2024/03/23(土) - 15:19
北欧ブランドらしい洗練されたルックスで人気が高いPOCのデザイン性が発揮された街乗り向けヘルメットMYELIN(マイリン)を紹介しよう。ヘルメットの大部分がニット生地で覆われ、唯一無二の雰囲気を演出するモデルだ。
革新的で美しいルックスと優れたプロテクション性で世界中から愛されるプロテクションギアブランドのPOC。その洗練されたデザイン性は街乗り向けヘルメットのMYELIN(マイリン)で余すことなく発揮された。
スポーツ用ヘルメットはポリカーボネート製のアウターシェルが、EPSフォームのインナーシェルを覆うことが一般的であり、アーバン用ヘルメットの多くもその設計が採用されている。しかしMYELINはEPSフォームのシェルがニットの布で覆われており、他に類を見ないルックスに仕上げられている。
ただニットで帽体を覆うだけではなく、ニットの畝がシェルの形にマッチしていたり、後頭部は編み方に変化を持たせたり、頭頂部にパンチングのアクセントを施したりと、ディテールのデザインまで手が行き届いている。
またヘルメットの縁部分はポリカーボネートシェルとされており、内側まで覆うことで優れたプロテクション性能を獲得。この構成はデザインだけではなく、プラスチック使用量を削減することで、リサイクル可能な部分を多くしようという考えのもと採用されている。
EPSフォームのインナーシェルには通気用の竪穴が設けられた。スポーツモデルのような大きな開口部や溝による強力な通気性は備えられていないものの、自然に熱が逃げるように設計されているようだ。またインナーパッドは額部分のフィッティングパーツのみに配された。
MYELINにはフィッティング用のアジャスターダイヤルは搭載されておらず、簡易的なサポーターのみでフィットさせる。とはいえ、サポーターは額側から伸びるパーツと伸縮性バンドで接続しており、ある程度フィットの幅が持たせられている。また、野球帽のようなスナップアジャスターも備えられており6段階で調節可能。上下位置も3段階で変更できるため、好みのフィット感を見つけやすい。
カラーラインアップはUranium Black、Lead Blue、Himalayan Salt、Uranium Black / Purple Amethystの4種類。サイズはS(50〜56cm)、M(54〜59cm)、L(56〜62cm)という3種類。価格は21,000円(税込)
今回は実際にMYELINの各サイズを試着することができたため、フィット感についてお届けしよう。試着を行ったのはカブトのSMサイズやカスクのMもしくはL、ケープラスではSサイズがマッチする頭囲58cm・丸型頭の編集部員・藤原だ。
シェルの形状としてはやや横幅に余裕がある楕円形状のヨーロピアンフィットという印象。サイズとしてぴったりなMサイズの場合は横幅が足りず着用することはできなかったが、同じく丸型頭の編集部員・高木は着用可能だった。サイズ上限ギリギリの場合だとフィットしない可能性も大いにありうるという印象だ。
Lサイズはシェルの形状に阻まれないものの若干の大きさも合わせて感じた。明らかにズレることはないものの、ライド中の大きな衝撃で少しだけズレることもあった。また、頭頂部にパッドが備えられていないため、固いシェルが気になった編集部員もいたため、フィット感については確認するのが好ましい。
自転車乗車中のヘルメット着用努力が義務化となり、街乗りヘルメットが身近になっている今。スポーツモデル同様にちょっと良いヘルメットを探している方にぴったりなモデルだ。
POC MYELIN(マイリン)
カラー:Uranium Black、Lead Blue、Himalayan Salt、Uranium Black / Purple Amethyst
サイズ:S(50〜56cm)、M(54〜59cm)、L(56〜62cm)
価格:21,000円(税込)
革新的で美しいルックスと優れたプロテクション性で世界中から愛されるプロテクションギアブランドのPOC。その洗練されたデザイン性は街乗り向けヘルメットのMYELIN(マイリン)で余すことなく発揮された。
スポーツ用ヘルメットはポリカーボネート製のアウターシェルが、EPSフォームのインナーシェルを覆うことが一般的であり、アーバン用ヘルメットの多くもその設計が採用されている。しかしMYELINはEPSフォームのシェルがニットの布で覆われており、他に類を見ないルックスに仕上げられている。
ただニットで帽体を覆うだけではなく、ニットの畝がシェルの形にマッチしていたり、後頭部は編み方に変化を持たせたり、頭頂部にパンチングのアクセントを施したりと、ディテールのデザインまで手が行き届いている。
またヘルメットの縁部分はポリカーボネートシェルとされており、内側まで覆うことで優れたプロテクション性能を獲得。この構成はデザインだけではなく、プラスチック使用量を削減することで、リサイクル可能な部分を多くしようという考えのもと採用されている。
EPSフォームのインナーシェルには通気用の竪穴が設けられた。スポーツモデルのような大きな開口部や溝による強力な通気性は備えられていないものの、自然に熱が逃げるように設計されているようだ。またインナーパッドは額部分のフィッティングパーツのみに配された。
MYELINにはフィッティング用のアジャスターダイヤルは搭載されておらず、簡易的なサポーターのみでフィットさせる。とはいえ、サポーターは額側から伸びるパーツと伸縮性バンドで接続しており、ある程度フィットの幅が持たせられている。また、野球帽のようなスナップアジャスターも備えられており6段階で調節可能。上下位置も3段階で変更できるため、好みのフィット感を見つけやすい。
カラーラインアップはUranium Black、Lead Blue、Himalayan Salt、Uranium Black / Purple Amethystの4種類。サイズはS(50〜56cm)、M(54〜59cm)、L(56〜62cm)という3種類。価格は21,000円(税込)
今回は実際にMYELINの各サイズを試着することができたため、フィット感についてお届けしよう。試着を行ったのはカブトのSMサイズやカスクのMもしくはL、ケープラスではSサイズがマッチする頭囲58cm・丸型頭の編集部員・藤原だ。
シェルの形状としてはやや横幅に余裕がある楕円形状のヨーロピアンフィットという印象。サイズとしてぴったりなMサイズの場合は横幅が足りず着用することはできなかったが、同じく丸型頭の編集部員・高木は着用可能だった。サイズ上限ギリギリの場合だとフィットしない可能性も大いにありうるという印象だ。
Lサイズはシェルの形状に阻まれないものの若干の大きさも合わせて感じた。明らかにズレることはないものの、ライド中の大きな衝撃で少しだけズレることもあった。また、頭頂部にパッドが備えられていないため、固いシェルが気になった編集部員もいたため、フィット感については確認するのが好ましい。
自転車乗車中のヘルメット着用努力が義務化となり、街乗りヘルメットが身近になっている今。スポーツモデル同様にちょっと良いヘルメットを探している方にぴったりなモデルだ。
POC MYELIN(マイリン)
カラー:Uranium Black、Lead Blue、Himalayan Salt、Uranium Black / Purple Amethyst
サイズ:S(50〜56cm)、M(54〜59cm)、L(56〜62cm)
価格:21,000円(税込)
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