2024/04/04(木) - 14:33
自転車の抵抗の削減を徹底的に追及するセラミックスピードが手掛けるビッグプーリー"OSPW"。長きに渡り愛されてきた定番モデルが、新たなデザインと先進のテクノロジーによってフルモデルチェンジを果たし、"OSPW RS"へと進化した。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/hv-2800x1000_62e9f62c-d4f8-4a89-99e3-7b5ebe1a4e62.jpg)
セラミックスピード OSPW RS (c)ダイアテック
セラミックベアリングを使用したボトムブラケットやプーリー等、フリクションロスを極限まで削減することを求めたプロダクトにルーツをもつセラミックスピード。その性能はトッププロチームからも認められており、数々のワールドチームでも採用されて多くの実績を残してきた。様々なプロダクトをラインアップするセラミックスピードだが、その中でも定番と言えるのがビッグプーリーキットの"OSPW"だ。
大径プーリーの採用によって、プーリーの回転数を抑えつつ、チェーンの角度や摩擦係数を最適化することで最高の駆動効率を目指して開発されたOSPWは、第三者機関によるテストの結果、世界最速が証明されたプーリーシステムであるという。2015年にデビューしたセラミックスピードのOSPWだが、その優れた設計と精度によって多くのサイクリストによって支持され10年近い時を通して愛され続けてきた。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/hv-113490_2.jpg)
よりエッジの立ったケージデザイン、そして新型ALPHA DISCプーリーを採用する (c)ダイアテック ![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/hv-113488_2.jpg)
5スポークのアルミプーリー搭載モデルも用意される (c)ダイアテック
そんなOSPWが遂にフルモデルチェンジを果たし、"OSPW RS"へと進化する。このフルモデルチェンジにあたり、セラミックスピードはプーリーケージのデザインに大きく手を加えた。曲線を多用した有機的なデザインであった前作に対し、このOSPW RSではより直線的でレーシーなイメージを採用している。
これはエアロ化が進み、よりエッジの効いたチュービングが主流となるバイクフレームにマッチするためのもの。サードパーティーでありながら、現代のバイクやコンポーネントと組み合わせたときに違和感なく溶け込むデザインとなっている。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/hv-113491_2.jpg)
より耐久性に優れた設計とされた (c)ダイアテック
一方で、回転性能を司るプーリーにも手が加えられている。今回OSPW RSには、新たに"ALPHA DISC"プーリー搭載モデルがラインアップされる。これは、先だって発表されたスラム EAGLE トランスミッション用の"OSPW X"で初採用された最新プーリーで、その名の通り穴開け加工などされていないディスク形状のプーリーとなる。
コンポジット素材の歯とアルミディスクの2ピース構造とされたALPHA DISCプーリー。複合素材で製作された独立したナロートゥース形状が高い耐摩耗性と静音化を実現する。スポークドデザインのプーリーでは異物が挟まる可能性があり、特に大径プーリーではそのリスクは大きくなるが、このALPHA DISCプーリーは側面をアルミディスクとすることでその可能性を排除すると同時に、プーリー自体の強度と剛性向上にも寄与している。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/hv-ceramicspeed-tabor_fellusch-7901.jpg)
ALPHA DISCの耐久性は既にCXプルーブンとされている (c)ダイアテック
その性能は、2022年のシクロクロスシーズンにおいて、アンテルマルシェ・ワンティの手によってテストされ、チームメカのコービー・シモンズ曰く「いかなるコンディションでも泥や汚れを排除できる」と高い評価を受けている。
さらに、ベアリングを守るダストカバーには"ADR"と名付けられた独自技術を搭載し、ベアリング内部へのダスト侵入を事実上不可能とした。プーリーホイールの溝に固定されるように設計されたダストカバーがベアリングを保護。その周辺に彫られた溝が、回転することで自動的にダストや水分を外へと追い出す構造となっている。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/ospw_alpha.png)
セラミックスピード OSPW RS Alpha Disc (c)ダイアテック
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/ospw_alloy.png)
セラミックスピード OSPW RS 5SPOKE (c)ダイアテック
これらの新技術を採用し、より高性能を実現したOSPW RS。ALPHA DISCプーリーもしくはアルミ製の5スポークプーリーの2種類より選択可能。対応ディレイラーは、シマノ R9250 DURA-ACE DI2、R8150 ULTEGRA DI2、R7150 105 DI2、そしてスラム RED AXS、FORCE AXSとなる。価格はALPHA DISCプーリー仕様が99,880円、5スポークアルミプーリー仕様が94,930円(共に税込)となる。
セラミックスピード OSPW RS ALPHA DISC
シマノ対応ディレイラー:R9250 DURA-ACE DI2、R8150 ULTEGRA DI2
スラム対応ディレイラー:RED AXS、FORCE AXS
