2024/02/28(水) - 15:13
唯一無二のルックスを持つヘルメットやアイウェアでお馴染みのPOCはアパレルも展開し、頭からソックスまでトータルでコーディネート可能な製品を揃えている。今回はこれからの季節に向けたロングスリーブジャージやウィンドブレーカーを紹介しよう。
「アスリートやアスリートを目指す人々の命を守り、事故の影響を軽減する」ことを目標にするプロテクションギアブランド、POC。社内の研究チームでは安全なヘルメットとは何かを探求し続け、先進的なアイデアや視点からプロテクションの水準を高めることを使命とするブランドだ。
主なプロダクトラインアップはEFエデュケーション・イージーポストの選手たちが身につけるヘルメットとアイウェア。それら主力製品にとどまらずPOCはサイクリングウェアも展開しており、頭部だけではなく体全体のトータルコーディネートが可能となっている。
今回紹介するのは、軽量薄手ジャケットのThe Supreme Rain Jacket、これからの季節にぴったりな薄長袖ジャージThermal Lite LS Jerseyと、アンダーウェアのEssential Layer Vestという3種類だ。
POCはウェアコーディネートにおいて、雨水や冷風など外部からのストレスから保護する外層、断熱や保温性などの役割を担う中間層、そして肌面の汗をコントロールするベース層という3層(3レイヤー)を原則として掲げている。今回紹介するプロダクトは、それぞれが各レイヤーに当てはまり、この組み合わせが春シーズンに適したレイヤリングとなっている。
The Supreme Rain Jacket
The Supreme Rain Jacketは3レイヤーの原則では外層に当てはまる1着。耐水圧20,000mmを備える3層構造生地と耐久撥水加工、接着工法、防水ジッパーを採用することで、圧倒的な防水性を実現したモデルだ。
メイン生地は外側からの風雨をプロテクションするだけではなく、水蒸気透過率50,000gsm/24hrを備えており、体から発生した熱や汗はウェアの外側に素早く排出される。体温が上がるほどハードプッシュするライドでも体やウェアの内側はドライを保ち、ライドを通して快適に過ごすことが可能だ。
またメイン生地は優れた防水性を備えつつ、非常に重さ51gsmの薄手軽量生地という点も大きな魅力。Mサイズでは85g/1着で、POCでは最も軽量なアウターだという。
軽やかな着心地はもちろん、襟内側に縫製されたポケットに収納できバックポケットに入れて持ち運べる。ウィンドブレーカー感覚で携行しておけば、ありとあらゆる天候の変化にも対応できるのは嬉しい。ラインアップはSylvanite GreyとJasper Brownの2種類。価格は65,000円だ。
Thermal Lite LS Jersey
レイヤリングの中心となる存在はThermal Lite LS Jersey。メリノウールとポリエステル、ポリアミドをブレンドしたダブルニットをメイン素材とすることで、上質な着心地と優れた性能を両立した1着だ。
特にメリノウールは通気性と除湿性、保温性能を備えた高機能な天然素材であり、ウールらしい柔らかな肌触りが体を優しく包んでくれる。そこにその他の素材を加えることで、吸汗速乾性等の機能面を強化している。
やや薄手に仕立てられているため、日差しも良好で空気が温かくなりつつある天候で着用するのがオススメ。ある程度の肌寒さは素材の保温性がカバーしてくれ、それ以上肌寒い場合はThe Supreme Rain Jacketなどプロテクションレイヤーを重ねれば対応可能。
バックポケットは一般的な三分割カーゴポケット+ジッパーポケットの構成。ポケット部分にライダーの情報を記載できるタブが備え付けられており、トラブル時に第三者(救急隊など)がライダーを特定可能だ。裾部分は伸縮性の高いバンドにグリッパーが配置され、ウェアのずれ上がりを防いでいる。
カラーはUranium BlackとLight Sandstone Beigeの2種類。価格は22,100円。
Essential Layer Vest
ベースレイヤーは体から湿気を逃すことで肌面を常にドライに保ち、過度な汗冷えなども防ぎライダーの体温を適切な状態に保ってくれる、パフォーマンス維持に貢献する重要な一枚だ。
