2024/05/02(木) - 21:34
インフルエンサーの篠さんが自転車での日本縦断ギネス世界記録にチャレンジする。佐多岬から宗谷岬の2,600kmを6日間+で走り切ることを目標とし、予定では5月21日に佐多岬をスタートする。挑戦の概要を紹介する発表会プレゼンテーションの模様をお伝えする。
「山は性癖」のキャッチフレーズで数々の山岳ライドに挑戦してきたインフルエンサーの篠さん(本名:テイヨウフウさん)が、5月中に自転車での日本縦断ギネス世界記録にチャレンジする。5月1日に自宅のある埼玉県飯能市で発表会を開催した。
会場は1日前にシクロワイアードでも記事紹介した会員制バイクステーション&多目的スペースStudio TECOLI。発表会当日はファンやサポーターも出席するなか、同時にYOUTUBEライブでも配信、多くの閲覧者に向けてチャレンジの概要が紹介された。
ギネス世界記録における自転車日本縦断の定義とは、本土最南端の岬である佐多岬を出発し、門司、下関、青森、函館を通過の後に、北海道本島最北端にある宗谷岬を終着とする公道を、ロードバイクもしくは徒歩のみで走行した、スタートからゴールまでの合計時間を計るもの。全行程おおよそ2,600km。
発表会では挑戦に至った経緯、費用の概算、企業スポンサーと個人スポンサーの紹介、サポートメンバーの体制と紹介、おおよその走行ルート、走行中の小停止場所などが説明された。
篠さんがギネス世界記録に挑戦するきっかけとなったのは、昨年に高岡亮寛さんが日本縦断に再チャレンジした後の報告会だったという。高岡さんから挑戦を勧められたこと。それを否定すること無く、自然と挑戦を目指すようになったという。そして高岡さん側からの惜しみない情報提供も、チャレンジ実現への大きな後押しになった。
過去にはひたすら年間獲得標高を稼ぐ走り方をしたり、ヒルクライムレースに打ち込んだり、エベレスティングROAM(526km、獲得標高1,1000m、33時間)やチバイチ(千葉県一周:512km、獲得標高1,500m、23時間56分)、大阪ー東京キャノンボール(554km、獲得標高4,500m、23時間43分)などの、一度のライドで完結するロングライドにチャレンジすることもあった篠さん。
過去にチバイチでもキャノンボールでも、長時間(20時間以上、最長38時間)起きていられて集中できること、そして休憩をほとんど取らずに走り続けられることは自分の得意分野だと自覚していたが、年々その「起きていられる時間」がどんどん短くなっていることも実感しているという。極度のロングライドは身体を酷使するため、体力と情熱があるうちに一度でいいから自分の限界に挑んでみたいと思い、今回のチャレンジに踏み切ったという。
2021年よりギネス世界記録の自転車長距離チャレンジはWorld Ultra Cycling Associationの認定になった為、日本縦断ギネス世界記録の認定申請をするためには過去のチャレンジとは違うレギュレーションとなった。主には以下のようなルールが課される。
・全行程サポートカーが必須
・サポートカーに対する規定(低速車マーク、「自転車が前方走行中」のメッセージを表示する)
・WUCAのofficialテストに合格した有資格者のみ認定員が務められる
・Official有資格者の勤務時間の制限(1人1日18時間まで)
・細かなログの記録が必要
ギネス世界記録は男女でカテゴリーが分かれ、現行ルールに則った日本縦断ギネス記録へチャレンジしたのは2023年8月に元記録保持者・高岡亮寛さん(6日13時間28分)が初めて。現記録保持者・落合祐介さんの記録136時間30分(5日16時間30分)に再挑戦したが、4日目にリタイアに終わっている。現行ルールでの達成者はまだいない。
女性による現記録保持者の遠藤杏奈さんの記録は180時間18分(7日12時間18分)であり、篠さんはこの現記録の更新を目指してチャレンジすることになる。
挑戦実施は5月下旬。現在の予定では5月21日のスタートで、1日あたり400km以上走り、6.5日~7日で完走することを想定している。1日4時間程度の睡眠をとるが、ほとんど停まらずに走り続ける「地味作戦」で走るつもりだという。
応援は大歓迎としながらも、お願いとしてギネス認定上の禁止行為も紹介。ドラフティングとみなされるため並走しないこと、身体に触れないこと、差し入れや食料品などを本人に渡さないことなども呼びかけた。詳細なルートの公表はしないが、休憩予定の立ち寄りコンビニなどはリスト化して紹介された。
今回篠さんはロードバイクを新調。オルベアORCAにDHバーをセットしたディスクブレーキ仕様のバイクと、長年愛車としてきたリムブレーキ仕様のラピエールXELIUSの2台のバイクを天候や路面状況、気分に合わせて乗り換えるよう準備を進めている。サポートカーと撮影車の2台の車両が帯同し、夫や友人あわせて7人が交代制でサポートに当たることになる。
チャレンジ中の様子については篠さんのSNSアカウント(X、instagram等)を本人に代ってサポートスタッフが使うことにより随時投稿される予定だ。なお完走後の記録の認定には申請から約2週間程度の時間がかかる。結果等についてはシクロワイアードでも随時お伝えする予定だ。
