ、オーストラリア) | 25p |
2位 | 岡 篤志 (JCLチーム右京) | 25p |
3位 | 山本大喜 (JCLチーム右京) | 16p |
山岳賞 | ||
1位 | 小林海(マトリックスパワータグ) | 13p |
2位 | ベンジャミ・プラデス(VC福岡) | 7p |
3位 | 小石祐馬(JCLチーム右京) | 5p |
チーム順位 | ||
1位 | キナンレーシングチーム | 8時間45分15秒 |
2位 | JCLチーム右京 | +0秒 |
3位 | マトリックスパワータグ | +0秒 |
text:Satoru Kato
photo:Satoru Kato, TOUR de KUMANO 2024
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