Essential Layer Vestは肌面の汗を素早く吸い上げる軽量メッシュをメイン素材としつつ、肩や脇部分などフィット性に関わる部分は伸縮性のある生地としていることが特徴。要所で体へとフィットさせることで、タイトでもなくルーズでもない良い塩梅の着心地を実現している。また、洗濯を繰り返しても伸びにくい耐久性は期待できそうだ。
縫製部分は肌に食い込みにくいフラットロックシームとされているため、ぴたりとしたフィット感でも縫い目が気になる心配は少なさそうだ。またレーシーなタイトフィットのジャージでも優れた快適性を提供してくれる。カラーはUranium BlackとHydrogen White、Zink Orangeの3種類。価格は7,800円。
POCはヘルメット、アイウェア、アパレルでコーディネートをまとめられるのが魅力
今回は身長175cm、体重60kgのシクロワイアード編集部員、高木がこの3着に腕を通した。ジャケットと長袖ジャージはSサイズをチョイスしており、快適な着心地を感じられるほどジャストサイズ。ベースレイヤーはXSでタイトなフィット感となり、実際に選ぶとしたらSが適していそうだ。
今回のカラーは長袖ジャージがLight Sandstone Beige、ジャケットがJasper Brownという茶色を選んだ。同系統の色味で彩られているためレイヤリングした時の相性は最高。アイウェアのゴールド系ミラーレンズとも調和が取れており、同じブランドで頭から体までコーディネートすることでルックスが決まってくれた。
機能面とコーディネートどちらも統一できるのはPOCの強みだろう。POCのレイヤリングについての詳細はこちらの記事をチェックしてもらいたい。
POC The Supreme Rain Jacket
カラー:Sylvanite Grey、Jasper Brown
価格:65,000円
POC Thermal Lite LS Jersey
カラー:Uranium Black、Light Sandstone Beige
価格:22,100円
POC Essential Layer Vest
カラー:Uranium Black、Hydrogen White、Zink Orange
価格:7,800円
「アスリートやアスリートを目指す人々の命を守り、事故の影響を軽減する」ことを目標にするプロテクションギアブランド、POC。社内の研究チームでは安全なヘルメットとは何かを探求し続け、先進的なアイデアや視点からプロテクションの水準を高めることを使命とするブランドだ。
主なプロダクトラインアップはEFエデュケーション・イージーポストの選手たちが身につけるヘルメットとアイウェア。それら主力製品にとどまらずPOCはサイクリングウェアも展開しており、頭部だけではなく体全体のトータルコーディネートが可能となっている。
今回紹介するのは、軽量薄手ジャケットのThe Supreme Rain Jacket、これからの季節にぴったりな薄長袖ジャージThermal Lite LS Jerseyと、アンダーウェアのEssential Layer Vestという3種類だ。
POCはウェアコーディネートにおいて、雨水や冷風など外部からのストレスから保護する外層、断熱や保温性などの役割を担う中間層、そして肌面の汗をコントロールするベース層という3層(3レイヤー)を原則として掲げている。今回紹介するプロダクトは、それぞれが各レイヤーに当てはまり、この組み合わせが春シーズンに適したレイヤリングとなっている。
The Supreme Rain Jacket
The Supreme Rain Jacketは3レイヤーの原則では外層に当てはまる1着。耐水圧20,000mmを備える3層構造生地と耐久撥水加工、接着工法、防水ジッパーを採用することで、圧倒的な防水性を実現したモデルだ。
メイン生地は外側からの風雨をプロテクションするだけではなく、水蒸気透過率50,000gsm/24hrを備えており、体から発生した熱や汗はウェアの外側に素早く排出される。体温が上がるほどハードプッシュするライドでも体やウェアの内側はドライを保ち、ライドを通して快適に過ごすことが可能だ。
またメイン生地は優れた防水性を備えつつ、非常に重さ51gsmの薄手軽量生地という点も大きな魅力。Mサイズでは85g/1着で、POCでは最も軽量なアウターだという。
