2024/03/18(月) - 12:20
UCIトラックネイションズカップ第2戦は最終日を迎え、女子オムニアムで梶原悠未が金、内野艶和が銀メダルを獲得。男子マディソンでは窪木一茂・橋本英也ペアが銅メダルに輝き、太田海也は前日のケイリンに続きスプリントでも優勝した。
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女子オムニアムで優勝した梶原悠未 photo:JCF
香港が舞台のUCIトラックネイションズカップ第2戦は3日目を迎えた。連日メダルラッシュが続く日本勢は男子スプリント、女子ケイリン、男子マディソン、女子オムニアムに参戦。最終日であるこの日も、パリ五輪を目指す日本勢の活躍が目立った。
女子オムニアムに出場したのは初日のエリミネーションを制した梶原悠未。また前日の女子マディソンで金メダルを獲得した内野艶和も出場し、3種目を終えた時点で1位だった梶原はポイントレースで首位を死守。その結果、この種目の元世界王者である梶原は金メダルに輝き、内野は最終種目で3位から2位に順位を上げ、2人が表彰台に並んだ。
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女子オムニアムで2位の内野艶和と1位の梶原悠未 photo:JCF
梶原は「課題としてたスクラッチでも1位を取り、エリミネーションでも1位と上手にまとめることができました。パリオリンピックの女子オムニアムで金メダルを目指して、一生懸命準備していきます」とコメント。
また内野も「前回の反省点を活かして走り、上手く走ることができました。すごく嬉しいです。(次のネイションズカップである)カナダはまだ行くか分からないのですが、行けたら今回よりも良い結果を狙います」と喜びを語っている。
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リチャードソンを退け、男子スプリントを優勝した太田海也 photo:JCF
続く男子スプリントには、前日の男子ケイリンで優勝した太田海也や中野慎詞、小原佑太、山﨑賢人が出場。1回戦で中野が直接対決した山﨑を下す場面もありながら、太田がマシュー・リチャードソン(オーストラリア)との1-2位決定戦へ。太田は1本目を先取されながらも2本目、3本目を連続で太田が制した。
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男子ケイリンに続き、スプリントでも優勝した太田海也 photo:JCF
ケイリンに続き、スプリントでも勝利を飾った太田は「優勝できてとても嬉しいのと、信じられないぐらい疲れました」とコメント。また「でもオリンピックには(スプリントの現世界王者)ラブレイセンなどもっと強い選手が出てくると思うので、その時も今日のような走りをしっかりとできるように頑張ります」と語った。
男子マディソンに日本からは今村駿介・兒島直樹ペアと窪木一茂・橋本英也ペアが出場した。今村・兒島が12位と悔しい結果に終わるなか、序盤に橋本の落車というアクシデントを乗り越えた窪木と橋本は、ニュージーランドとスペインに次ぐ3位に入り銅メダルを獲得した。
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男子マディソンに臨んだ窪木一茂・橋本英也 photo:JCF
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序盤の落車から巻き返し、銅メダルを獲得した橋本英也と窪木一茂 photo:JCF
橋本は「序盤の落車でどうなるかと思ったのですが、窪木さんに助けられながら後半に挽回して、メダルを獲得することができました」と語り、窪木は「何はともあれ、僕たちは競輪選手をしながらこうやってエンデュランス種目でも3位に入ることができました。それを皆に知ってもらい、若い選手でもまだまだやれるということを伝え、皆の元気の源になってもらえればと思います」とメッセージを送った。
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香港が舞台のUCIトラックネイションズカップ第2戦は3日目を迎えた。連日メダルラッシュが続く日本勢は男子スプリント、女子ケイリン、男子マディソン、女子オムニアムに参戦。最終日であるこの日も、パリ五輪を目指す日本勢の活躍が目立った。
女子オムニアムに出場したのは初日のエリミネーションを制した梶原悠未。また前日の女子マディソンで金メダルを獲得した内野艶和も出場し、3種目を終えた時点で1位だった梶原はポイントレースで首位を死守。その結果、この種目の元世界王者である梶原は金メダルに輝き、内野は最終種目で3位から2位に順位を上げ、2人が表彰台に並んだ。
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梶原は「課題としてたスクラッチでも1位を取り、エリミネーションでも1位と上手にまとめることができました。パリオリンピックの女子オムニアムで金メダルを目指して、一生懸命準備していきます」とコメント。
また内野も「前回の反省点を活かして走り、上手く走ることができました。すごく嬉しいです。(次のネイションズカップである)カナダはまだ行くか分からないのですが、行けたら今回よりも良い結果を狙います」と喜びを語っている。
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続く男子スプリントには、前日の男子ケイリンで優勝した太田海也や中野慎詞、小原佑太、山﨑賢人が出場。1回戦で中野が直接対決した山﨑を下す場面もありながら、太田がマシュー・リチャードソン(オーストラリア)との1-2位決定戦へ。太田は1本目を先取されながらも2本目、3本目を連続で太田が制した。
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ケイリンに続き、スプリントでも勝利を飾った太田は「優勝できてとても嬉しいのと、信じられないぐらい疲れました」とコメント。また「でもオリンピックには(スプリントの現世界王者)ラブレイセンなどもっと強い選手が出てくると思うので、その時も今日のような走りをしっかりとできるように頑張ります」と語った。
男子マディソンに日本からは今村駿介・兒島直樹ペアと窪木一茂・橋本英也ペアが出場した。今村・兒島が12位と悔しい結果に終わるなか、序盤に橋本の落車というアクシデントを乗り越えた窪木と橋本は、ニュージーランドとスペインに次ぐ3位に入り銅メダルを獲得した。
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橋本は「序盤の落車でどうなるかと思ったのですが、窪木さんに助けられながら後半に挽回して、メダルを獲得することができました」と語り、窪木は「何はともあれ、僕たちは競輪選手をしながらこうやってエンデュランス種目でも3位に入ることができました。それを皆に知ってもらい、若い選手でもまだまだやれるということを伝え、皆の元気の源になってもらえればと思います」とメッセージを送った。
UCIトラックネイションズカップ2024第2戦3日目結果
女子オムニアム | 1位 | 梶原悠未 |
2位 | 内野艶和 | |
男子スプリント | 1位 | 太田海也 |
男子マディソン | 3位 | 日本(窪木一茂・橋本英也) |
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