2023/11/20(月) - 14:20
前夜の嵐でレースキャンセルの危機があったというが、野辺山シクロクロス2日めは好天に恵まれた。青空に映える八ヶ岳が迎えたレースのUCIカテゴリーからレポート。そして来年の開催可否についての疑問を矢野大介さんに聞いた。
吹雪が翻弄したday1に続き、day2も荒天からのスタートとなった。なんと前夜に強風が吹き荒れ、会場内に設置してあったブースやピットのテントが吹き飛び、コース上のほとんどの杭やテープが吹き飛んだという。一時はレース全体キャンセルが検討されたほどだという。しかし主催本部は未明から再設営に取り掛かり、レースは試走時間をずらしただけでオンタイムで開催にこぎつけた。このあたりのスタッフの連携や対応力は素晴らしいとしか言えない。
冠雪した八ヶ岳連峰が青空に映える素晴らしい天候。寒さも緩み、昼にかけては冬用ジャケットを羽織るのが暖かすぎるほどの日和になった。昨日同様カテゴリーレースが手際よく開催されていく。ここでは一般レースに先がけてUCIレースとなっている女子&男子のレースからお伝えする。
ME2の1分前スタートとなったUCI Men Junior。野嵜然新(弱虫ペダルサイクリングチーム)が先頭に立ち、それを自檀地一(奈良県立榛生昇陽高校)が追い、さらにそれを4名のパックで追う展開に。3位争いから抜け出た成田 光志(学校法人石川高等学校)が自檀地を交わして2位に浮上し野嵜を猛追するが、差を詰めることができず、野嵜が昨日に続きトップフィニッシュ。2位に成田、3位に自檀地が入った。
13:40からのレースとなったUCI Women Elite。セーターさえ不要になるほど暖かくなった。朝のうちシャバシャバだった泥区間もこの頃になると粘りを増し、タイヤにまとわりつくように。乗るのか、担ぐのか。この区間の攻略方法がキーとなった。
スムーズな加速でホールショットを奪った小林 あかり(弱虫ペダルサイクリングチーム)を先頭に、20人の選手がスタート。
八ヶ岳山麓の斜面の上り下りを経て、再び牧場広場に単独で戻ってきたのは昨日の覇者・渡部春雅(明治大学)。大きな差をもって石田唯、小林あかり(弱虫ペダルサイクリングチーム)、大蔵こころ(早稲田大学)が続く。そして徐々に順位をあげる日吉愛華(Teamまるいち)が5位につける。
渡部春雅はキーとなる泥区間を毎周回、バイクを肩に担いでのランニングでクリアしていく。もともと中学生時代はトレイルランニングなどで活躍した走力を活かしてリードを保つ。石田唯を交わした小林あかりが一時は差を詰めつつも、渡部はパワフルかつ手堅い走りで終始リードを保ち、逆に終盤は差を広げ、18秒の差を持って初日同様に独走のフィニッシュへ。手放しが苦手のため昨日は控えめだったウィニングポーズも2日めは両手を挙げて歓喜のポーズでフィニッシュ。
2位小林、3位石田と続き、表彰台はday1とまったく同じ顔ぶれとなった。完走者は10名だった。渡部は「昨日とはまったく路面コンディションが異なっていた。泥区間はバイクを担いでいくことは決めていて、それが良かった。今日も自分の走りができました」とコメント。
UCI Men Eliteは日が傾きかける14:55スタート。昨日のレースで昇格した選手と招待選手らを加えて98人でのスタート。
昨日も鮮烈な走りを見せた柚木伸元(日本大学)を先頭に一団となって第1コーナーに突入。大集団後方は渋滞を経て牧場のフィールドへと飛び出していく。好天の状況に観客も昨日より多く、華のある雰囲気に。
ファーストラップ後半、メイン会場には昨日覇者の織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)を先頭とした6人のパックが後方に差をつけてシケインへ。30cmを超える板が2枚並ぶこのシケインでのファーストラップのバニーホップ争いは沢田が先頭で突入し、以下続く選手たちが次々と飛び跳ねていく様子に観客から歓声が上がる。
沢田時(宇都宮ブリッツェン)がリードし、織田聖と柚木伸元(日本大学)、そして副島達海(大阪産業大学)が続き4人が少し抜け出し、昨日の上位選手による先頭争いに。
2周目のシケインで織田がアタックすると沢田にメカトラ発生、ピットインを強いられることに。副島が少し遅れ、織田と柚木の2人パックに。
織田は柚木をふるい落とすと単独トップに。リカバリーした沢田は2番手を行く柚木に追いつき、ファイルラップまで柚木と2位争いを展開することとなった。4位に竹之内悠(slash Cinelli - Vision)がつけ、5位争いのバトルを副島達海(大阪産業大学)と鈴木来人(OnebyESU-ICV)の2人が繰り広げる展開に。