価格 : 99,880円 (税込)
セラミックスピード OSPW RS 5SPOKE
シマノ対応ディレイラー: R9250 DURA-ACE DI2、R8150 ULTEGRA DI2、R7150 105 DI2
スラム対応ディレイラー:RED AXS、FORCE AXS
価格 : 94,930円 (税込)
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/hv-2800x1000_62e9f62c-d4f8-4a89-99e3-7b5ebe1a4e62.jpg)
セラミックベアリングを使用したボトムブラケットやプーリー等、フリクションロスを極限まで削減することを求めたプロダクトにルーツをもつセラミックスピード。その性能はトッププロチームからも認められており、数々のワールドチームでも採用されて多くの実績を残してきた。様々なプロダクトをラインアップするセラミックスピードだが、その中でも定番と言えるのがビッグプーリーキットの"OSPW"だ。
大径プーリーの採用によって、プーリーの回転数を抑えつつ、チェーンの角度や摩擦係数を最適化することで最高の駆動効率を目指して開発されたOSPWは、第三者機関によるテストの結果、世界最速が証明されたプーリーシステムであるという。2015年にデビューしたセラミックスピードのOSPWだが、その優れた設計と精度によって多くのサイクリストによって支持され10年近い時を通して愛され続けてきた。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/hv-113490_2.jpg)
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/hv-113488_2.jpg)
そんなOSPWが遂にフルモデルチェンジを果たし、"OSPW RS"へと進化する。このフルモデルチェンジにあたり、セラミックスピードはプーリーケージのデザインに大きく手を加えた。曲線を多用した有機的なデザインであった前作に対し、このOSPW RSではより直線的でレーシーなイメージを採用している。
これはエアロ化が進み、よりエッジの効いたチュービングが主流となるバイクフレームにマッチするためのもの。サードパーティーでありながら、現代のバイクやコンポーネントと組み合わせたときに違和感なく溶け込むデザインとなっている。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/hv-113491_2.jpg)
一方で、回転性能を司るプーリーにも手が加えられている。今回OSPW RSには、新たに"ALPHA DISC"プーリー搭載モデルがラインアップされる。これは、先だって発表されたスラム EAGLE トランスミッション用の"OSPW X"で初採用された最新プーリーで、その名の通り穴開け加工などされていないディスク形状のプーリーとなる。
コンポジット素材の歯とアルミディスクの2ピース構造とされたALPHA DISCプーリー。複合素材で製作された独立したナロートゥース形状が高い耐摩耗性と静音化を実現する。スポークドデザインのプーリーでは異物が挟まる可能性があり、特に大径プーリーではそのリスクは大きくなるが、このALPHA DISCプーリーは側面をアルミディスクとすることでその可能性を排除すると同時に、プーリー自体の強度と剛性向上にも寄与している。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/hv-ceramicspeed-tabor_fellusch-7901.jpg)
その性能は、2022年のシクロクロスシーズンにおいて、アンテルマルシェ・ワンティの手によってテストされ、チームメカのコービー・シモンズ曰く「いかなるコンディションでも泥や汚れを排除できる」と高い評価を受けている。
さらに、ベアリングを守るダストカバーには"ADR"と名付けられた独自技術を搭載し、ベアリング内部へのダスト侵入を事実上不可能とした。プーリーホイールの溝に固定されるように設計されたダストカバーがベアリングを保護。その周辺に彫られた溝が、回転することで自動的にダストや水分を外へと追い出す構造となっている。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/ospw_alpha.png)
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/04/03/ospw_alloy.png)
これらの新技術を採用し、より高性能を実現したOSPW RS。ALPHA DISCプーリーもしくはアルミ製の5スポークプーリーの2種類より選択可能。対応ディレイラーは、シマノ R9250 DURA-ACE DI2、R8150 ULTEGRA DI2、R7150 105 DI2、そしてスラム RED AXS、FORCE AXSとなる。価格はALPHA DISCプーリー仕様が99,880円、5スポークアルミプーリー仕様が94,930円(共に税込)となる。
セラミックスピード OSPW RS ALPHA DISC
シマノ対応ディレイラー:R9250 DURA-ACE DI2、R8150 ULTEGRA DI2
スラム対応ディレイラー:RED AXS、FORCE AXS
価格 : 99,880円 (税込)
セラミックスピード OSPW RS 5SPOKE
シマノ対応ディレイラー: R9250 DURA-ACE DI2、R8150 ULTEGRA DI2、R7150 105 DI2
スラム対応ディレイラー:RED AXS、FORCE AXS
価格 : 94,930円 (税込)
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