2024/04/20(土) - 08:30
1級山岳を2度越える山岳ステージで争われたツアー・オブ・ジ・アルプス5日目。総合上位勢やクライマーを含む集団スプリントをオレリアン・パレパントル(フランス、デカトロンAG2Rラモンディアル)が制し、リーダージャージを守ったフアン・ロペス(スペイン、リドル・トレック)が総合優勝に輝いた。
イタリアのアルプス山脈を舞台にしたツアー・オブ・ジ・アルプス(UCI2.Pro)は最終日を迎えた。第5ステージは今大会最短距離の118.6kmに、最長登坂距離である1級山岳パルー・デル・フェルシーナ(距離12.5km/平均6.2%)を2度登坂する山岳決戦。フィニッシュ地点は2度目の頂上から下った先に設定されたため、逃げや小集団によるスプリントなどあらゆる可能性が考えられるレイアウトだ。
この日も総合首位フアン・ロペス(スペイン、リドル・トレック)は十字を切りながら集団先頭でスタート。それを38秒差で総合2位のベン・オコーナー(オーストラリア、デカトロンAG2Rラモンディアル)が追う状況なか、レースは序盤から逃げのできない静かな立ち上がりを見せた。
コース前半に設定された2つの中間スプリントは、いずれもポイント賞ジャージを着用するトビアス・フォス(ノルウェー、イネオス・グレナディアーズ)が先頭通過。そのため初日に勝利を挙げたフォスはスプリント賞を確定させ、ジロ・デ・イタリアに向けて弾みをつける。そして1度目の1級山岳パルー・デル・フェルシーナに入り、チームメイトのゲラント・トーマス(イギリス)が仕掛けた。
総合タイムを失っているため総合上位勢の脅威ではないトーマスには、第3ステージで2位と勝利に迫ったジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、VFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ)が追従する。年齢差17歳(トーマス37歳、ペリツァーリ20歳)の2人には、サイモン・カーの山岳賞ジャージを守るべくヒュー・カーシー(共にイギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)が遅れて合流。狙い通りカーシーはライバルの先頭通過を阻止し、その結果カーの山岳賞獲得が確定した。
カーシーはトーマスとペリツァーリを引き離し、2人を飲み込んだプロトンはそして2度目の1級山岳パルー・デル・フェルシーナに突入する。30名程度に絞られた集団からワウト・プールス(オランダ、バーレーン・ヴィクトリアス)がアタックし、この総合3位(48秒遅れ)による動きは当然ロペスなど総合上位勢が反応。しかし翌日に行われるリエージュ〜バストーニュ〜リエージュに向けてコンディションを上げるプールスは後続を振り切り、下りでカーシーを追い抜き先頭に立った。
しかしロペスのためにカルロス・ベローナ(スペイン、リドル・トレック)が先導したメイン集団は、残り16km地点でプールスを引き戻す。途中の短い登りでロマン・バルデ(フランス、DSMフィルメニッヒ・ポストNL)やアントニオ・ティベーリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)がアタックするものの決め手に欠く。
16名ほどに絞られた勝負は集団スプリントに持ち込まれ、スピードに長けたオレリアン・パレパントル(フランス、デカトロンAG2Rラモンディアル)がフィニッシュラインを先頭で通過した。
「最後に残ったメンバーの中で自分が最もスプリントに長けている分かっていた。残り200mからスプリントを開始し、直後に自分が最も強いと実感した。ベン(オコーナー)も総合2位に入り、チームの努力が結果に繋がった。この流れをモニュメント(リエージュ)を持ち込み、ジロ・デ・イタリアでも勝利を狙いたい」と、パレパントルは語った。
積極的な走りでヤングライダー賞を獲得したティベーリが2位に入り、オレリアンの弟ヴァランタンが3位入賞。そのためパレパントル兄弟がワンスリーフィニッシュを達成した。
そしてチームとしてリーダージャージを守り抜き、第47代目の総合優勝者に輝いたロペスは「何ヶ月に及ぶ犠牲が実を結んだ。家族や友人、そしてチームに感謝する。厳しい戦いだったが、嬉しい瞬間がやってきた」と喜びを語った。
JCLチーム右京はジョパンニ・カルボーニ(イタリア)がチーム最高位となる25位でフィニッシュ。日本人唯一の完走者となった石橋学はレース後「疲れもあり最初から千切れたのですが、完走することができました」とコメントしている。
イタリアのアルプス山脈を舞台にしたツアー・オブ・ジ・アルプス(UCI2.Pro)は最終日を迎えた。第5ステージは今大会最短距離の118.6kmに、最長登坂距離である1級山岳パルー・デル・フェルシーナ(距離12.5km/平均6.2%)を2度登坂する山岳決戦。フィニッシュ地点は2度目の頂上から下った先に設定されたため、逃げや小集団によるスプリントなどあらゆる可能性が考えられるレイアウトだ。
この日も総合首位フアン・ロペス(スペイン、リドル・トレック)は十字を切りながら集団先頭でスタート。それを38秒差で総合2位のベン・オコーナー(オーストラリア、デカトロンAG2Rラモンディアル)が追う状況なか、レースは序盤から逃げのできない静かな立ち上がりを見せた。