大きなリードを保つ織田は、泥区間でスリップして転倒するが後続に追いつかれるほどのタイムロスもなく、そのままトップでフィニッシュ。2日間連続でナショナルジャージを着ての勝利、そしてレースのメインスポンサーとなった「弱虫ペダル」のロゴを指さしつつ、織田は歓喜のフィニッシュ。
舗装区間でアタックする沢田。シケインやキャニオンでのバニーホップやジャンプを華麗にキメる柚木。お互い得意なポイントで差をつけようとバトルを繰り広げる2位争いの2人のバトルは結局もつれ合ったまま最終ラップへ。最終9周回めの終盤でパワー区間で柚木を僅かに引き離した沢田が2位となった。3位に柚木が入り、男子レース表彰台も2日間同じ顔ぶれに。
4位に竹之内、5位には足を攣らせた鈴木来人を引き離すことに成功した副島達海が入った。完走者はday1より2人多い16名だった。
2日間連続の独走勝利。そして2021、2022年も野辺山クロスのUCI男子エリートで勝利している織田聖は、これでUCIレース3連覇を達成したことになる。連戦・連勝の負け知らずで、その走りにはもはや安定感を感じる。
織田は「弱虫ペダルジャージを着て2日間とも勝利できて嬉しい。このジャージを着ることに毎年プレッシャーを感じるんですが、今年は日本チャンピオンジャージとなったことで、そのプレッシャーがますます大きなものになっています。でも、なんとか勝てて嬉しいです」とコメント。表彰式で受け取ったカウベルにサインをすると、弱虫ペダル作者の渡辺航先生にプレゼントした。
今年が最後? 来年の開催は「約束できない」という不透明な見通し
13回目の開催を終え、今年が最後の開催になるとも言われる野辺山シクロクロス。初回からの大会立ち上げ人&オルガナイザーの矢野大介さん(元ラファ・ジャパン代表)のラファ離脱(退職)に伴い、去年の大会を最後にラファがスポンサードする大会ではなくなってしまったことが大きな理由だ。
もともと昨年の大会も「開催はこれが最後」と言われていたが、今年も開催にこぎつけられた。しかしそれは幸いにして矢野さんに時間があったため。そして元ラファのスタッフたちが大会に全面協力できたため。矢野さんはつい先日よりブロンプトン・ジャパンのカントリーマネジャーに就任し、現在は野辺山と東京の2拠点生活で多忙を極めているため、来年度も今年と同じ体制で開催できることはまず無い。
滝沢牧場のオーナー、滝沢さんは言う。「今年も盛大に開催できたことに感謝しているこの大会ですが、来年のことはわかりません。開催の裏には実行委員の皆さんの多大な努力があります。地元の商工会と、矢野大介さんとその仲間たちが手を組んで、ここまで、そして13回大会も開催することができた。来年のことは、今はわかりません。来年は来年のことです」。
矢野さんは言う。「これが”最後”と言い切ることはしていないけど、何も約束することができない状態なんです。仕事もあるので僕がメインでは関われないのは確かです。誰かが引き継いでくれるのか、カタチを変えてでも開催できるかは、今はわからないです。地元の人たちの高齢化もあるし、若い力が次々出てくる地域でもない。でも南牧村商工会の人たちは大会開催に大きな喜びを感じてくれています。
全国から参加があるイベントの魅力を地元の人たちも感じてくれており、滝沢さんはじめ『何らかの形で続けたい』という願いはあります。良い大会だけに、他の大会の主催関係者でも手伝いたいという人は多いんです。
13年間続けてこれたこと、そして場所も特別。選手たちも『この野辺山シクロクロスだけは出たい』『家族で行きたい』と言ってくれます。それはすごい財産で、誇りですね。でもスポンサーも必要だし、早め早めに動くことができれば、来年もなんとかなるかもしれない。でも、今は何も約束することはできません」。
この魅力ある野辺山シクロクロスの未来はいったいどうなるのか、現段階では目処が見えない。来年の開催に向け、もし協力したいという人やスポンサーをつとめたいという企業があれば、早めのアクションをお願いしたい。
吹雪が翻弄したday1に続き、day2も荒天からのスタートとなった。なんと前夜に強風が吹き荒れ、会場内に設置してあったブースやピットのテントが吹き飛び、コース上のほとんどの杭やテープが吹き飛んだという。一時はレース全体キャンセルが検討されたほどだという。しかし主催本部は未明から再設営に取り掛かり、レースは試走時間をずらしただけでオンタイムで開催にこぎつけた。このあたりのスタッフの連携や対応力は素晴らしいとしか言えない。
冠雪した八ヶ岳連峰が青空に映える素晴らしい天候。寒さも緩み、昼にかけては冬用ジャケットを羽織るのが暖かすぎるほどの日和になった。昨日同様カテゴリーレースが手際よく開催されていく。ここでは一般レースに先がけてUCIレースとなっている女子&男子のレースからお伝えする。