YouTube LIVE 篠さんの日本縦断ギネス世界記録チャレンジ発表会
text&photo:Makoto AYANO
「山は性癖」のキャッチフレーズで数々の山岳ライドに挑戦してきたインフルエンサーの篠さん(本名:テイヨウフウさん)が、5月中に自転車での日本縦断ギネス世界記録にチャレンジする。5月1日に自宅のある埼玉県飯能市で発表会を開催した。
会場は1日前にシクロワイアードでも記事紹介した会員制バイクステーション&多目的スペースStudio TECOLI。発表会当日はファンやサポーターも出席するなか、同時にYOUTUBEライブでも配信、多くの閲覧者に向けてチャレンジの概要が紹介された。
ギネス世界記録における自転車日本縦断の定義とは、本土最南端の岬である佐多岬を出発し、門司、下関、青森、函館を通過の後に、北海道本島最北端にある宗谷岬を終着とする公道を、ロードバイクもしくは徒歩のみで走行した、スタートからゴールまでの合計時間を計るもの。全行程おおよそ2,600km。
発表会では挑戦に至った経緯、費用の概算、企業スポンサーと個人スポンサーの紹介、サポートメンバーの体制と紹介、おおよその走行ルート、走行中の小停止場所などが説明された。
篠さんがギネス世界記録に挑戦するきっかけとなったのは、昨年に高岡亮寛さんが日本縦断に再チャレンジした後の報告会だったという。高岡さんから挑戦を勧められたこと。それを否定すること無く、自然と挑戦を目指すようになったという。そして高岡さん側からの惜しみない情報提供も、チャレンジ実現への大きな後押しになった。
過去にはひたすら年間獲得標高を稼ぐ走り方をしたり、ヒルクライムレースに打ち込んだり、エベレスティングROAM(526km、獲得標高1,1000m、33時間)やチバイチ(千葉県一周:512km、獲得標高1,500m、23時間56分)、大阪ー東京キャノンボール(554km、獲得標高4,500m、23時間43分)などの、一度のライドで完結するロングライドにチャレンジすることもあった篠さん。
過去にチバイチでもキャノンボールでも、長時間(20時間以上、最長38時間)起きていられて集中できること、そして休憩をほとんど取らずに走り続けられることは自分の得意分野だと自覚していたが、年々その「起きていられる時間」がどんどん短くなっていることも実感しているという。極度のロングライドは身体を酷使するため、体力と情熱があるうちに一度でいいから自分の限界に挑んでみたいと思い、今回のチャレンジに踏み切ったという。
2021年よりギネス世界記録の自転車長距離チャレンジはWorld Ultra Cycling Associationの認定になった為、日本縦断ギネス世界記録の認定申請をするためには過去のチャレンジとは違うレギュレーションとなった。主には以下のようなルールが課される。
・全行程サポートカーが必須
・サポートカーに対する規定(低速車マーク、「自転車が前方走行中」のメッセージを表示する)
・WUCAのofficialテストに合格した有資格者のみ認定員が務められる
・Official有資格者の勤務時間の制限(1人1日18時間まで)
・細かなログの記録が必要
ギネス世界記録は男女でカテゴリーが分かれ、現行ルールに則った日本縦断ギネス記録へチャレンジしたのは2023年8月に元記録保持者・高岡亮寛さん(6日13時間28分)が初めて。現記録保持者・落合祐介さんの記録136時間30分(5日16時間30分)に再挑戦したが、4日目にリタイアに終わっている。現行ルールでの達成者はまだいない。
女性による現記録保持者の遠藤杏奈さんの記録は180時間18分(7日12時間18分)であり、篠さんはこの現記録の更新を目指してチャレンジすることになる。
挑戦実施は5月下旬。現在の予定では5月21日のスタートで、1日あたり400km以上走り、6.5日~7日で完走することを想定している。1日4時間程度の睡眠をとるが、ほとんど停まらずに走り続ける「地味作戦」で走るつもりだという。
応援は大歓迎としながらも、お願いとしてギネス認定上の禁止行為も紹介。ドラフティングとみなされるため並走しないこと、身体に触れないこと、差し入れや食料品などを本人に渡さないことなども呼びかけた。詳細なルートの公表はしないが、休憩予定の立ち寄りコンビニなどはリスト化して紹介された。
今回篠さんはロードバイクを新調。オルベアORCAにDHバーをセットしたディスクブレーキ仕様のバイクと、長年愛車としてきたリムブレーキ仕様のラピエールXELIUSの2台のバイクを天候や路面状況、気分に合わせて乗り換えるよう準備を進めている。サポートカーと撮影車の2台の車両が帯同し、夫や友人あわせて7人が交代制でサポートに当たることになる。
チャレンジ中の様子については篠さんのSNSアカウント(X、instagram等)を本人に代ってサポートスタッフが使うことにより随時投稿される予定だ。なお完走後の記録の認定には申請から約2週間程度の時間がかかる。結果等についてはシクロワイアードでも随時お伝えする予定だ。
YouTube LIVE 篠さんの日本縦断ギネス世界記録チャレンジ発表会
text&photo:Makoto AYANO
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