コース前半に設定された2つの中間スプリントは、いずれもポイント賞ジャージを着用するトビアス・フォス(ノルウェー、イネオス・グレナディアーズ)が先頭通過。そのため初日に勝利を挙げたフォスはスプリント賞を確定させ、ジロ・デ・イタリアに向けて弾みをつける。そして1度目の1級山岳パルー・デル・フェルシーナに入り、チームメイトのゲラント・トーマス(イギリス)が仕掛けた。
総合タイムを失っているため総合上位勢の脅威ではないトーマスには、第3ステージで2位と勝利に迫ったジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、VFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ)が追従する。年齢差17歳(トーマス37歳、ペリツァーリ20歳)の2人には、サイモン・カーの山岳賞ジャージを守るべくヒュー・カーシー(共にイギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)が遅れて合流。狙い通りカーシーはライバルの先頭通過を阻止し、その結果カーの山岳賞獲得が確定した。
カーシーはトーマスとペリツァーリを引き離し、2人を飲み込んだプロトンはそして2度目の1級山岳パルー・デル・フェルシーナに突入する。30名程度に絞られた集団からワウト・プールス(オランダ、バーレーン・ヴィクトリアス)がアタックし、この総合3位(48秒遅れ)による動きは当然ロペスなど総合上位勢が反応。しかし翌日に行われるリエージュ〜バストーニュ〜リエージュに向けてコンディションを上げるプールスは後続を振り切り、下りでカーシーを追い抜き先頭に立った。
しかしロペスのためにカルロス・ベローナ(スペイン、リドル・トレック)が先導したメイン集団は、残り16km地点でプールスを引き戻す。途中の短い登りでロマン・バルデ(フランス、DSMフィルメニッヒ・ポストNL)やアントニオ・ティベーリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)がアタックするものの決め手に欠く。
16名ほどに絞られた勝負は集団スプリントに持ち込まれ、スピードに長けたオレリアン・パレパントル(フランス、デカトロンAG2Rラモンディアル)がフィニッシュラインを先頭で通過した。
「最後に残ったメンバーの中で自分が最もスプリントに長けている分かっていた。残り200mからスプリントを開始し、直後に自分が最も強いと実感した。ベン(オコーナー)も総合2位に入り、チームの努力が結果に繋がった。この流れをモニュメント(リエージュ)を持ち込み、ジロ・デ・イタリアでも勝利を狙いたい」と、パレパントルは語った。
積極的な走りでヤングライダー賞を獲得したティベーリが2位に入り、オレリアンの弟ヴァランタンが3位入賞。そのためパレパントル兄弟がワンスリーフィニッシュを達成した。
そしてチームとしてリーダージャージを守り抜き、第47代目の総合優勝者に輝いたロペスは「何ヶ月に及ぶ犠牲が実を結んだ。家族や友人、そしてチームに感謝する。厳しい戦いだったが、嬉しい瞬間がやってきた」と喜びを語った。
JCLチーム右京はジョパンニ・カルボーニ(イタリア)がチーム最高位となる25位でフィニッシュ。日本人唯一の完走者となった石橋学はレース後「疲れもあり最初から千切れたのですが、完走することができました」とコメントしている。
ツアー・オブ・ジ・アルプス2024第5ステージ結果
1位 | オレリアン・パレパントル(フランス、デカトロンAG2Rラモンディアル) | 2:50:20 |
2位 | アントニオ・ティベーリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | |
3位 | ヴァランタン・パレパントル(フランス、デカトロンAG2Rラモンディアル) | |
4位 | ロマン・バルデ(フランス、DSMフィルメニッヒ・ポストNL) | |
5位 | ワウト・プールス(オランダ、バーレーン・ヴィクトリアス) | |
9位 | フアン・ロペス(スペイン、リドル・トレック) | |
86位 | 石橋学(JCLチーム右京) | +13:19 |
個人総合成績
1位 | フアン・ロペス(スペイン、リドル・トレック) | 18:20:43 |
2位 | ベン・オコーナー(オーストラリア、デカトロンAG2Rラモンディアル) | +0:38 |
3位 | アントニオ・ティベーリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | +0:42 |
4位 | ヴァランタン・パレパントル(フランス、デカトロンAG2Rラモンディアル) | +0:44 |
5位 | ロマン・バルデ(フランス、DSMフィルメニッヒ・ポストNL) | +0:48 |
その他の特別賞
ポイント賞 | トビアス・フォス(ノルウェー、イネオス・グレナディアーズ) |
山岳賞 | サイモン・カー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト) |
ヤングライダー賞 | アントニオ・ティベーリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) |
チーム総合成績 | バーレーン・ヴィクトリアス |
text:Sotaro.Arakawa
photo:Tour of the Alps
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