ME2の1分前スタートとなったUCI Men Junior。野嵜然新(弱虫ペダルサイクリングチーム)が先頭に立ち、それを自檀地一(奈良県立榛生昇陽高校)が追い、さらにそれを4名のパックで追う展開に。3位争いから抜け出た成田 光志(学校法人石川高等学校)が自檀地を交わして2位に浮上し野嵜を猛追するが、差を詰めることができず、野嵜が昨日に続きトップフィニッシュ。2位に成田、3位に自檀地が入った。
13:40からのレースとなったUCI Women Elite。セーターさえ不要になるほど暖かくなった。朝のうちシャバシャバだった泥区間もこの頃になると粘りを増し、タイヤにまとわりつくように。乗るのか、担ぐのか。この区間の攻略方法がキーとなった。
スムーズな加速でホールショットを奪った小林 あかり(弱虫ペダルサイクリングチーム)を先頭に、20人の選手がスタート。
八ヶ岳山麓の斜面の上り下りを経て、再び牧場広場に単独で戻ってきたのは昨日の覇者・渡部春雅(明治大学)。大きな差をもって石田唯、小林あかり(弱虫ペダルサイクリングチーム)、大蔵こころ(早稲田大学)が続く。そして徐々に順位をあげる日吉愛華(Teamまるいち)が5位につける。
渡部春雅はキーとなる泥区間を毎周回、バイクを肩に担いでのランニングでクリアしていく。もともと中学生時代はトレイルランニングなどで活躍した走力を活かしてリードを保つ。石田唯を交わした小林あかりが一時は差を詰めつつも、渡部はパワフルかつ手堅い走りで終始リードを保ち、逆に終盤は差を広げ、18秒の差を持って初日同様に独走のフィニッシュへ。手放しが苦手のため昨日は控えめだったウィニングポーズも2日めは両手を挙げて歓喜のポーズでフィニッシュ。
2位小林、3位石田と続き、表彰台はday1とまったく同じ顔ぶれとなった。完走者は10名だった。渡部は「昨日とはまったく路面コンディションが異なっていた。泥区間はバイクを担いでいくことは決めていて、それが良かった。今日も自分の走りができました」とコメント。
UCI Men Eliteは日が傾きかける14:55スタート。昨日のレースで昇格した選手と招待選手らを加えて98人でのスタート。
昨日も鮮烈な走りを見せた柚木伸元(日本大学)を先頭に一団となって第1コーナーに突入。大集団後方は渋滞を経て牧場のフィールドへと飛び出していく。好天の状況に観客も昨日より多く、華のある雰囲気に。
ファーストラップ後半、メイン会場には昨日覇者の織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)を先頭とした6人のパックが後方に差をつけてシケインへ。30cmを超える板が2枚並ぶこのシケインでのファーストラップのバニーホップ争いは沢田が先頭で突入し、以下続く選手たちが次々と飛び跳ねていく様子に観客から歓声が上がる。
沢田時(宇都宮ブリッツェン)がリードし、織田聖と柚木伸元(日本大学)、そして副島達海(大阪産業大学)が続き4人が少し抜け出し、昨日の上位選手による先頭争いに。
2周目のシケインで織田がアタックすると沢田にメカトラ発生、ピットインを強いられることに。副島が少し遅れ、織田と柚木の2人パックに。
織田は柚木をふるい落とすと単独トップに。リカバリーした沢田は2番手を行く柚木に追いつき、ファイルラップまで柚木と2位争いを展開することとなった。4位に竹之内悠(slash Cinelli - Vision)がつけ、5位争いのバトルを副島達海(大阪産業大学)と鈴木来人(OnebyESU-ICV)の2人が繰り広げる展開に。
大きなリードを保つ織田は、泥区間でスリップして転倒するが後続に追いつかれるほどのタイムロスもなく、そのままトップでフィニッシュ。2日間連続でナショナルジャージを着ての勝利、そしてレースのメインスポンサーとなった「弱虫ペダル」のロゴを指さしつつ、織田は歓喜のフィニッシュ。
舗装区間でアタックする沢田。シケインやキャニオンでのバニーホップやジャンプを華麗にキメる柚木。お互い得意なポイントで差をつけようとバトルを繰り広げる2位争いの2人のバトルは結局もつれ合ったまま最終ラップへ。最終9周回めの終盤でパワー区間で柚木を僅かに引き離した沢田が2位となった。3位に柚木が入り、男子レース表彰台も2日間同じ顔ぶれに。
4位に竹之内、5位には足を攣らせた鈴木来人を引き離すことに成功した副島達海が入った。完走者はday1より2人多い16名だった。
2日間連続の独走勝利。そして2021、2022年も野辺山クロスのUCI男子エリートで勝利している織田聖は、これでUCIレース3連覇を達成したことになる。連戦・連勝の負け知らずで、その走りにはもはや安定感を感じる。
