2023/11/17(金) - 01:53
11月16日、伊豆ベロドロームで「2023ジャパントラックカップ」が開幕した。初日はオムニアム、マディソン、スプリント、ケイリンと、パラサイクリングのタイムトライアル系種目が行われた。
ジャパントラックカップは、国内唯一のUCIクラス1(CL1)として開催されるトラック競技の国際大会。今年は11月16日が「ジャパントラックカップⅠ」、11月17日と18日が「ジャパントラックカップⅡ」として、伊豆ベロドロームを舞台にふたつの大会を連続する形で3日間にわたり開催される。
出場するのは、香港、インドネシア、アメリカ、カナダ、ニュージーランドなど7つの国と地域から来日した選手と、日本のナショナルチームやチームブリヂストンサイクリング、大学生、パラサイクリングの選手が出場する。
中距離種目 男子はチームブリヂストンサイクリングが他を圧倒
男子オムニアムは出場19名中8名を占めるチームブリヂストンサイクリングが各種目でレースを主導。スクラッチ、テンポレース、エリミネイションを終えての順位は、1位兒島直樹、2位窪木一茂、3位橋本英也、4位今村駿介と、チームブリヂストンサイクリング同士の争いに。最後のポイントレース前半は橋本、兒島、今村の争いとなったが、後半に単独で先行した窪木が得点を重ね、ラップポイントも獲得。さらに得点が倍になるフィニッシュで1位となり、逆転優勝を決めた。
男子マディソンも、チームブリヂストンサイクリング4チームの争いとなった。窪木と兒島が組むチームブリヂストンサイクリング1が2位以下にダブルスコア以上の差をつけて圧倒。窪木はこの大会2冠を達成した。
女子オムニアムは、この種目の東京五輪銀メダリストの梶原悠未(TeamYumi)が各種目で首位を取り、内野艶和、垣田真穂(チーム楽天Kドリームス)らの追撃を振り切って優勝した。
女子マディソンはアジア大会優勝コンビの内野艶和と垣田真穂(チーム楽天Kドリームス)が、2回のラップポイントを含む81ポイントを獲得して他を圧倒した。
短距離種目 男女全日本チャンピオンが2冠達成
男子スプリントは200mフライングタイムトライアルの予選1位太田海也(チーム楽天Kドリームス)と、2位中野慎詞(日本ナショナルチーム)が決勝まで勝ち進み対戦。太田が2本連取で優勝を決めた。太田はケイリンでも優勝し、この大会での2冠を達成した。
女子スプリントは佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス)と太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング)の対戦となり、佐藤が優勝。ケイリンも佐藤と太田の争いを佐藤が制して2冠を達成した。
パラサイクリング
text&photo:Satoru Kato
ジャパントラックカップは、国内唯一のUCIクラス1(CL1)として開催されるトラック競技の国際大会。今年は11月16日が「ジャパントラックカップⅠ」、11月17日と18日が「ジャパントラックカップⅡ」として、伊豆ベロドロームを舞台にふたつの大会を連続する形で3日間にわたり開催される。
出場するのは、香港、インドネシア、アメリカ、カナダ、ニュージーランドなど7つの国と地域から来日した選手と、日本のナショナルチームやチームブリヂストンサイクリング、大学生、パラサイクリングの選手が出場する。
中距離種目 男子はチームブリヂストンサイクリングが他を圧倒
男子オムニアムは出場19名中8名を占めるチームブリヂストンサイクリングが各種目でレースを主導。スクラッチ、テンポレース、エリミネイションを終えての順位は、1位兒島直樹、2位窪木一茂、3位橋本英也、4位今村駿介と、チームブリヂストンサイクリング同士の争いに。最後のポイントレース前半は橋本、兒島、今村の争いとなったが、後半に単独で先行した窪木が得点を重ね、ラップポイントも獲得。さらに得点が倍になるフィニッシュで1位となり、逆転優勝を決めた。
男子マディソンも、チームブリヂストンサイクリング4チームの争いとなった。窪木と兒島が組むチームブリヂストンサイクリング1が2位以下にダブルスコア以上の差をつけて圧倒。窪木はこの大会2冠を達成した。
女子オムニアムは、この種目の東京五輪銀メダリストの梶原悠未(TeamYumi)が各種目で首位を取り、内野艶和、垣田真穂(チーム楽天Kドリームス)らの追撃を振り切って優勝した。
女子マディソンはアジア大会優勝コンビの内野艶和と垣田真穂(チーム楽天Kドリームス)が、2回のラップポイントを含む81ポイントを獲得して他を圧倒した。