軽やかな着心地はもちろん、襟内側に縫製されたポケットに収納できバックポケットに入れて持ち運べる。ウィンドブレーカー感覚で携行しておけば、ありとあらゆる天候の変化にも対応できるのは嬉しい。ラインアップはSylvanite GreyとJasper Brownの2種類。価格は65,000円だ。
Thermal Lite LS Jersey
レイヤリングの中心となる存在はThermal Lite LS Jersey。メリノウールとポリエステル、ポリアミドをブレンドしたダブルニットをメイン素材とすることで、上質な着心地と優れた性能を両立した1着だ。
特にメリノウールは通気性と除湿性、保温性能を備えた高機能な天然素材であり、ウールらしい柔らかな肌触りが体を優しく包んでくれる。そこにその他の素材を加えることで、吸汗速乾性等の機能面を強化している。
やや薄手に仕立てられているため、日差しも良好で空気が温かくなりつつある天候で着用するのがオススメ。ある程度の肌寒さは素材の保温性がカバーしてくれ、それ以上肌寒い場合はThe Supreme Rain Jacketなどプロテクションレイヤーを重ねれば対応可能。
バックポケットは一般的な三分割カーゴポケット+ジッパーポケットの構成。ポケット部分にライダーの情報を記載できるタブが備え付けられており、トラブル時に第三者(救急隊など)がライダーを特定可能だ。裾部分は伸縮性の高いバンドにグリッパーが配置され、ウェアのずれ上がりを防いでいる。
カラーはUranium BlackとLight Sandstone Beigeの2種類。価格は22,100円。
Essential Layer Vest
ベースレイヤーは体から湿気を逃すことで肌面を常にドライに保ち、過度な汗冷えなども防ぎライダーの体温を適切な状態に保ってくれる、パフォーマンス維持に貢献する重要な一枚だ。
Essential Layer Vestは肌面の汗を素早く吸い上げる軽量メッシュをメイン素材としつつ、肩や脇部分などフィット性に関わる部分は伸縮性のある生地としていることが特徴。要所で体へとフィットさせることで、タイトでもなくルーズでもない良い塩梅の着心地を実現している。また、洗濯を繰り返しても伸びにくい耐久性は期待できそうだ。
縫製部分は肌に食い込みにくいフラットロックシームとされているため、ぴたりとしたフィット感でも縫い目が気になる心配は少なさそうだ。またレーシーなタイトフィットのジャージでも優れた快適性を提供してくれる。カラーはUranium BlackとHydrogen White、Zink Orangeの3種類。価格は7,800円。
POCはヘルメット、アイウェア、アパレルでコーディネートをまとめられるのが魅力
今回は身長175cm、体重60kgのシクロワイアード編集部員、高木がこの3着に腕を通した。ジャケットと長袖ジャージはSサイズをチョイスしており、快適な着心地を感じられるほどジャストサイズ。ベースレイヤーはXSでタイトなフィット感となり、実際に選ぶとしたらSが適していそうだ。
今回のカラーは長袖ジャージがLight Sandstone Beige、ジャケットがJasper Brownという茶色を選んだ。同系統の色味で彩られているためレイヤリングした時の相性は最高。アイウェアのゴールド系ミラーレンズとも調和が取れており、同じブランドで頭から体までコーディネートすることでルックスが決まってくれた。
機能面とコーディネートどちらも統一できるのはPOCの強みだろう。POCのレイヤリングについての詳細はこちらの記事をチェックしてもらいたい。
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カラー:Sylvanite Grey、Jasper Brown
価格:65,000円
POC Thermal Lite LS Jersey
カラー:Uranium Black、Light Sandstone Beige
価格:22,100円
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カラー:Uranium Black、Hydrogen White、Zink Orange
価格:7,800円
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