織田は「弱虫ペダルジャージを着て2日間とも勝利できて嬉しい。このジャージを着ることに毎年プレッシャーを感じるんですが、今年は日本チャンピオンジャージとなったことで、そのプレッシャーがますます大きなものになっています。でも、なんとか勝てて嬉しいです」とコメント。表彰式で受け取ったカウベルにサインをすると、弱虫ペダル作者の渡辺航先生にプレゼントした。
今年が最後? 来年の開催は「約束できない」という不透明な見通し
13回目の開催を終え、今年が最後の開催になるとも言われる野辺山シクロクロス。初回からの大会立ち上げ人&オルガナイザーの矢野大介さん(元ラファ・ジャパン代表)のラファ離脱(退職)に伴い、去年の大会を最後にラファがスポンサードする大会ではなくなってしまったことが大きな理由だ。
もともと昨年の大会も「開催はこれが最後」と言われていたが、今年も開催にこぎつけられた。しかしそれは幸いにして矢野さんに時間があったため。そして元ラファのスタッフたちが大会に全面協力できたため。矢野さんはつい先日よりブロンプトン・ジャパンのカントリーマネジャーに就任し、現在は野辺山と東京の2拠点生活で多忙を極めているため、来年度も今年と同じ体制で開催できることはまず無い。
滝沢牧場のオーナー、滝沢さんは言う。「今年も盛大に開催できたことに感謝しているこの大会ですが、来年のことはわかりません。開催の裏には実行委員の皆さんの多大な努力があります。地元の商工会と、矢野大介さんとその仲間たちが手を組んで、ここまで、そして13回大会も開催することができた。来年のことは、今はわかりません。来年は来年のことです」。
矢野さんは言う。「これが”最後”と言い切ることはしていないけど、何も約束することができない状態なんです。仕事もあるので僕がメインでは関われないのは確かです。誰かが引き継いでくれるのか、カタチを変えてでも開催できるかは、今はわからないです。地元の人たちの高齢化もあるし、若い力が次々出てくる地域でもない。でも南牧村商工会の人たちは大会開催に大きな喜びを感じてくれています。
全国から参加があるイベントの魅力を地元の人たちも感じてくれており、滝沢さんはじめ『何らかの形で続けたい』という願いはあります。良い大会だけに、他の大会の主催関係者でも手伝いたいという人は多いんです。
13年間続けてこれたこと、そして場所も特別。選手たちも『この野辺山シクロクロスだけは出たい』『家族で行きたい』と言ってくれます。それはすごい財産で、誇りですね。でもスポンサーも必要だし、早め早めに動くことができれば、来年もなんとかなるかもしれない。でも、今は何も約束することはできません」。
この魅力ある野辺山シクロクロスの未来はいったいどうなるのか、現段階では目処が見えない。来年の開催に向け、もし協力したいという人やスポンサーをつとめたいという企業があれば、早めのアクションをお願いしたい。
弱虫ペダル Supercross NOBEYAMA2023 day2 UCIレースの上位リザルト
UCI Men Elite | ||
1位 | 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) | 1:03:19 |
2位 | 沢田時(宇都宮ブリッツェン) | 1:03:39 |
3位 | 柚木伸元(日本大学) | 1:03:42 |
4位 | 竹之内悠(slash Cinelli - Vision) | 1:04:07 |
5位 | 副島達海(大阪産業大学) | 1:04:34 |
6位 | 鈴木来人(OnebyESU-ICV)1:05:05 | |
UCI Women Elite | ||
1位 | 渡部春雅(明治大学) | 48:31 |
2位 | 小林あかり(弱虫ペダルサイクリングチーム) | +0:18 |
3位 | 石田唯 | +1:26 |
4位 | 大蔵こころ(早稲田大学) | +2:48 |
5位 | 日吉愛華(Teamまるいち) | +3:54 |
6位 | 西原夕華(北桑田高校) | +4:59 |
UCI Men Junior | ||
1位 | 野嵜然新(弱虫ペダルサイクリングチーム) | 40:54.0 |
2位 | 成田光志(学校法人石川高等学校) | +0:10 |
3位 | 自檀地一(奈良県立榛生昇陽高校) | +1:22 |
4位 | 田島綾人(SNEL) | +1:47 |
5位 | 松井颯良(Sonic-Racing) | +2:18 |
6位 | 谷畑希一(北桑田高校) | +2:40 |
一般レースおよびイベント全体の模様レポートは追って掲載します。
text&photo:Makoto AYANO
text&photo:Makoto AYANO
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