短距離種目 男女全日本チャンピオンが2冠達成
男子スプリントは200mフライングタイムトライアルの予選1位太田海也(チーム楽天Kドリームス)と、2位中野慎詞(日本ナショナルチーム)が決勝まで勝ち進み対戦。太田が2本連取で優勝を決めた。太田はケイリンでも優勝し、この大会での2冠を達成した。
女子スプリントは佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス)と太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング)の対戦となり、佐藤が優勝。ケイリンも佐藤と太田の争いを佐藤が制して2冠を達成した。
パラサイクリング
text&photo:Satoru Kato
ジャパントラックカップⅠ スプリント 結果
男子 | 女子 | |
---|---|---|
1位 | 太田海也(チーム楽天Kドリームス) | 佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス) |
2位 | 中野慎詞(日本ナショナルチーム) | 太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング) |
3位 | 小原佑太(チーム楽天Kドリームス) | 梅川風子(チーム楽天Kドリームス) |
4位 | 山﨑賢人(日本ナショナルチーム) | 酒井亜樹(日本ナショナルチーム) |
5位 | 三神遼矢(日本大学) | 久米 詩(KPCA) |
6位 | トゥ・チャクハイ(香港) | 小原乃亜(八戸学院大学) |
7位 | 阿部英斗(JJIK) | ヨン・チョーユー(香港) |
8位 | 中石 湊(JIK) | イン・ジーウィン(香港) |
ジャパントラックカップⅠ ケイリン結果
男子 | 女子 | |
---|---|---|
1位 | 太田海也(チーム楽天Kドリームス) | 佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス) |
2位 | 中野慎詞(日本ナショナルチーム) | 太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング) |
3位 | 森田一郎(JIK) | 梅川風子(チーム楽天Kドリームス0 |
4位 | 小原佑太(チーム楽天Kドリームス) | 久米 詩(JPCA) |
5位 | 三神遼矢(日本大学) | イン・ジーウィン(香港) |
6位 | ヤン・スンホー(香港) | ヨン・チョーユー(香港) |
ジャパントラックカップⅠ オムニアム 結果
男子 | 女子 | |||
---|---|---|---|---|
1位 | 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) | 155p | 梶原悠未(Team Yumi) | 174p |
2位 | 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング) | 142p | 内野艶和(チーム楽天Kドリームス) | 151p |
3位 | グラン・ケンヅ( )129p | 垣田真穂(チーム楽天Kドリームス) | 141p | |
4位 | 橋本英也(チームブリヂストンサイクリング) | 128p | 池田瑞紀(チーム楽天Kドリームス) | 104p |
5位 | 山本哲央(チームブリヂストンサイクリング) | 122p | リー・ジーウィン(香港) | 102p |
6位 | 兒島直樹(チームブリヂストンサイクリング) | 117p | 岡本美咲(日本ナショナルチーム) | 89p |
ジャパントラックカップⅠ マディソン 結果
男子 | ||
1位 | チームブリヂストンサイクリング1(窪木、兒島) | 57p |
2位 | チームブリヂストンサイクリング3(橋本、山本) | 27p |
3位 | チームブリヂストンサイクリング4(今村、岡本) | 25p |
女子 | ||
1位 | チーム楽天Kドリームス(垣田、内野) | 81p |
2位 | 日本ナショナルチーム1(梶原、池田) | 49p |
3位 | 香港(リー、ヤン) | 36p |
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